“手術シム”で知られるBossa Studios，爆発事故の起きた博物館からの脱出を図るアドベンチャー「The Bradwell Conspiracy」を発表

　手術シムこと「Surgeon Simulator」で話題となったイギリスのスタジオ・Bossa Studios。同スタジオが，A Brave Planが開発するPC向け一人称視点型アドベンチャー「The Bradwell Conspiracy」を発表し，合わせてティザートレイラーを公開した。


　The Bradwell Conspiracyは，2026年という近未来の世界を舞台としたタイトルだ。
　架空の電力会社・Bradwell Electronicsが，“世界を変える”という最新テクノロジー「クリーンウォーター・イニシアチブ」を夏至の日に合わせて発表する予定だったが，その会場となったストーンヘンジ博物館で招待客らを巻き込んだ大爆発が発生。生き残った主人公は，朦朧とした意識の中，目を覚ます。
　あたりには人々が忽然と姿を消したかのような風景が広がり，自分以外の生き残りであるアンバーという女性も閉ざされたドアの反対側に閉じこめられてしまっている。そんな状況の中で主人公は，ARヘッドマウントディスプレイを駆使しつつ彼女とコミュニケーションをとりつつ，脱出を試みるのである。


　「そもそも何が爆発を引き起こしたのか？」「電力会社は何を発表しようとしていたのか？」「ストーンヘンジの謎との因果関係は？」といったさまざまなミステリーを解き明かしていくことになると思われる本作。そもそもアンバーという人物も怪しい雰囲気で，本当に信頼がおけるのかどうかは分からない。電力と水，そしてストーンヘンジはあまり関係ないようだが，どのような展開となるのかが気になるところである。

　現時点で発売予定日などのアナウンスは行われおらず，Steamのストアページには「Coming Soon」とだけ表示されている。
　今回の発表はおそらく，シアトルで現地時間の8月31日から9月3日にかけて開催されるPAX Westに合わせたものだろう。さらなる情報公開に期待しておこう。

Steamの「The Bradwell Conspiracy」ストアページ

「The Bradwell Conspiracy」公式サイト（英語）