スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,iOS向けパズルアドベンチャーゲーム「
Pavilion」を紹介する。
本作は買い切り型のアプリで,ダウンロード価格は480円(税込)
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本作の主人公は自動で前進する。ただし,暗い所には入れず,また鐘が鳴るとその方向に歩くといった特性があるのだ。プレイヤーは画面内のオブジェクトをタップすることで明かりを付けたり,鐘を鳴らしたりできるので,これらを利用して主人公をゴールまで導くのだ。
チュートリアルやゲーム内テキストは一切ない。ゲーム開始直後は,いったいなぜ主人公がこの場所にいるのか,そしてどこへ向かおうとしているのかも分からないのだ。ゲームを進めると,主人公のバックグラウンドストーリーなどに関係がありそうなアイテムも獲得でき,あれこれと想像を巡らせてしまうだろう。
ゲームの序盤は目に付いたギミックを片っ端から動かすと先に進めるが,次第にパズルゲームとしての手応えが増してくる。高難度のパズルと奇妙な世界観と相まった独特な味があるので,以下のムービーを見て興味を持ったらぜひ挑戦してほしい。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。