自作の飛行機で空を飛ぼう！　「Balsa Model Flight Simulator」が2020年夏にアーリーアクセス版をリリース

　カナダのバンクーバーに本拠を置くデベロッパFloating Origin Studiosは，The Irregular Corporationがパブリッシングを担当するPC向けのフライトシム「Balsa Model Flight Simulator」のアーリーアクセス版を，2020年夏にリリースすると発表した。

「Balsa Model Flight Simulator」公式サイト

　模型飛行機の材料としてよく使われる軽量木材“バルサ”がタイトルに入った「Balsa Model Flight Simulator」は，プレイヤーがさまざまな模型飛行機を自作して飛ばしてみるというゲーム。公開されたトレイラーを見ると，完成した飛行機は，ラジコンのように地上からプロポで操作するほか，パイロットの視点で飛ばせることも可能であるようだ。
　開発を行うFloating Origin Studiosを設立したのは，「Kerbal Space Program」の生みの親として知られるクリエイター，フェリペ・ファラネ（Felipe Falanghe）氏ということで，緑色のエイリアンは登場しないものの，物理シミュレーションに近いコンセプトを持つ本作の方向性が分かるはず。


　比較的自由に飛行機を作って飛ばせるようだが，一定の距離を飛行したり，お客を乗せて運んだりといったチャレンジも用意されており，キャンペーンをこなすことでゲーム内通貨が手に入り，より良いパーツが購入できるという仕組みだ。また，最大で16人のマルチプレイモードも実装されており，ペイントボールで撃ち合ったりできる。マルチに備えてスピードを重視したり，旋回半径を小さくしたりなど，思い思いの戦闘機を設計するのも面白そうだ。


　さらに，「Balsa Model Flight Simulator」はVR対応ヘッドマウントディスプレイを使用した機体の制作や操縦が行えるとのこと。すでにOculusのストアページがオープンしており，トレイラーが公開されている。