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Forza Horizon 4公式サイトへ
  • 日本マイクロソフト
  • Playground Games
  • 発売日:2018/10/02
  • 価格:通常版:6900円(税抜)
    デラックス版:8241円(税抜)
    アルティメット版:1万900円(税抜)
    Steam版が2021年3月10日に配信
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「Forza Horizon 4」レビュー。移り変わる季節のなかで“まごうことなきイギリスの姿”が再現されている
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印刷2018/10/25 10:00

レビュー

「Forza Horizon 4」レビュー。移り変わる季節のなかで“まごうことなきイギリスの姿”が再現されている

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 2018年10月2日,日本マイクロソフトからレースゲームシリーズ最新作「Forza Horizon 4」PC / Xbox One)が発売された。近年ではPC(Windwos 10)でも楽しめるようになったForzaシリーズは,実在するサーキットの再現に重きを置いた硬派なシミュレータ系である「Forza Motorsport」と,気軽にドライビングを楽しめるカジュアルスタイルの「Forza Horizon」という2つのブランドが展開されている。

 毎回,ユニークなテーマを引っさげて登場するForza Horizonシリーズだが,今回は最新作をちょっと風変わりな楽しみ方に挑戦してみたので,ゲームの内容と合わせてレポートしよう。

「Forza Horizon 4」公式サイト



舞台はイギリスの地方都市。移り変わる季節の中でレースが楽しめる


 Forza Horizonシリーズのタイトルは,実在する地域をモチーフにして制作された「架空の都市」が舞台になっている。第1作「Forza Horizon」はアメリカのコロラド州,「Forza Horizon 2」はヨーロッパの地中海エリア,「Forza Horizon 3」はオーストラリアのゴールドコースト地方が舞台だったが,最新作はイギリスの地方都市が選択されている。イングランドとスコットランド,それぞれの「いいとこ取り」をしたような景観だ。
 ちなみにイギリスはモータースポーツの聖地の1つであり,国内には世界的に知られるサーキットもあるが,そうしたコースはForza Horizon 4に登場しない。

ゲームを進めていくと,このように立ち寄るべきレースイベントスポットや探索対象ポイントが増えていく
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 Forza Horizon 4の大きなフィーチャーとしては,「季節の移り変わり」が挙げられる。
 イギリスには日本と同じように四季の変化があり,プレイ中はゲーム世界の景観が変貌していく。現実のように徐々に草木が芽吹いたり,葉が少しずつ赤らんで紅葉の季節を迎えたりするのではなく,現実の1週間サイクルで季節ががらりと切り替わるメカニズムだ。
 季節が変わればゲーム世界で開催されるレースイベントも異なり,その季節の特色を活かした内容となる。例えば,冬は雪上レースや氷上ドリフトなどが各地で行われ,雨のシーズンには泥水がほとばしるダートレースが開催される。

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 こうしたForza Horizon4ならではの新要素があるものの,ゲームシステムは従来のシリーズ作品を踏襲している。今回もプレイヤーは,忽然と街に出現した天才ドライバーという設定だ。
 ゲームを始めると,まずはオープンワールド型RPGのようにキャラクターメイキングを行うことになる。ただ,顔や体型を自由に変えられるのではなく,いくつか用意されているプリセットデザインから好きなキャラクターを選ぶだけだ。とはいえ,衣服やドライビンググッズなどは多様なものがあるので,それなりに「自分だけの個性的な見た目」を表現することができる。

キャラクターメイキングの様子
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 天才ドライバーたるプレイヤーはストリートレースから戦っていくことなるが,これに勝っていくと,その腕を買われてさまざまなプロモーターからレースイベントへの招待が届く。こうしたイベントで優秀な成績を収めれば,賞金を元手に好きな車が買えるようになるといった具合だ。

賞金として与えられるゲーム内通貨はCR(クレジット)と表記されているが,米ドルに近い雰囲気がある
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賞金の使いみちはもちろん自由だが,特殊車両しか参加できないレースイベントもあるのでご利用は計画的に。日本車も多数収録されており,筆者のかつての愛車,マツダのRX-7(GF-FD3S)もあって感激! 
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 レースイベントにはメインストーリーの進行に関わるものもあれば,ストーリー進行とあまり関係のないミニゲーム風のものもある。お気に入りのレースに何度も挑戦して,記録更新を目指してもいいし,新しいレースイベントのアンロックに励み,メインストーリーを進めてもいい。広大なオープンワールドのイギリスの探索に没頭するのも楽しいだろう。要するに「遊び方はあなた次第」といったところだ。

