ラジコン飛行機を設計して，作って，飛ばして，対戦する「Kitbash Model Club」，マルチプレイモードを紹介するトレイラー公開

　ゲームパブリッシャのCurve Gamesは，Floating Origin Interactiveが開発するPC向けの新作ソフト「Kitbash Model Club」のマルチプレイモードを紹介する新たなトレイラーを公開した。

「Kitbash Model Club」公式サイト

　2024年にSteamでリリースされる予定の「Kitbash Model Club」は，美しいWirraway島を舞台にしたラジコン操縦シミュレータだ。2019年に「Balsa Model Flight Simulator」というタイトルで発表され，2020年にはアーリーアクセス版がリリースされたものの，Curve Gamesのパブリッシングが明らかにされ，2023年3月に「Kitbash Model Club」として再スタートを切った。


　ゲームを開発するFloating Origin Interactiveは，Felipe Falanghe（またの名をHarvesteR）氏によって設立されたスタジオ。Falanghe氏は，評価の高い宇宙開発シム「Kerbal Space Program」（2015年）のクリエイターを務めたあと，2016年に独立して，Floating Origin Interactiveを立ち上げた。


　「Kitbash Model Club」では，ボディやエンジン，バッテリー，タイヤなどのパーツを集めてラジコン飛行機や船，車を作り上げ，それらを実際に飛ばしたり走らせたりするゲームだ。翼を伸ばしたり縮めたりなど，デザインの自由度は非常に高いが，高度な航空力学に基づく物理エンジンが搭載されており，カッコいいからといって，必ずしも望んだ飛行が楽しめるとは限らない。

　さまざまなチャレンジに挑んだり，島の住民と交流したりするキャリアモードのほか，好きなものが作れるサンドボックスモード，そして今回紹介されたマルチプレイモードが用意されている。最大16人のプレイヤーが参加できるマルチプレイモードでは，ペイントボール銃を搭載したマシンで対戦したり，仲間と共にWirraway島を探索したりできるとのこと。実装されるシナリオエディタは，マルチプレイ向けのミッション作成をサポートしており，また，Steamワークショップにも対応する予定だ。日本語のサポートも発表されているので，続報にも期待しよう。