2018年4月28日にバンダイナムコエンターテインメントから発売予定のNintendo Switch用ソフト「
SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス for Nintendo Switch」の新情報をお伝えする。
今回は,先日
「こちら」の記事に掲載したゲームの基本的な流れに続き,戦闘の基本的なサイクルを紹介しよう。本作に登場するモビルスーツ・モビルアーマーに関しては,「ガンダム試作3号機」「ノイエ・ジール」「Zガンダム3号機」「ガンダムTR-6[インレ]」「ガンダムTR-6[クインリィ]フルアーマー形態」「EX-Sガンダム」「ゾディ・アック」「シャア専用ザクII【ジ・オリジン版】」の8機体を取り上げている。
また,ダウンロード版の事前購入が可能になっている。“あらかじめダウンロード”に対応しており,購入を済ませておけば,発売日の0:00からゲームをプレイできる。
なお,事前購入の場合は早期購入特典がダウンロード番号で配布されるとのこと。再発行はされないそうなので購入時は注意してほしい。ダウンロード番号は,購入後の画面または購入履歴のメールで確認できるそうだ。
ニンテンドーアカウントとNintendo Switch本体を連携済みなら,任天堂公式サイトの
「こちら」からソフトを購入することも可能だ。
本作の戦闘は,自軍と敵軍が交互に戦術を実行するターン制を採用している。自身のターンで自軍ユニットすべての行動を決定するため,敵軍のターンでどのようにユニットが攻めてくるのか予想することも重要になってくる。
各ユニットはターン中,移動と攻撃を1回ずつ行えるが,攻撃後に移動はできないため,基本的には移動してから攻撃を行う形になる。
マップはマス目状に区切られており,ユニットを選択すると移動可能な範囲が白く表示される。なお,ユニットには得意/不得意地形のステータスも存在するため,マップによっては移動可能距離に影響を与えることがある。
ユニットを移動させて敵ユニットに近づき,攻撃するのが行動の基本だ
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ダメージを受けたユニットを避難させるときは,敵ユニットの移動可能範囲の外まで移動させる
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地形がマッチしていれば,ユニットの性能を十分に発揮できる
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ユニットは,攻撃時にENを消費する。威力が高い武器や攻撃範囲の広い武器は消費ENが大きい
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攻撃手段は近距離・遠距離・MAP兵器の3種類に分類され,どの攻撃を行えるかはユニットごとに異なる。
攻撃時にはエネルギー(EN)を消費するため,強力な武器を連発できるとは限らない点には注意が必要だ。また,攻撃を行って敵ユニットを撃破できず,かつ敵ユニットの攻撃範囲内にいる場合は,反撃を受けることがある。
近距離攻撃は,ビームサーベルのように少ないEN消費で高威力の攻撃を行える武装が多い。ただし,射程が短いので倒せないと反撃を受けることがある
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画面写真はジムキャノンIIの主力武装「ビームキャノン」。遠距離攻撃はEN消費が大きいといったデメリットがあるが,敵ユニットの攻撃範囲外から攻撃すれば反撃を受けない
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MAP兵器は,範囲内のマスにいるユニットすべてにダメージを与えられる。画面写真はガンダム試作3号機の「マイクロ・ミサイル」
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そのほか,ユニットによっては,特定タイプの攻撃を軽減/無効化する「ユニットアビリティ」を持っている。ユニットの性能を把握し,適切な配置を行うことで戦闘を有利に進めやすくなるのだ。