 レースイベントのなかにはオンラインプレイに対応しているものもあり,こうしたレースはフレンドと一緒に楽しめる。なお,1人プレイ専用のレースイベントでもフレンドとのタイム差を確認できるので,フレンドに遅れをとっていると「これは負けられない!」と挑戦したくなることもある。
 そう,Forza Horizon 4はオンラインプレイの楽しみ方も「あなた次第」なのだ。

ゲームを進めていくと,自分の家をゲーム世界に購入することが可能に
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本格的なレースゲーム環境で遊んでみた


 今回,筆者は「せっかくプレイするならば」と,ちょっと凝った環境をセットアップしてみた。
 まずステアリングコントローラには,Mad Catz――Mad Catz Globalが展開しているブランドではなく,「今は亡き」と紹介する必要があるほうのMad Catzだ――の「Mad Catz Pro Racing Force Feedback Wheel and Pedals」を用意した。Xbox Oneの登場とほぼ同時期にリリースされたXbox One向けのステアリングコントローラで,日本では結構レアな製品だ。
 フォースフィードバック対応で,その力感はかなり強め。かなり手応えが感じられる。今回のレビューではPC版をプレイしているが,ドライバーのダウンロードやインストールは不要で,接続したらそのまま使えた。

今回使用したMad Catz Pro Racing Force Feedback Wheel and Pedals。私物なので使い込んだ感がある点はご了承いただきたい
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コントローラ関連の「設定」を確認すると,Forza Horizon 4のシステムからMadcatz Pro Racing Force Feedback Wheel and Pedalsが正常に認識されていることが分かる
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 そして,ステアリングコントローラの設置場所として「AP2 Racing Wheel Stand」を準備した。これは昨年末,「『グランツーリスモSPORT』を本格的にプレイするぞ」と意気込んで購入したものの,同時期に狙っていたPS4対応ステアリングコントローラが品切れだったため,そのままになっていたという次第。この機会にようやく組み立てることにしたのだ。

組み上がったAP2 Racing Wheel Stand。ディスプレイを置いている小型テーブルとパイプ椅子は,別途用意したものでスタンドには含まれない
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 この製品,細部のデザインが微妙違うのだが,型式から推察するに「AP2 Foldable Racing Wheel Stand」の同系製品だと思われる。詳細は「こちら」の記事に譲るが,ここでも簡単に紹介しておこう。
 AP2 Racing Wheel Standはいわゆるレーシング可動筐体ではなく,ステアリングコントローラとフットペダルコントローラを実際の車に近い位置関係に設置するための固定スタンドである。前述の記事が掲載された2013年当時の実勢価格は3万円となっているが,筆者は昨年,Amazon.co.jpにて約2万円で購入した。
 黒塗りになっているので写真では材質が分かりにくいが,スチール製で重量は約12kg。それなりに重い。しかし,重いことは悪いことではなく,ステアリングコントローラをねじるように回しても,フットペダルを蹴るよう押しても,終始しっかりと固定される。
 最近は,2万円前後でステアリングコントローラのスタンド製品がいろいろと出ているので,「テーブルや床などにうまく設置できない」あるいは「もう少しそれっぽい雰囲気でドライブを楽しみたい」と考えている人は,導入を検討してみるといいだろう。

 ディスプレイには49インチの「C49HG90」を活用した。これは,筆者の連載で取り上げたことがあるサムスンの製品で,アスペクト比が32:9という超横長ディスプレイである。
 湾曲型液晶パネルを採用した解像度は3840×1080ドット。つまり,27インチのフルHD(1920×1080ドット)を2画面,シームレスに横に並べて1枚のパネルにしたような形だ。

サムスンの「C49HG90」。4K画面を半分にしたようなイメージだ。解像度はフルHDの2画面分なので,ハイエンドクラスのGPUであればゲームプレイも現実的だろう(写真は連載 「【西川善司】『Far Cry 5』をFreeSyncでプレイするためのTIPS」より)
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 前述の連載ではFPSの「FarCry 5」を取り上げているが,レースゲームも超横長ディスプレイとの相性はいいはず。ちなみに,C49HG90はHDR表示に加えて,AMD独自のディスプレイ同期技術「FreeSync」にも対応している。Forza Horizon 4はちょうどHDR表示に対応しており,さらに60fpsを超えるハイフレームレートにも対応している。その点でも,おあつらえ向きだと言える。
 なお,FreeSyncを有効化してゲームをプレイするため,今回使用したPCには「Radeon RX Vega 64」搭載グラフィックスカードを差している。


Forza Horizon 4の設定指南


 続いて,PC版のForza Horizon 4を本格的な環境でプレイするための設定を紹介しよう。
 まずはディスプレイ関連の設定だが,アスペクト比32:9,3840×1080ドットの解像度であるC49HG90への対応は特別な手続きが不要。普通に起動して,「ビデオ」オプションの「解像度」を「3840×1080」に設定するだけだ。

「ビデオ」オプションの画面
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 フレームレートも確認しておこう。C49HG90はHDMI接続時に最大120fps,DisplayPort接続時に最大144fpsが選択できる。
 また,HDR対応ディスプレイ/テレビと接続している場合,HDRの有効化もお忘れなく。この項目が選べないときは,Windows 10の「ディスプレイ設定」にて「HDRとWCG」のスイッチがオンになっているかを確認しよう。

最近のPCゲームにはWindows 10側の設定にかかわらず,HDR出力が可能になるタイトルもある。しかし,Forza Horizon 4はWindows 10側の設定が,ゲーム側の設定と連動しているため,事前にチェックしておこう
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 なお,HDR対応ディスプレイ/テレビは機種によって,最大輝度が異なる。このあたりの調整は「HDR設定」で行う必要がある。

HDR設定に関連したキャリブレーション画面
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 それから細かいところになるが,ゲーム画面の端の見え方に違和感を覚えたら,「カメラのFOV設定」も調整したほうがいい。
 FOVとは「Field of View」の略で,意訳すれば画角のこと。この設定を大きくすると,広い範囲が描画されるが,画面端の歪みも大きくなる。アスペクト比が32:9や21:9といった超横長ディスプレイの場合,ついFOVの設定を大きくしたくなるが,筆者がいろいろと設定を変えて試した範囲では,デフォルトの設定が最も納得がいくものだった。広い範囲が描画されるとパノラマ感は増すのだが,最も重要な正面付近の視界が小さく描かれるようになり,遊びづらいのだ。
 以下,運転席視点でFOV最小値(40°),デフォルト値(48°),最大値(55°)に設定した場合のスクリーンショットを掲載する。

FOV最小値(40°)。助手席側のサイドミラーが見えない
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FOVデフォルト値(48°)。助手席側のサイドミラーが見えるようになった
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FOV最大値(55°)。助手席側のサイドミラーはもちろん,左の景色も少し見えるようになる。グラフィックスの見た目は一番いい感じだが,中央の視界が小さく描かれるのでゲームとしてはプレイしにくくなる
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実際のプレイフィールは?


 さて,実際に本格的な環境でプレイしてみたわけだが,AP2 Racing Wheel Standに括りつけたステアリングコントローラの操作性はまずまずといったところだ。運転操作をしているときの「ステアリングコントローラが動かない感」はとてもいい。
 ただ,ステアリングホイールが地面に対して直角に突き出るような位置関係であるため,ドライビングポジションがレーシングカー風になってしまう。市販車の場合,ステアリングはやや前方に倒れ気味のレイアウトになっているが,これがAP2 Racing Wheel Standでは再現できない。その点に少々不満が残った。
 とはいえ,AP2 Racing Wheel StandはF1のようなレーシングカーの雰囲気を再現するものだろうから,しょうがない部分だろう。ステアリングをやや寝かすということであれば,AP2 Racing Wheel Stand自体の手前側に数cmの厚みを持つブロックなどを敷いて,理想的な角度を付けるといいかもしれない。なかなかローテクだが。


 アスペクト比32:9のゲーム画面は大満足だ。HDR表現もちゃんとしていて,もともとリアルなForza Horizon 4のグラフィックスのリアリティが一層引き立つ。
 ただし,グラフィックスのあらゆるところからHDR表現が実感できるというわけではない。実際には車両のボディの照り返しやハイライト表現,さまざまな天候の空模様といったところからしか感じられないが,Forza Horizon 4というゲームのプレイ中に見えるグラフィックスはそれらがほとんどなので,不満はない。

上はHDR表現を有効に,下はHDRを表現を無効にしたスクリーンショットだ。保存形式の都合上,実際の画質より落ちてしまうため,参考程度にご覧いただきたいが,ボンネットに映り込んだ太陽のきらめき,高輝度に輝く雲にも表れている陰影といった点に注目してほしい
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 レース中の目まぐるしく動く視界も,ハイフレームレートとFreeSyncのおかげでよく見えるうえ,32:9の超横長画面は没入感が高い。筆者は主にステアリングが少し見切れるくらいのコクピット視点でプレイしているが,助手席の前方にあるグローブボックスよりもさらに外側まで見えるので,実車の運転時の視界に近い。横幅120cm程度のC49HG90は,実車の「サイズ感」と比べると小さくなるため,その内装表現には「ややミニチュア感」が漂うものの,Forza Horizon 4は内装もかなりリアルに作り込まれているので「乗っている気分」は十分に味わえる。
 以下のムービーはC49HG90で収録したものだ。HDRモードのゲームプレイをHDR非対応のキャプチャカードで録画したため,若干暗めの映像になっている点に容赦してほしいが,特別なレース体験であることは伝わるだろう。




Forza Horizon 4はアーケードライクか?


