セ・リーグは巨人，パ・リーグはソフトバンクが首位スタート。パワプロのeスポーツリーグ「eBASEBALL プロリーグ」2019シーズンが開幕

　2019年11月3日，日本野球機構（NPB）とコナミデジタルエンタテインメント（KONAMI）が共同で開催する「eBASEBALL プロリーグ」2019シーズンの開幕戦となる「ローソン eオープニングシリーズ」が，東京・お台場のフジテレビ内特設会場にて開催された。

eBASEBALL プロリーグ公式サイト

　2年目のシーズンを迎えた「パワプロ」こと「実況パワフルプロ野球」のeスポーツプロリーグ「eBASEBALL プロリーグ」。競技タイトルは2018シーズンと同じくPlayStation 4版「実況パワフルプロ野球2018」だが，各チームの選手が3名から4名となり，またレジェンドOB選手の参戦やセ・パe交流戦の実施といった新たな試みがなされており，一味違った試合運びやeペナントレースの展開が期待される。


　開幕戦の開始前にはオープニングセレモニーが行われ，12球団全48名の代表選手と，各球団のマスコットが勢ぞろい。またボーカルユニット・ベリーグッドマンがeBASEBALL プロリーグの公式テーマソング「プレイヤー」を披露し，会場を大きく盛り上げた。

12球団マスコットが勢ぞろいするのはなかなか貴重だ（写真は公式フォトレポートのもの）

各試合の解説は真中 満氏，野村弘樹氏，谷繁元信氏，斉藤和巳氏，G.G.佐藤氏，森本稀哲氏らプロ野球OBが務めた

　開幕戦は，セ・リーグが「DeNA vs 中日」「広島 vs 阪神」「巨人 vs ヤクルト」，パ・リーグが「西武 vs オリックス」「ソフトバンク vs 楽天」「日本ハム vs ロッテ」の6カード。セ・リーグは，9本塁打と打線が爆発した巨人がヤクルトに3連勝して開幕ダッシュを決め，2018シーズンのセ・リーグ覇者となったDeNAが2勝1敗とこちらも上々のスタートを切った。一方パ・リーグは，2018シーズン王者の西武が1敗2引き分けで苦しい開幕に。2勝1引き分けと好発進を決めたソフトバンクが開幕首位に立った。


　開幕戦の結果と順位は以下のとおり。順位は，リーグ規定により3イニングで成立となった広島 vs 阪神の第3試合のデータ確定後に更新されたものが公式サイトに掲載されるとのこと。eペナントレース第2節は，パ・リーグが11月9日，セ・リーグが11月10日に，eオープニングシリーズと同じくフジテレビ内の特設会場で開催され，KONAMI公式YouTubeチャンネルにて生配信される予定だ。

試合結果

セ・リーグ
対戦カード	第1試合	第2試合	第3試合
DeNA vs 中日	3 - 0	0 - 1	1 - 0
広島 vs 阪神	1 - 4	1 - 0	データ反映待ち
巨人 vs ヤクルト	7 - 2	9 - 5	1 - 0
パ・リーグ
対戦カード	第1試合	第2試合	第3試合
西武 vs オリックス	1 - 2	2 - 2	2 - 2
ソフトバンク vs 楽天	0 - 0	6 - 1	4 - 0
日本ハム vs ロッテ	3 - 3	1 - 8	3 - 1

順位表

セ･リーグ
		試合	勝利	敗戦	引分	勝率	勝差
1	巨人	3	3	0	0	1.000	0
2	DeNA	3	2	1	0	.667	1
3	阪神	2	1	1	0	.500	0.5
4	広島	2	1	1	0	.500	0
5	中日	3	1	2	0	.333	0.5
6	ヤクルト	3	0	3	0	.000	1
パ･リーグ
		試合	勝利	敗戦	引分	勝率	勝差
1	ソフトバンク	3	2	0	1	1.000	0
2	オリックス	3	1	0	2	1.000	0.5
3	ロッテ	3	1	1	1	.500	0.5
4	日本ハム	3	1	1	1	.500	0
5	西武	3	0	1	2	.000	0.5
6	楽天	3	0	2	1	.000	0.5

※11月5日13：00時点のもの

フォトレポート

※写真は公式のイベントレポートのもの

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