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「映画 賭ケグルイ」や「ドラえもん」を題材としたゲームを展開。「LINE GAME・LINE QUICK GAME 2019年上半期新タイトル発表会」の模様をレポート
この発表会では,LINE QUICK GAMEにて「『映画 賭ケグルイ』【GAME】」が期間限定で近日配信されることや,LINE GAMEにて2019年内に「ドラえもん」のIPを用いたゲームが配信される予定であることなどがアナウンスされた。
実際の進行順とは異なるが,会場で発表された新タイトル「『映画 賭ケグルイ』【GAME】」からお伝えしよう。
本作は,5月3日に劇場公開される「映画 賭ケグルイ」の劇中オリジナルゲーム「デュアルクラッシュ・ポーカー」を,LINEのトーク画面上で遊べるようにしたものだ。
このゲームは,2対2で戦うチーム戦のカードゲームで,各プレイヤーにトランプの1〜7とジョーカーの8枚のカードが配布される。
ルールはシンプルで,4人の中でもっとも大きな数字のカードを出したプレイヤーが,各ラウンドの勝者となる。またジョーカーは,出したプレイヤーが1〜7を任意に指定できる。
ただし,場に同じ数字のカード(ジョーカーを含む)を出したプレイヤーが複数いた場合には,たとえ一番大きな数字を出したとしても負けが確定し,次に大きなカードを出したプレイヤーがそのラウンドの勝者になる。なお,1度使ったカードはその後のラウンドでは使用できず,合計で4ラウンド先取したを制したチームほうが最終的な勝者となる。
したがって,相手チームがどのラウンドで強いカードを出すかという読み合いや,ジョーカーをどこで使うかといった戦術が勝利のカギとなる。
前述したとおり,本作はLINEのトーク画面上で同じグループにいるプレイヤー4人で対戦する。そのため,グループ内のほかのメンバーがプレイを観戦したり,応援メッセージやスタンプを送ったりすることも可能となっており,かなりの盛り上がりが期待できそうだ。
続いてお伝えするのは,LINE GAMEで配信される新作タイトルについてだ。
「LINE シェフ」(iOS / Android)は,LINEの人気キャラ・ブラウンが,次々にやってくる客にさまざまな料理を作って提供していクッキングゲームで,5月末にリリースされる予定とのこと。
会場では,不二家のマスコットキャラ「ペコちゃん」とのコラボレーションが決定したことも発表された。
「LINE ハローBT21」(iOS / Android)は,LINE FRIENDSとアーティスト・BTSのコラボによって生まれたキャラクター「BT21」をフィーチャーしたパズルゲーム。キャラクターと親密度を高めてコミュニケーションを楽しむ要素もある。こちらは6月下旬に配信予定だ。
「LINE ゴッタマゼイヤー」(iOS / Android)は,16対16でプレイするリアルタイム対戦アクション。多人数対戦はLINEで初の試みとのことで,今夏に配信される予定とのこと。
最後に発表されたのは,「ドラえもん」のIPを使ったタイトル。会場では,2019年内に配信予定であることや,ドラえもんのキャラクターが本作向けにアレンジされた姿で登場すること,開発に韓国のKakao Gamesが携わっていることがアナウンスされた。ゲームシステムなど,詳細については続報に期待したい。
「LINE GAME」にて「ドラえもん」を題材としたゲームアプリが発表に。韓国のKakao Gamesが開発・運営に参画し,2019年内のリリースを予定
LINEは本日(2019年4月23日),同社が運営する「LINE GAME」において,「ドラえもん」を題材としたゲームアプリを発表した。また,本作の開発・運営には韓国のKakao Gamesが参画することも明らかになっている。リリースは日本国内に向けて2019年内を予定。
LINE 執行役員/ゲーム事業本部長の奥井麻矢氏は,2018年にLINE GAMEの既存タイトルの盛り上げや新タイトルの配信に加え,6月にはゲームソリューションの展開開始,9月にはLINE QUICK GAMEの正式オープンを行ったことを紹介した。
現在,LINE GAMEおよびLINE QUICK GAMEにて配信されているタイトルは合計31タイトルになるという。なお,LINEが広く使われている国や地域では,LINE GAME向けタイトルも人気で,全世界累計8億ダウンロードを超えているとのこと。
そうしたLINE GAMEのユーザー層は,男女比でいうと女性がやや多いとのこと。年齢層は10〜20代が中心だが,30〜50代のボリュームもほかのゲームプラットフォームより多い傾向にあるという。
職業別で見ると,学生や会社員を中心にさまざまな人が遊んでいることが分かる。奥井氏によると,これらの数字はタイトルによって少々比率が異なるとのことだ。
奥井氏は,LINE GAMEがカジュアルゲームのNo.1パブリッシャである理由を,「シンプルなゲーム体験」「友だちと遊べる仕組み」「パートナー協業」というコンセプトを続けているからであるとした。
そして2019年は,既存領域であるLINE GAMEのカジュアルゲームに加え,ミッドコアゲームの強化と,2018年に開始したゲームソリューション事業およびLINE QUICK GAMEに注力していくと述べた。
また,LINEのコミュニティが持つ「お互いに顔を知っている」という特徴も,口コミでゲームを勧めやすい,勧められたゲームを遊んで見たくなりやすいという部分に貢献しているとのこと。
LINE QUICK GAMEで配信されているゲームは現在13タイトルと少なめだが,中田氏によるとジャンルや継続率の高さ,友達同士で遊ぶことに適しているかなどを基準に選定しているという。
そんなLINE QUICK GAMEの累計登録者数は,ほぼプロモーションなしの状態で,現在480万人に上る。ユーザー層の特徴は,年齢では15〜24歳が極めて多く,男女比では女性が60%を超えるという。登録したきっかけは,友達からの招待が80%におよんでいる。
LINE QUICK GAMEで配信されているタイトルのひとつ「LINEで発見!! たまごっち」は,女子中高生の間で人気だという |
4月19日に配信が発表されたタイトルも紹介された |
現在,LINE連携を導入しているタイトルには「荒野行動-Knives Out-」(iOS / Android)や「Identity V」(iOS / Android)が挙げられるが,本発表会ではコロプラの「ディズニー ツムツムランド」(iOS / Android)やSupercellの「ブロスタ」(iOS / Android)でもLINE連携が可能になったことが紹介された。佐々木氏によると,今後もLINE連携を導入するタイトルは増えていく予定とのこと。
佐々木氏は,「一度ゲーム内コミュニティが確立すれば,プレイヤーの離脱率は一気に下がる」「盛り上がっているコミュニティには人が集まってくる傾向がある」とし,LINE連携はそうしたコミュニティの形成に有効であるとアピールしていた。
発表会の最後には,奥井氏が「今後もLINEのゲーム事業を発展させ,ゲームを通した新しい体験と新しいコミュニケーションを楽しんでいただけるよう尽力していく」と意気込みを語っていた。
LINE公式サイト
「LINE QUICK GAME」公式サイト
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