イベント
「LINE QUICK GAME」メディア先行体験をレポート。簡単なのにハマる多彩なゲームがリリース
「LINE QUICK GAME」は,コミュニケーションアプリ「LINE」上でプレイできる新たなゲームサービスだ。9月中旬の正式オープンに先駆け,7月30日から4タイトルを先行で遊べるテストサービスが開始。パズルゲームやシューティングゲームをはじめ,チャットを活用したシナリオゲームなども予定されている。
先行タイトルは「にゃんこ大戦争」でおなじみの“キモかわいいキャラクター”達が登場するシューティングゲーム「にゃんこ防衛軍」,全問に解説のついたクイズゲーム「LINE みんなでクイズ(β版)」,“ブロック崩し”と“バブルシューター”を合わせたようなシンプルなカジュアルゲーム「Dino Ballz(ディノ ボールズ)」,ユニークな演出で盛り上がるポップなデザインとなった「LINE 今日のナンプレ」の4種類。なお8月13日にはGREEの「釣り★スタ QUICK」,9月3日にはGREEの「探検ドリランド ブレイブハンターズ」が配信開始となっている。
8月28日20:00時点での「LINE QUICK GAME」登録者数は55万6417人とのこと。9月3日にはWright Flyer Studiosの新作ダンジョンRPG「探検ドリランド ブレイブハンターズ」がリリース,9月10日には3Dで楽しめるバトルロイヤルゲーム「Jetpack Bandits(ジェットパック バンディッツ))」(※オープンベータテスト),9月中旬には携帯型育成玩具“たまごっち”を題材にした「LINEで発見!! たまごっち」の順で新たなタイトルが続々と登場予定だ。
10月以降にはネットワークミステリーのチャット型シナリオゲーム「koToro_(コトロ)」を展開し,2018年内に約10タイトル追加を目標に進行中だそうだ。さらに提供機能の追加など「LINE QUICK GAME」のアップデートも順次行われる。
お馴染みのキャラクターも登場する本格ダンジョンRPG
「探検ドリランド ブレイブハンターズ」
それでは,さっそくプレイできたタイトルを紹介していこう。「探検ドリランド ブレイブハンターズ」は,神秘的な森や火山の遺跡,天空に浮かぶ王国などを冒険するダンジョン探索型のRPGだ。GREEの「探検ドリランド」と同様のキャラクターが登場するものの,デザインはまったく異なるゲームとなっている。
立体的に描かれたダンジョンをスワイプ操作で進み,ボスを発見してクリアするというのが基本的な遊び方。フロアの配置は挑むたびに変化し,ダンジョン内には鍵のついた扉や回復ポイント,宝箱などのギミックが用意されている。
バトルはオートで,序盤は何もせずともサクサク進んでいく。敵のダメージを受けるとキャラクターの「スキル」のゲージが蓄積され,「タップ」の表示が出たらスキルを発動できる。
敵にダメージを与える,味方の攻撃力や防御力をアップする,ボスの必殺技を遅延させる,体力を回復するなど,スキルの効果はさまざま。ダンジョンの難度は徐々に高くなっていくので,いかにスキルを駆使するかが重要となりそうだ。
ダンジョンのボスには体力ゲージの左側に「あと○○」という数字が表示されていて,これがゼロになると強力な攻撃を受けてしまう。そこで,このタイミングに合わせて味方のスキルどう使うか……といった戦略性のあるバトルも楽しめる。なめらかなアニメーションや臨場感あるサウンドによる迫力の演出も見どころだ。
リリース時点では,ほぼシングルプレイとなるが,LINEの友だちとメッセンジャーでシェアしながらコミュニケーションを取りつつ倒すレイドボスの実装も予定されている。どんなパーティを組んで挑むか,トークでワイワイ相談しながらプレイできる日を楽しみに待っていよう。
最大20人のバトルロイヤルを片手操作で楽しめる
アクションゲーム「Jetpack Bandits(ジェットパック バンディッツ)」
「Jetpack Bandits」(ジェットパック バンディッツ)は,最大20人でリアルタイム対戦できるバトルロイヤルゲームだ。プレイヤーは遠距離タイプの「RANGE」,防御力や体力が高い「HEAVY」,スピードの速い近距離タイプの「LIGHT」といった3種類の中からジョブを選び,制限時間3分以内に良い成績を残してリーグを上り詰めることが目的となる(OBT時はリーグ機能なし)。
