パッケージ
ソウルキャリバーVI公式サイトへ
読者の評価
80
投稿数:5
レビューを投稿する
準備中
お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
[EVO Japan]アズウェルのことは自分が一番分かってる――「ソウルキャリバーVI」部門優勝,Bluegod選手インタビュー
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

印刷2020/02/01 00:00

インタビュー

[EVO Japan]アズウェルのことは自分が一番分かってる――「ソウルキャリバーVI」部門優勝,Bluegod選手インタビュー

 2020年1月26日に閉幕した格闘ゲームイベント「EVO Japan 2020」。2日目に実施された「ソウルキャリバーVI」部門では,アメリカの強豪アズウェル使いであるBluegod選手が決勝戦で日本のゆっとと選手を破り,EVO 2019の雪辱を果たす形で栄冠を手にした。優勝直後の同選手にインタビューを行ったので,その模様をお届けしていく。

Bluegod選手
EVO 2019準優勝,SOULCALIBUR World Invitational準優勝の実績を持つアメリカ最強のアズウェル使い。惜しくも準優勝という結果が多かったが,EVO Japan 2020でついにビッグタイトルを獲得した
画像集#003のサムネイル/[EVO Japan]アズウェルのことは自分が一番分かってる――「ソウルキャリバーVI」部門優勝,Bluegod選手インタビュー

4Gamer:
 優勝おめでとうございます。率直な今の気持ちを聞かせてください。

Bluegod選手:
 とにかくうれしいよ。ずっと昔から日本に行ってみたいと思っていたんだけど,その夢が叶って,さらに大会まで優勝できてしまったんだから信じられないよ。

4Gamer:
 日本に来てみたかったということですが,日本のどんなところに興味を持っていたのですか。

Bluegod選手:
 日本のアニメや漫画が大好きなんだ。大会前に秋葉原に行って,フィギュアやクリアファイル,キーホルダーとか,いろいろなグッズを買ったよ(笑)。

4Gamer:
 とくに好きなコンテンツはあったりしますか。

Bluegod選手:
 「コードギアス」だね! ほかとは比較できないくらい好きな作品なんだ。

4Gamer:
 もっと詳しく聞きたいところですが,脱線しそうなのでEVO Japanの話に戻りますね(笑)。
 Grand Finalでは,EVO 2019のGrand Finalで敗れた相手であるゆっとと選手と戦うことになりました。そのときの心境はいかがでしたか。

Bluegod選手:
 正直,ゆっとと選手が相手だということで,緊張は少しあったよ。ただ,自分はWinner'sサイドだったから,積極的に攻めて,自分が有利を握っている状態をキープして押し切ってやろうと考えていたんだ。

画像集#004のサムネイル/[EVO Japan]アズウェルのことは自分が一番分かってる――「ソウルキャリバーVI」部門優勝,Bluegod選手インタビュー

4Gamer:
 ゆっとと選手のメインキャラクターはヴォルドですが,Bluegod選手との試合では,ラファエルとアズウェルを選択してきました。このキャラ選択について何か思うことはありましたか。

Bluegod選手:
 ラファエル戦はあまりできていなくて,正直キャラ対策は万全じゃなかったんだ。ゆっとと選手がそれを分かっていて狙ったかどうかは分からないけど,自分はとにかく普段通りプレイするしかないと思っていたし,ベストを尽くせば勝機はあると信じていたよ。その結果がうまくいった感じだね。
 アズウェル同キャラ戦については,言うまでもなく自分が使っているキャラクターだし,アズウェルのことは自分が一番分かってるという自負もあったから,不安要素はなかったね。

4Gamer:
 昨日ゆっとと選手にインタビューをしたのですが,ゆっとと選手は「Bluegod選手は相手キャラクターの対策を詰めていくプレイヤーというよりは,アズウェルの攻略を煮詰めているプレイヤーだと思う」と語っていました。

Bluegod選手:
 ゆっとと選手の言うとおりだと思うよ。自分は「ソウルキャリバーV」ではパトロクロスを使っていたんだけど,そのときに,「相手キャラクターに対応するよりも,自分でペースを作っていったほうが勝ちやすい」ということに気付いたんだ。もちろん,相手キャラクターのことを知るのは大事だけど,自分で試合をコントロールしていくというのはもっと大事なことだと思っているんだ。

