「Medieval Dynasty」が正式リリース。中世ヨーロッパを舞台にしたオープンワールド型RPGの要素を持つ国家建設シム

　Toplitz Productionsは，ポーランドのRender Cubeが1年ほどにわたってアーリーアクセスを続けてきた国家建設シム「Medieval Dynasty」が，2021年9月23日にv1.0にアップデートされたことを受けて，日本語対応で正式リリースした。

Steamの「Medieval Dynasty」ストアページ

　「Medieval Dynasty」は，中世ヨーロッパの原野を開拓していくゲームだ。プレイヤーは，狩りをしたり，近辺の集落と交易をしたりしながら，農業や家畜，工業などのスキルを徐々に獲得し，クマやオオカミなどの野生生物や盗賊たちと戦いながら，家族を増やして法治された王国作りを目指していくことになる。


　一般的な国家建築シムのイメージとは異なり，プレイヤーキャラクターの視点で広大な3Dワールドを自由に動き回りながらプレイしていくリアル系シミュレーションゲームとなっている。


　正式版のリリースをもって，18種類の家屋を建築でき，武器や工具，家具，そして衣類など60種に及ぶアイテムのクラフティングも可能になった。季節や昼夜のサイクルもあるため，冬が到来したら狩りや交易で空腹をしのぎ，人々が増えればそれだけ需要も高まるため税金で村を運営していくなど，リーダーとしてのスキルが試される。


　また，「Dynasty Reputation」という評判システムの評価に合わせてさまざまなイベントが発生し，やがては地域を束ねる王家との接触も起こるようになるといったストーリーミッションも用意される。ほかにも，探検ができる洞窟などインタラクティブな環境も登場するほか，サンドボックス型の自由気ままな村作りも行えるといったロールプレイが楽しめる作風になっている。


　「Medieval Dynasty」は，Steamストアページにてスタンダード版が20％オフ，アルティメット版が30％オフになるセールが10月1日までの期間限定で実施されている。インタフェースと字幕も日本語化されており，中世ヨーロッパでスローライフなコミュティ作りを楽しみたいという人は，この機会にプレイしてみるといいだろう。

「Medieval Dynasty」公式サイト