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[E3 2019]「Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー」ゲームプレイデモがEA PLAY会場で公開。映画さながらの演出で新たな“スターウォーズ体験”を実現
なお,ゲームプレイデモやゲームそのものについて,同作のNarrative Leadを務めるAaron Contreras氏,Audio DirectorのNick Laviers氏に話を聞くことができたので,ぜひ目を通してほしい。
「Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー」公式サイト
ストーリーを重視したというフォールン・オーダーの物語では,映画「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」の直後が描かれる。主人公はパダワン(ジェダイの訓練生)であるカル・ケスティスだ。ジェダイのほとんどが殺された「オーダー66」のわずかな生き残りである彼は,ある出来事により帝国に追われる身となっている。
「なぜ帝国の力が圧倒的だった“暗黒の時代”を舞台にしたのか」という筆者の疑問に対して,両氏は「“新たな希望”が現れる前,暗黒の時代に光をもたらそうとしたヒーロー達を描きたい」という思いがあったと答えてくれた。
ゲームプレイデモには,フォースの力で物を倒して道を作ったり,相棒であるドロイド・BD-1にハッキングしてもらって電子ロックを解除したりと,ところどころに謎解きやパズル要素があった。ゲームデザインはメトロイドヴァニアに触発されたところもあるそうで,ひたすら一本道でポイントを通過していくだけではなく,キーアイテムを求めてあちこちを行き来する場面もあるという。
戦闘時に見せるカルのアクションは軽やかだ。ライトセーバーで敵の弾を弾いたり,ブーメランのように投げたり,フォースの力で敵を引き寄せたり,逆に吹き飛ばしたりといったさまざまな攻撃方法がある。戦いを繰り返すことで新たなスキルを取得して,1人のパダワンだったカルが一人前のジェダイへと成長していくのだ。
特設シアターの映像では,先日公開された映像にはないシーンが確認できた。それが「AT-ATをよじ登って内部に侵入し,敵を倒して乗っ取る」というシーンだ。
水面を歩くAT-ATの足元に近づき,そのボディに絡みついている草やツタにしがみついて登っていく。見事,AT-ATの奪取に成功するとコックピット視点になり,BD-1と共に操縦して戦うシーンが繰り広げられた。
こうした演出は原作の映画を意識したものだ。今回のゲームプレイデモはゲーマーだけでなく,スター・ウォーズファンにも刺さるものだったようで,特設シアターに足を運んだ人の反応は「とても満足した」というポジティブなものが多かったとのこと。
両氏によると,ドラマチックな演出や音楽,おなじみの効果音で映画さながらの体験を実現しているのはもちろん,ゲームとしての遊びやすさや操作感も強く意識しているという。そして「日本のゲームファンやスターウォーズファンの皆さんが,フォールン・オーダーを楽しんでくれることを祈っています」と語っていた。
「Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー」公式サイト
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