Sega of AmericaとCreative Assemblyは,三国志演義をモチーフにしたストラテジーゲーム「Total War: THREE KINGDOMS」(PC / Mac)のキャンペーンDLC第3弾「A World Betrayed」を,2020年3月19日にリリースすると発表し,その最新トレイラーを公開した。
A World Betrayedでは,192年に呂布が董卓を暗殺したことにより群雄割拠の時代へと突入する,194年に始まる時代を描く。劉備が得た徐州の乗っ取りを企む呂布と,父を失ったばかりの孫策が南進していく様子にスポットをあてたもので,13のファクションとそれぞれに合わせた特別条件,新たなストーリーミッションやイベント,ユニット,レジェンダリーキャラクターなどを追加するという。
これまでTotal War: THREE KINGDOMSは,西晋統一以降の「八王の乱」や,まだ黄巾の乱が始まる以前の時代を扱う,少し奇をてらったDLCによる拡張が行われてきたが,このA World Betrayedではメインテーマでもある三国志の序章が描かれていくことになる。本編はいまだに日本語化の様子はないが,今後もさまざまな年代を扱うDLCが出てきそうな気配があるだけに,A World Betrayedのリリースタイミングが本作を始める良い機会かもしれない。