操作キャラクターは常に正面に向かってオートで攻撃し続けているので,フィールド内を移動させながら上手く方向を変えてほかのプレイヤーキャラに攻撃を当てていこう。ジョブによって攻撃間隔や威力が異なり,スキルにはジョブ固有のものもある。
画面右上にはランキングが表示されていて,キル数によって変動していく。あとから加入したプレイヤーほど不利に思えるかもしれないが,制限時間が決まっているので先に遊んでいたプレイヤーは自然と抜けていく。そのため,戦闘不能にならないようにしていればいつのまにか上位になっていることもしばしば。
フィールドにあるクリスタルに近づくとステータスが上昇するほか,経験値が増える青い欠片アイテムや,体力が回復する赤いハートアイテムがあちこちに落ちている。ほかのプレイヤーを倒すと大量に経験値のアイテムを入手できるので,効率よくレベルを上げるなら積極的にキルを狙うほうがよさそうではある。
一見すると非常にシンプルだが,これがなかなか時間を忘れて燃えてしまう。例えば筆者の場合,最初は操作もおぼつかず負けっぱなしだったが,ある程度方向を狙えるようになるとキル数を稼げるようになって一気に楽しいと感じるようになった。
また,20人まで参加できると聞くと「20人がマッチングするまで待たないといけないのか?」と思うかもしれないが,すでにバトルが始まっていて空きのあるフィールドにどんどん参加していけるため待機時間はゼロに近い。マッチングを待つ時間もなく,制限時間も短いのでわずかな時間でも非常に遊びやすいのも魅力だ。
今回は最大人数の半分ほどでのバトルだったが,これが20人となるとかなり白熱しそうだという予感があった。そこまでアクションが得意でなくても1位という数字を拝めるチャンスがあるので,苦手意識のあるプレイヤーにも1度遊んでみてほしい。
なお,正式リリース版では,バトルのあとに手に入る宝箱からキャラクターを入手できるようになる。アップデートで協力プレイも追加される予定だ。OBTでは1ジョブに1体のみのキャラクターもジョブごとに3〜4体用意され,同じキャラクターを手に入れると強化されるそうだ。OBTを遊ぶと正式版で限定キャラクターやレアアイテムと交換できるチケットが入手できるので,まずはOBTへ参加してみよう。
友だち同士のコミュニケーションが広がる
「LINEで発見!! たまごっち」
「会話が広がる,結婚もできる」というキャッチフレーズで,携帯型育成玩具「たまごっち」を題材にした「LINEで発見!! たまごっち」。キュートな“たまごっち”を育成しながら,LINEの友だちのたまごっちをお世話したり,大人まで育てて結婚させたりしながら新しい“たまごっち”を育てよう。
特徴的なのが,LINE上の友だちを通じて行う「噂話」だ。例えば,育てている“たまごっち”がプレイヤーに対して「好きな飲み物は?」などと聞いてくる。ここで「○○が好き」と答えると,それを“たまごっち”が覚えて,友だちの“たまごっち”が遊びに来た時に「プレイヤーは○○が好きと言っていた」といったようなことを話すという仕組みになっている。
さらに気になるシステム「結婚」は,友だちの“たまごっち”に指輪というアイテムを使ってプロポーズを行うというもの。結婚するとすぐに新しい子供が生まれて世代交代が行われ,新しく生まれた“たまごっち”を育てていく。同じ“たまごっち”同士で結婚しても同じ子供が生まれるわけではないため,世代交代を繰り返してさまざまな“たまごっち”を育てるのも目的の1つだ。
家系図も用意されていて,誰が育てたたまごっちと結婚して生まれたのかということが一目で分かる。世代交代を繰り返すことで,少しずつレアな“たまごっち”が誕生しやすくなっていくようだ。リリース時は34キャラクターが登場し,既存のキャラがベースだが新たな“たまごっち”もいるので,探し出してみよう。
※画面は開発中のものです。
(C)BANDAI,WiZ (C)CoolGames (C)SundayToz Corp (C)Wright Flyer Studios (C)Game Closure Inc. &(C)PONOS Corp. All Rights Reserved. (C)LINE Corporation
- 関連タイトル:
LINE QUICK GAME
- この記事のURL: