東京ミッドタウン日比谷の
「BASE Q」にて,サビオスのVR体験施設
「Survios Virtual Reality Arvcade」のテストオープンが本日(2019年5月23日)スタートした。期間は
6月3日までで,営業時間は11:00〜20:00(最終日は18:00終了)となっている。
東京ミッドタウン日比谷6階「BASE Q」Studio内でテストオープン中の「Survios Virtual Reality Arvcade」会場
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この施設は日本におけるVR体験の浸透を目的としたものといい,会期中は無料でVRゲームが遊べるとのこと。サビオスが北米で展開しているVR体験施設を日本に持ち込んだ形だそうで,筆者が訪れた初日は,会場内に2か所の体験コーナーが設けられていた。
体験コーナーは2か所で,どちらも内容は同じとのこと
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VRヘッドセットはVive Proを使用。PCとは天井から下げられたコードで接続する仕組み
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この日遊べたのは,ボクシングをテーマにしたVRアクション
「Creed: Rise to Glory」だ。同作は映画「ロッキー」のスピンオフ作品
「クリード」をモチーフとしたVRタイトルで,ロッキー・バルボアのライバルであったアポロ・クリードの息子,アドニス・クリードを主人公にゲームは展開。ゲーム中にも映画でのライバルや,「ロッキー」シリーズのキャラクターが登場する。
ゲームとしては一人称視点でボクシングの試合を戦ってノックアウトを目指すというもので,目の前に現れる対戦相手との熾烈な攻防が繰り広げられる。相手のガードが空いたところにパンチを叩き込み,相手のパンチに対してはガードをするという,分かりやすいルールだが,これがなかなかに難しい。今回のプレイ時間は15分程度だったが,けっこういい運動になる気がした。
写真は撮影のために横を向いてプレイしているが,実際にはスクリーン側を向いてプレイする
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プレイヤーの手の動きに合わせてパンチが出るのが気持ちいい。もちろんガードも重要だ
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強力なパンチでダメージを食らったときは,自分のキャラクターの腕の位置を合わせて体勢を整える
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同施設では,今回のイベントでの体験者の声などを参考に,今後国内でのVRコンテンツビジネスに役立てていくとのこと。気軽にVRを楽しめる場所なので,興味がある人はぜひ足を運んでみてはいかだろうか。
ちなみに「Creed: Rise to Glory」は
Steamや
PlayStation Store(北米ストア)でも配信されているタイトルなので,もっと長くプレイしてみたいという人は,自前のVRヘッドセットさえあれば,自宅でプレイすることもできる。今話題の
Oculus Questにも対応しているので,VRに興味が湧いたら,そちらに手を出してみるのもいいかもしれない。