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[TGS 2019]ゲーム版と舞台版,2人のジョーカーが握手を交わした「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」スペシャルトークショウレポート
ステージには,本作に出演する声優陣として,主人公役を演じる福山 潤さん,「モルガナ」役の大谷育江さん,「大宅一子」役の内山夕実さん,「東郷一二三」役の磯村知美さんが出演。本稿では,その中で発表された新情報を中心に,ステージの模様をレポートする。
「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」公式サイト
ステージが始まると,さっそくゲストの福山さん,大谷さん,磯村さんが登場。来場者への挨拶もそこそこに,アトラスで本作のプロデューサーを務める和田和久氏を呼び込んだ。ということで,まずは和田さんを中心として3年の時を経て生まれ変わる本作の“ザ・ロイヤル”で追加される新要素について語られることに。
最初に触れられたのは,新たに追加された物語についてだ。
本作ではペルソナ5から多数のイベントが追加されており,福山さんによるとそのボリュームは「単純な追加のレベルじゃない」とのこと。また,こうしたボリュームアップに合わせてシステム全体のブラッシュアップが行われているため,ゼロから遊ぶ人でも問題なく楽しめるように工夫されているという。
新シナリオといえば,やはり気になるのは追加キャラクターと,それに伴って生まれる「コープ」の存在だろう。本作では,新たに怪盗団に加わる「芳澤かすみ」と,学校のカウンセラーとして登場する「丸喜拓人」が新たに登場する。
中でも丸喜はペルソナシリーズの中でも“先生”で“大人”という不穏な要素を含むキャラクターということで,色々な意味で疑いの目を持たれていた。しかし和田氏曰く,彼は「優しい人」らしい。真実はゲーム内で確かめるほかなさそうだ。
おおまかなゲーム内容を紹介し終えたところで,続いては本作のバトルに関わる新要素「チャレンジモード」に福山さんが挑戦することに。
チャレンジモードは,ベルベットルームで挑戦できる看守からの“更生プログラム”だ。通常のバトルとは異なり,チャレンジモード内に出現する敵は構成が決まっており,ハイスコアを目指して連戦を勝ち抜いていくことになる。また達成時に報酬がもらえる“お題”も設定されており,達成すればリワードが得られるという。
今回は選択可能な中でもとくに難しいレベル30への挑戦となったが,そこは前作を120時間プレイしたという福山さん。バトンタッチや弱点属性を含む全体攻撃などを駆使してガンガンスコアを伸ばしていく。最後には3つのお題をすべて達成したうえで,7万以上のスコアを叩き出してクリア。やりきった表情の福山さんは「いやぁ,いいリハビリになりましたよ」と語り,団長としての実力を示す結果となった。
実機プレイが行われた後には,スペシャルゲストとして舞台版ペルソナ5「PERSONA5 the Stage」のジョーカー役を務める,猪野広樹さんがステージに登場。ゲーム版ジョーカー(福山さん)と舞台版ジョーカー(猪野さん)が握手を交わす場面も見られた。
ちなみにペルソナシリーズは主人公の名前が決まっていないのが通例だが,猪野さんによると今回の舞台では公演ごとに来場者から名前を募集し,その日の名前を決める予定だという。非常に挑戦的な企画で,実際にどんな名前が採用されるのかも楽しみだ。
以上のトークをもって,今回のステージは終了となった。なお本ステージの模様はYouTube Liveで配信が行われており,後からでもアーカイブを見ることができる。現場の雰囲気や,詳細なトークの内容が気になる人は視聴してみてはいかがだろうか。
「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」公式サイト
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