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戦術的なターン制バトルが魅力の4Xゲーム最新作「Age of Wonders: Planetfall」をE3 2019でチェック
Age of Wonders: Planetfallのデモを紹介してくれた,Paradox Interactiveのマネージングディレクター,Lennart Sas(レナート・サス)氏 |
Age of Wondersはストラテジーゲームのなかでも,「Civilization」シリーズに代表される,いわゆる4Xゲーム(4X:eXplore=マップの探索,eXpand=拡張,eXploit=開発,eXterminate=殲滅,の略)と呼ばれるサブジャンルに属するシリーズだ。2014年の前作「Age of Wonders III」から久しぶりのリリースとなる今作では,星間連合(Star Union)と呼ばれる何千もの惑星と文明を統合していた巨大国家が滅亡した “暗黒時代”を経て,長きにわたる闘争の中から6つの新しい勢力が登場。それらが争いを繰り広げるというストーリーで,シリーズ作品としてはこれまでにないSFモチーフのタイトルとなっている。
プレイアブル勢力は,故郷を奪還するため母星に戻ってきたマリーン風の「Vanguard」,恐竜にまたがって戦う勇猛な民族であり,男性が絶えてしまったために遺伝子工学を重視する「Amazon」,生物らしさを捨てて肉体のほとんどを機械化した「Assembly」などと,それぞれ個性的な性格だ。プレイヤーは研究開発によって各勢力のテクノロジーツリーをアンロックしながら,拠点を増やして勢力を拡大していく。プレイヤーが都市の施設をアップデートさせていくことで都市の影響力が増し,資源のあるヘックスをアンロックしていったり,力の弱い相手の国境を飲み込んでいったりするとのことだった。
本作には,戦略マップとバトルマップの2層が用意されている。バトルマップでのターン制による戦闘は大きく進化しており,戦闘のたびに周囲の環境に合わせた専用マップが生成されるようになった。同マップは「XCOM」シリーズを彷彿させるもので,身を隠すためのオブジェクトが配置された構成となったのが大きな変化と言えるだろう。狙撃や回復ができるユニットがいるため,これらがカバーを取れる位置で守っていればディフェンス側が有利に思えるが,それに対してはオフェンス側が飛行型ユニットを使うという手もある。敵との相性を考えて戦闘に入るのが重要になりそうだ。
Age of Wonders: Planetfallは,各プラットフォームで8月6日にリリース予定で,Steamストアページ(リンク)ではインタフェースと字幕が日本語対応となっている。現在はプレオーダーが受付中。ストラテジーファンは,その続報に注目しておこう。
Steamの「Age of Wonders: Planetfall」ストアページ
「Age of Wonders: Planetfall」公式サイト
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