1C Entertainmentは2020年2月20日,イタリアのRuneHeadsが開発した一人称視点のRPG
「Conglomerate 451」(
PC /
Mac / Linux)を,Steam(
リンク)でリリースした。税込価格は2050円だが,本稿執筆時点ではスペシャルプロモーションで15%オフの1742円。日本語は非サポートとなっている。
Conglomerate 451の舞台は,利益だけを追い求める複合企業が国家を運営するというディストピア。プレイヤーは,犯罪が横行するスラム地区「セクション451」の秩序回復を任されたセキュリティ企業の社長だ。
プレイヤーは,雇用している特殊エージェントの中から3人のキャラクターを選んで,ダンジョン風の路地に潜入させる。そして彼らが持ち帰った物資や金銭を研究開発に投資し,新たに得たサイバーインプラントでエージェント達の人体改造を行っていく。
世界設定はいわゆるサイバーパックだが,そのゲームプレイは「ウィザードリィ」に代表される一人称視点の
ダンジョンRPGスタイルで進行する。マップはミッションごとに自動生成される仕組みだ。
エージェント達の情報はDNAバンクにセーブするというシステムとなっており,彼らがミッション中に死んだ時はもちろん,大怪我を負ったり,何らかのトラウマを抱えて“欠陥エージェント”になったりした場合でも,DNAを元に
容赦なく同じエージェントを再生してしまえる。こうしてエージェント達は徐々に経験値を得ながらDNAレベルを高めて変異し,さまざまな能力を得ていくのである。
Conglomerate 451には,ストーリーモードに加えて,
「エンドレスモード」も用意されており,コンテンツのバリエーションが心配ではあるものの,プレイヤーは無限にプレイし続けることも可能であるという。前述のとおり現時点では日本語に対応していないが,難解な科学用語を読み解きながらでもじっくりプレイするのもよさそうだ。