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市電が走る屋外会場が舞台となった「ぷよぷよファイナルズ SEASON5」鹿児島大会は大きな盛り上がりを見せ,10月の国体参加も視野に
今年で5回目となる「ぷよぷよファイナルズ」は,約4年ぶりの有観客で行われ,しかも会場は屋外の人通りのあるイベントスペースという,同大会としては初めてのシチュエーションにて実施となった。
大会の詳細については別途レポート記事をお送りしているのでそちらを確認していただきたい。
「ぷよぷよeスポーツ」公式サイト
プロ選手12人が鹿児島に集結。「ぷよぷよファイナルズ SEASON5」最終決戦は記録的な大連鎖も飛び出す熱戦を展開!
「ぷよぷよ」の公式プロ大会SEASON5を締めくくる「ぷよぷよファイナルズ SEASON5」が,2023年3月4日に鹿児島にて開催された。2022年度シーズンを戦ってきたプロ選手12名が雌雄を決する最終決戦は,史上最高と言える盛り上がりを見せた。
会場となったセンテラススクエアは,鹿児島市の繁華街・天文館の,市電が走るストリート沿いにある複合施設・センテラス天文館のイベントスペースだ。会場には当日朝から「ぷよぷよeスポーツ」と「ぷよぷよテトリス」の試遊コーナーが設置され,観戦に訪れたファンや,繁華街を歩く家族連れなどがゲームを楽しんでいた。また,同じ九州の宮崎を活動拠点とするプロプレイヤー,oka選手に挑戦するコーナーなども設けられ,地元ファンと交流する様子も見られた。
鹿児島は「ぷよぷよ」シリーズ総合プロデューサー,細山田水紀氏の出身地であり,地元を盛り上げるために鹿児島での大会を実施したかったのだという。ちなみにこの大会の様子は,鹿児島の地元メディアでも放送されたそうだ。
また,同じ会場内のホールでは,小中学生を対象とした「ぷよぷよプログラミング」講座を実施していた。プログラミング学習環境「Monaca Education」で「ぷよぷよ」のプログラミング学習ができる教材を使用し,約90分の講座が開かれた。講師は「ぷよぷよ」プロプレイヤーのMGR氏が務める。
大会は,「こちら」の記事でお伝えしている通り,プロ12人による熾烈なリーグ戦が展開された。
会場には試合の模様が配信されるメインステージとともに,並行して試合を行う2つのブースが用意されていた。試合に挑むプロプレイヤーの様子を間近で観戦できるという,屋外ならではのライブ感あふれる会場だ。残念ながらブースでの試合は配信されておらず,その内容は現地でなければわからなかったのだが,試合の録画は行われていたようだ。何らかの形で配信されることに期待しよう。
当日は天気が良く,最高気温は16度と比較的暖かかった。それでも使い捨てカイロで手を温める選手も見られ,吹きさらしの環境は多少なり影響があったようだ。
イベント会場は繁華街の入口にあったため,通りすがりの人々が足を止めて大会を眺めていた。その宣伝効果は大きかったようで,100席ほど設けられた客席は常に人で埋まっており,時間によっては立ち見も出るほど盛況だった。
2020年に行われる予定だった「燃ゆる感動かごしま国体」の特別大会が,今年10月に開催されることが決定している。その文化プログラムに「ぷよぷよ」の参加が予想されるところだが,今大会は前哨戦としては大成功と言えるもので,屋外イベント開催の手応えも掴めたはず。今後の大会運営にも注目したい。
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