 「Forza Motorsportシリーズに比べて,Forza Horizonシリーズはアーケードライクな作り」という評価が見られるが,それはデフォルト設定に限った話だと思う。
 今回,「難易度」をデフォルトのままでプレイしたときは,コーナリング時の姿勢をアクセルとブレーキのペダル操作で作るのがとても難しかったが,設定をカスタマイズすると途端に運転しやすくなった。おそらくデフォルトの設定は,ゲームパッド向けなのかもしれない。
 ちなみに筆者がカスタマイズした設定は以下のとおりだ。

 まず,「ステアリング」の設定を「ノーマル」から「シミュレーション」に変えてみることをおすすめしたい。ノーマルの場合,プレイ中に自分が切ったステアリング角度に対して,AIが自動的に「切り増し」「切り減らし」を行うため,プレイヤーがブレーキとアクセルの操作で作ろうとする姿勢と噛み合わないことが多々ある。もし,筆者のように「なんか違う」と感じたら,シミュレーションを試してみよう。

ステアリングコントローラ派や実車のスポーツドライビング経験がある人は,「ステアリング」の設定を「シミュレーション」にしたほうがいいだろう
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 また,慣れないうちは「トラクションコントロール」と「スタビリティコントロール」をオンにしたい。デフォルトでは前者はオン,後者はオフに設定されている。
 トラクションコントロールは,グリップ性能を超えたためにタイヤが空転している際,エンジンの出力を抑えてグリップを回復させる機構だ。ハイパワー車では路面状況の変化に応じて,唐突にタイヤが空転したり,その後,突然グリップが回復して挙動が安定しない場合があるが,これを抑制する効果がある。
 一方のスタビリティコントロールは,コーナリング時にオーバーステア気味の挙動を察知すると,過剰なヨーモーメントを減退させる効果がある。「神の力」が働くわけではなく,車両シミュレーション上においてコーナリング中の外郭輪に対してブレーキ制御が行なわれるため,スピードは下がるのだが,スピンするよりはマシだ。
 何度も同じコースに挑んでレコード更新を目指すのであればオフでもいいと思うが,初見のコースで結果を出したい場合はオンのほうがベターだ。


おわりに


 筆者は小学生から中学生の間,イギリスに住んでいたことがある。それもロンドンではなく郊外のサリー州だったので,Forza Horizon 4が再現している景色に対して,「美しい」と「懐かしい」という両方の感情が芽生えた。
 住宅街から少し離れたところに行くと,すぐに羊が飼われている緑地をよく目にしたもので,Forza Horizon 4もそうした雰囲気がよく表れている。田舎街の住宅街は日本のようなブロック塀ではなく,背の低い石垣や木の柵で敷地が区切られているのだが,そんな細かいディテールまで再現されていることに感動を覚えた。
 レースイベントのコースには,ゲームと言うこともあって「ややイギリス離れ」しているところも少なくない。それでもオープンワールドにおけるフリー走行の風景は,「まごうことなきイギリスの姿」が再現されていると思う。開発スタジオがイギリスのPlayground Gamesなので,当たり前と言えばそうなのかもしれないが。

 Forza Horizon 4の特徴をまとめるならば,

  • 観光気分が味わえる歴代のForza Horizonシリーズを完全踏襲
  • イギリス好きには絶対オススメ
  • 設定を変更すれば,シミュレーションスタイルのドライビングも楽しめる
  • PC版はHDR対応,超横長アスペクトにも対応し,マニアックなディスプレイ環境にも適合する

といったところだろう。もちろんレースゲームとしての完成度が高く,レースやドライブゲームファンにオススメできる1本だ。
 なお,Microsoft StoreでPC版を購入すると,同じアカウントのXbox One版も手に入るので,両機種で遊べる環境がある人はお見逃しなく。

製品ラインナップは「通常版」「デラックス版」「アルティメット版」という3種類(画像はアルティメット版)。通常版はゲーム本編のみ,デラックス版には追加車両パックが同梱される。アルティメット版はデラックス版の内容に加えて,今後配信が予定されている拡張パック2回分の購入権(レースや車両,エリアが追加される)が付いてくる
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「Forza Horizon 4」公式サイト

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