新井氏:
お互いがぶつかり合った際にどう動くかという部分を変更しています。これまでだと丸いものが接触したようにヌルっとスムーズにすれ違っていたのが,ライバルにぶつけて進路をこじ開けたり,押しのけたり,相手の走りを乱したりできるんです。
下位の車が追いつきやすくなる「後方車ブースト」も,4人店内対戦用に調整をし直しています。同じ「頭文字D THE ARCADE」でも,2人対戦と4人店内対戦で味付けが違っていますので,ぜひ遊んでみてほしいですね。
新井氏:
今のゲームセンターには特定タイトルを目当てに来店されるコア層が多いですが,「頭文字D ARCADE STAGE」シリーズは,休日にAimeカードを使わないお客様が多く遊ばれる,常に新陳代謝が行われているタイトルなんです。
まずはこのゲームからゲームセンターに興味を持っていただき,4人対戦をきっかけにAimeカードを買っていただく。そして,「頭文字D THE ARCADE」では翌日や来週にも店舗に足を運んでいただけるような施策を用意していきたいと思っています。Aimeカードがあれば初回プレイが無料になるタイトルもありますし,他社さんのゲームをプレイするときにも使えます。本作をきっかけにゲームセンターのいろいろなゲームを遊んでもらって定着してもらいたいですね。
そうした意味では,「頭文字D THE ARCADE」の役割は“ゲームセンター用のICカードを持っていない人にAimeカードを買っていただく”ことにあるのかもしれません。
4Gamer:
なるほど。海外への展開予定もあるのでしょうか。
新井氏:
はい。特にアジア圏で「頭文字D」は,香港で2005年に公開された実写映画版の影響で 「ジェイ・チョウが出演したカーアクション映画」として一般的に知られているんです。
「頭文字D ARCADE STAGE」シリーズも長く展開しており,定番のゲームとして定着しているので,今回の「頭文字D THE ARCADE」も海外のプレイヤーさんから「うちの国ではまだ来ないんですか」と質問をいただいています。お待たせして申し訳ないですが,今年の夏ごろまでお待ちいただければと思います。
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