4Gamer:
 Bluegod選手が「ソウルキャリバー」シリーズをプレイし始めたのはいつ頃なのでしょうか。

Bluegod選手:
 「ソウルキャリバーV」からだね。実は格闘ゲームで初めてプレイしたタイトルが「ソウルキャリバーV」なんだ。

4Gamer:
 それは驚きです。ちなみに「ソウルキャリバーV」ではパトロクロスを使用していたのことですが,本作ではなぜアズウェルを選んだのでしょうか。

Bluegod選手:
 最初はパトロクロスに雰囲気が似ているという理由でグローを使っていたんだけど,一週間ぐらい使ってみてもしっくりこなかった。次にアズウェルを使って,強力な投げと下段攻撃を主軸にした戦術を組み立てていったのがうまく自分にマッチしたってことかな。

4Gamer:
 アズウェルでとくに気に入ってるところがあれば教えてください。

Bluegod選手:
 そもそも自分は「ソウルキャリバー」シリーズの世界観と雰囲気が好きなんだ。キャラクターごとに武器が違って,個性的な戦い方ができるところも気に入ってる。
 その中でもアズウェルは,双剣,大斧,槍盾とたくさんの武器を切り替えて戦うことができるんだから面白いに決まってるよね! 見た目も好きだし,派手でクレイジーな動きもできるし,最高のキャラクターだよ。

4Gamer:
 アズウェルをプレイする際に参考にしたプレイヤーや,目標にしていたプレイヤーはいますか。

Bluegod選手:
 世界中のアズウェル使いの動画を見て,どん欲に取り込んでいったよ。もちろん,アズウェル使いだけでなく,ほかキャラクターの動きも見て,ゲーム全体の攻略を煮詰めていったんだ。
 たとえば,ゆっとと選手からはサイドステップの使い方を学んだし,Skyll選手からは相手の攻撃を回避するために下がることの重要性を学んだ。勝ち方を経験で知っている古参プレイヤーの動きは本当に参考になるし,自分のような経験の浅いプレイヤーにとっては,教科書のような存在なんだよ。

4Gamer:
 普段はどのような練習をしているのでしょうか。

Bluegod選手:
 大きな大会の前には,国内のトッププレイヤーと協力して,長時間の練習試合を繰り返している。今回来日する前には,linkorzとみっちり練習したんだ。

画像集#005のサムネイル/[EVO Japan]アズウェルのことは自分が一番分かってる――「ソウルキャリバーVI」部門優勝,Bluegod選手インタビュー

4Gamer:
 「ソウルキャリバー」シリーズは国際色豊かなタイトルで,本大会でもアメリカや日本,フランス,シンガポール,韓国……といった地域の実力が拮抗しているように感じました。それぞれの地域の特色に違いを感じますか。

Bluegod選手:
 地域ごとの違いははっきりあるね。たとえば,アメリカは攻めるのが得意。フランスは距離をとった戦い方が上手。日本はどちらかというと堅実でディフェンシブ……といった具合にね。自分のプレイスタイルについては,攻めが得意なんだけど,守りには不安要素がある。だから,それを補うような練習を大会に向けてしていたんだ。

4Gamer:
 今回ついにビッグタイトルの獲得に成功しました。現時点の世界王者となったわけですが,今後の目標はなにかありますか。

Bluegod選手:
 もっともっと強くなりたいと思うし,まだまだできることはいっぱいある。積極的に海外の大会に出て活躍していきたいね。

4Gamer:
 最後にファンや読者に対して,何かメッセージがあればよろしくお願いします。

Bluegod選手:
 自分が楽しんでプレイしているのを見てくれればわかるように,「ソウルキャリバーVI」は最高に楽しいゲームなんだ。大会を見て,少しでも面白そうだなと感じたなら,ぜひプレイしてみてくれ!

4Gamer:
 本日はありがとうございました。今後の活躍にも期待しています。

画像集#001のサムネイル/[EVO Japan]アズウェルのことは自分が一番分かってる――「ソウルキャリバーVI」部門優勝,Bluegod選手インタビュー

「ソウルキャリバーVI」公式サイト

  • 関連タイトル:

    ソウルキャリバーVI

  • この記事のURL:
4Gamer.net最新情報
プラットフォーム別新着記事
総合新着記事
企画記事
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:11月27日〜11月28日