ノイエ・ジールのユニットスキル「Iフィールド」は,BEAM射撃を50%軽減する。ネオ・ジオングの「サイコシャード」は,周囲9マスにいるユニットのBEAM射撃,物理射撃,特殊射撃属性の攻撃を使用できなくするユニットスキルだ
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本稿の締めとして,「ガンダム試作3号機」「ノイエ・ジール」「Zガンダム3号機」「ガンダムTR-6[インレ]」「ガンダムTR-6[クインリィ]フルアーマー形態」「EX-Sガンダム」「ゾディ・アック」「シャア専用ザクII【ジ・オリジン版】」の8機体を記事末に掲載しておく。本作の購入を検討している人は,以前掲載した記事と合わせて,ユニットのプロフィールを把握しておこう。
なお,本作の早期購入特典である「スーパーガチャポンワールド SDガンダムX」に関しても,
詳しく紹介した記事を掲載している。原稿執筆時点では,このNintendo Switch用ダウンロードソフトを入手する方法は早期購入特典のみとなる。
関連記事:
・「SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス for Nintendo Switch」に登場する8機体とステージ「ガンダム大地に立つ」を紹介
・Switch版「SDガンダム ジージェネ ジェネシス」における部隊の編成と,登場機体の「Zガンダム」「ジ・O」「ガーベラ・テトラ改」などを紹介
・「SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス for Nintendo Switch」の早期購入特典「スーパーガチャポンワールド SDガンダムX」を紹介
ちなみに,
TwitterのSDガンダム ジージェネレーションシリーズ公式アカウントでは,毎日1機体を動画付きで紹介している企画を実施中なので,こちらもお見逃しなく。
ガンダム試作3号機
型式番号:RX−78GP03
連邦軍とアナハイム・エレクトロニクス社が共同で推進する「ガンダム開発計画」によって極秘裏に試作されたMSとMAの性能を併せ持った機体で、ガンダム開発計画のコンセプトでもある「史上最強の機動兵器」としてあらゆる兵器の要素を取り込んで創り出されたガンダムである。
主に宇宙空間における拠点防衛が想定されている為、アームド・ベース・オーキス自体が巨大な武器庫となっており、膨大なプロペラントによる高い機動力や、強大な威力を持った「メガ・ビーム砲」を始めとする各種兵装、さらにはビーム兵器を無効化する「Iフィールド・ジェネレーター」を装備しているなど、圧倒的な戦闘能力を持っている。
ノイエ・ジール
型式番号:AMA−002
アクシズが当時の最新鋭技術を駆使して独自に開発した宇宙用攻撃型巨大MAで、全身に大出力のスラスターや強力なビーム兵器を装備し、腕部はニュータイプでなくてもオールレンジ攻撃を可能とする「有線クロー・アーム」となっているほか、防御兵器には特殊防御装置「Iフィールド発生器」を搭載しており、ビーム兵器による攻撃を受けつけないようになっている。
その圧倒的な戦闘能力は絶大であるが、パイロットにかかる負担は極めて大きく、その性能を引き出すにはかなりの実力を必要とした。
「デラーズ紛争」の際には、星の屑作戦への餞としてアクシズの先遣艦隊より「デラーズ・フリート」へと譲渡され、「ソロモンの悪夢」の異名を持つ「アナベル・ガトー」の乗機として地球連邦艦隊と激戦を繰り広げた。
Ζガンダム3号機
型式番号:MSZ−006−3
大気圏内用の主力可変MSの購入を検討中だったカラバに対してアナハイム・エレクトロニクス社が建造したΖガンダムの系統機である。
元々、高い汎用性を誇るΖガンダムをベースとしている為、ウェイブライダー形態に変形する事で、機動性と向上と単独での大気圏突入能力を持ちながらSFS(サブ・フライト・システム)としても運用可能であり、僚機との連携行動にも優れた能力を発揮する。さらに、カラバの注文に合わせ用意されたオプション・ブースターを装備する事で、航続距離の増大と作戦領域への到達時間の短縮化が可能となっており、地球上のあらゆるエリアへ必要最小限の時間で到達する事が出来た。
尚、3号機という名称は、3番目に生産された機体という意味ではなく、機体の仕様を示す番号である。
