150人のプレイヤーが生き残りをかけて戦う「H1Z1」のPlayStation 4版が，Free-to-Playで2018年5月22日にリリース

　Daybreak Game Companyは，Free-to-Playの多人数参加型オンラインゲーム「H1Z1」のPlayStation 4版を2018年5月22日にリリースすると発表した。

「H1Z1」公式サイト

　人間をゾンビのようにしてしまうインフルエンザの変種が蔓延したことで文明が崩壊し，人々が生存のために戦うという設定の「H1Z1」は，PC版が2015年1月にアーリーアクセス版としてリリースされた。2016年2月には，MMORPG的な要素を残した「H1Z1: Just Survive」と，アクションにフォーカスした「H1Z1: King of the Kill」にサービスが分かれたが，やがて「H1Z1: King of the Kill」は最大150人のプレイヤーが生き残りをかけて戦うバトルロイヤル系のアクションに進化し，人気を得た。
　そのため，2017年10月にはサブタイトルのない「H1Z1」という名称に戻され（「「H1Z1: Just Survive」はサービス継続），2018年2月28日に正式ローンチを果たした。


　そうした複雑な経緯を持つ「H1Z1」だが，ゲームの内容は，パラシュートでマップに降下したプレイヤー達が，周囲を探索して必要な物資を集め，ほかのプレイヤーと戦っていくというもの。ソロ，デュオ，そして5人組で戦うグループというゲームモードがあり，時間が経過するとプレイヤーキャラクターのヘルスを削る毒ガスが立ち込め，生存可能な領域を狭めていくという趣向になっている。

　PlayStation 4版には，KH43，Marauder，MK46，Combat Shotgun，CNQ-09，そしてScout Rifleという6種類の新兵器が追加されるが，ビークルに乗って戦う「Auto Royale」など，PC版のゲームモードや機能がすべて移植されているのかは不明だ。


　日本での展開は明らかにされていないものの，アメリカでプロリーグの開幕がアナウンスされるなど，盛り上がりの気配を見せているバトルロイヤルゲームの注目作だけに，続報に期待したいところだ。