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魔女狩りをテーマにした新作FPS「Witchfire」,アーリーアクセス版を9月20日にリリース。選んだルートで難度が変わるマルチパス方式を採用
「Witchfire」公式サイト
「Painkiller」や「Bulletstorm」,さらに「The Vanishing of Ethan Carter」といった作品で経験を積んできたThe Astronautsの新作は,ピストルやライフルなどが普及してきた近世の東ヨーロッパを舞台にしている。黒海沿岸を拠点として長らくキリスト教と対立してきた不死身の魔女から貴重なアイテムを奪うため,バチカンに召喚された異端のウィッチハンターが主人公だ。魔女が手なづけた亡霊騎士団を相手に,銃弾や魔法が飛び交う激しいアクションが展開するという。
「Unreal Engine 5」とフォトグラメトリ技術を使用したリアルなグラフィックスや,派手なパーティクル効果などが魅力的なダークファンタジーで,ゲームシステムは「Slay the Spire」にインスパイアされたマルチパス方式が採用されている。これは,網の目のように分岐するルートのどちらに進んでいくかによって,敵の数やアイテムの有無などの難度が変化し,その後の展開にも大きく影響するというもの。各エリアがゆるやかにつながるセミオープンワールド型のマップが採用されるなど個性的な作品で,シングルプレイ専用FPSというニッチ化が進むジャンルにおいて,本作がどのような新風を呼び込むのかに期待したい。
アーリーアクセス版の公開は3か月ほど先のことだが,トレイラーの最後にもあるように,本作はEpic Gamesストアのエクスクルーシブタイトルとなっている。予約の受付は始まっていないが,The Astronauts入魂の一作をプレイしたい人はウィッシュリストに登録しておこう。
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