ガンダムTR-6[インレ]
型式番号:RX−124
ティターンズの可変MS「ガンダムTR−6[ウーンドウォート]」をコアに、ガンダムTR−6[ファイバーII]とガンダムTR−6[ダンディライアンII]を一体化させたTR−6の究極形態である。
通常サイズのMSはもとより、全高40m級のサイコ・ガンダムすらも遥かに上回る巨大な機体で、その巨体に装備されたファイバーIIとダンディライアンIIが持つ全ての兵装を使用可能とする驚異的な戦闘力は計り知れないものであり、この機体がグリプス2攻防戦に投入されていたらエゥーゴの勝利は覆っていたとされる。
ガンダムTR-6[クインリィ]フルアーマー形態
型式番号:RX−124
ティターンズの可変MS「ガンダムTR−6[ウーンドウォート]」の拠点防御形態「ガンダムTR−6[クインリィ]」にサイコ・ガンダムMk−IIの手足を装着した形態である。
クインリィ同様、対艦大型ミサイルやマイクロ・ミサイルなどの様々な兵装を内蔵できるウェポン・カーゴと高性能な火器管制システムにより大量の火器を制御し、複数の目標を同時に捕捉・攻撃する事が可能な圧倒的な戦闘力を持つが、最大の特徴は背部に装着された球状のミノフスキー・クラフト「ダイダロス・ユニット」で、このユニットにより地上での浮遊移動を可能とし、大気圏内でも高い戦闘力を発揮する事が出来る決戦兵器の1つである。
EX-Sガンダム
型式番号:MSA−0011〔Ext〕
連邦軍の試作型可変MS「Sガンダム」に強化パーツを施した重装型であり、胸部に追加された強化パーツにはビーム兵器を無効化する「Iフィールド・ジェネレーター」の機能を持ち、武装面においてもIフィールド機能を持つインコム・ユニットにビーム・スマートガンから発射したビームを反射して屈曲させる準サイコミュ式遠隔兵装「リフレクター・インコム」を持つなど全てにおいてSガンダム以上の性能を誇る。
さらに、大気圏離脱や月面への降下および再離脱が可能なほど強大な推力を備えた巡航形態「Gクルーザー」へと変形する事で、長距離移動MAとしても優れた性能を持つ。
尚、本機Ex−S(イクスェス)ガンダムは全備重量が160tを越える重量機であるにも関わらず、推力の向上と各種スタビレーターにより、軽快な機動力を有している。
ゾディ・アック
型式番号:AMA−100
ネオ・ジオン軍が地球侵攻戦略上の低軌道制空用兵器として開発した全長200mを越える大型MAである。
本機は、機体そのものが巨大なメガ粒子砲になっており、その破壊力はコロニーレーザーを除けば他のビーム兵器と比較しても史上最大クラスであり、地球の低軌道上ならあらゆるポイントに急行して超巨大ビーム砲で敵を撃破するほどの驚異的な性能を持ち、さらに本体を上下に二分割して「ゾアン」と呼ばれる形態に分離する事で、大型メガ粒子砲の大火力を持ちながらも有線式ビーム・クローによる格闘戦すら対応可能となった。
しかし、大型メガ粒子砲の連続砲撃時に発生するエネルギーCAPの過負荷に対する冷却系トラブルが解決できず、分離/合体テストと主砲の偏向/収束テスト、大気機動テストが完了した時点で廃棄される予定であったが、元地球連邦軍教導団の反乱部隊「ニューディサイズ」へと譲渡された。
シャア専用ザクII【ジ・オリジン版】
型式番号:MS−06S
ジオン軍のエースパイロット「シャア・アズナブル」がルウム戦役時に搭乗していた機体で、ジオン公国が開発した「ザクII」のバリエーションの一つであるザクIIF型を指揮官及びベテランパイロット用に改修し、MS全体をシャア・アズナブルのパーソナルカラー「赤」に塗装した専用機である。
特徴としては、指揮官用のブレードアンテナが取り付けられているほか、各スラスターの出力リミッターが解除されている事で、限界まで性能を引き出せるようになっているが、操縦性は恐ろしく神経質なものになっており、新米のパイロットであれば、瞬く間に推進剤を使い果たして機動不能に陥ってしまう程であった。
武装面においては高火力を誇る「MS用バズーカA2型」や「MS用対艦ライフル」など強力なものを装備しており、パイロットの腕も相まって、ルウム戦役では5隻もの連邦艦を沈めるという戦果を収めている。
その圧倒的な強さと戦場に赤い光の軌跡を残して駆け抜けていく姿から「赤い彗星」と呼ばれ、恐れられるようになった。