千葉・幕張メッセの国際展示場ホールにて開催されている格闘ゲームの祭典
「EVO Japan 2020」の最終日,
Day3の現地レポートまとめをお届けする。
2020年1月24日にスタートし,各タイトルで激戦が繰り広げられたきたこのイベント。その最後を締めくくる最終日は,残るメイン競技3タイトル――
「鉄拳7」「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」「ストリートファイターV アーケードエディション」の
決勝ステージが進行する。
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この記事では,
@4GamerLiveでお届けしている現地からのレポートを,随時まとめて掲載する。なお詳しいスケジュールなどは,先に掲載した
観戦ガイドを参照のこと。配信はTwitchの
EVOJapan01チャンネルから視聴できるので,共に選手達の活躍を応援しよう。
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国内屈指となる格闘ゲームの祭典「EVO Japan 2020」が1月24日9:00に幕張メッセで開幕を迎える。3度目の開催で過去最多となる6000人ものユニークユーザー数を集めた本イベント。タイムテーブルや配信先,各タイトルの注目選手を本記事にまとめたのでぜひ観戦に役立ててほしい。
[2020/01/23 13:14]
「EVO Japan 2020」Day3現地レポートまとめ
- おはようございます,EVO Japan 2020最終日が始まりました。まずは「鉄拳7」の現王者が決定します。
■Winner's:
チクリン選手(日)
みきお選手(日)
Book選手(タイ)
弦選手(日)
■Loser's:
柾選手(日)
ノロマ選手(日)
ゼウガル選手(日)
Ulsan選手(韓)
- チクリン選手とみきお選手のオープニングマッチ。みきお選手のジュリアが昨年のTWT覇者チクリン選手をフルセットに末に撃破する大金星をあげました!
- 8人中6人がリロイを使う鉄拳7部門。タイの英雄Book選手が弦選手との同キャラ対決を制し,みきお選手が待つWinner's Finalに進出を決めました。
- 鉄拳7部門の実況・解説を務める,ゲンヤ氏とハメコ。氏。
- 柾選手とノロマ選手のリロイ同キャラ戦。柾選手が先制するとノロマ選手が即座に取り返す展開に。勢いにのったノロマ選手が決定戦を制し,柾選手はここでトーナメントを去ることになりました。
- リロイ対策にボブを選択するも1試合目を落としてしまうUlsan選手。しかしメインキャラの一美に戻すと,ゼウガル選手を圧倒。2連勝で勝利を収めました。
- 1試合目を落としたところで今までのメインキャラだったシャヒーンを繰り出す弦選手。しかしノロマ選手のリロイを打開できず。ストレートでノロマ選手が勝利しました。
- 昨年,TWTファイナル決勝戦で激戦を繰り広げたチクリン選手とUlsan選手がここで再び激突。リロイに対しボブを繰り出すUlsan選手がことごとく2択を通し,TWT覇者チクリン選手を撃破しました!
- 会場の模様。まだ午前中ということで空席が見受けられます。
- Winner's FinalはタイのBook選手と日本のみきお選手の組み合わせ。みきお選手が圧倒的なジュリアのやりこみを見せ,Book選手を追い詰めましたが,惜しくも敗北。Book選手がアドバンテージを保ったままGFに駒を進めました。
- 2本先取して試合に勝利したと勘違いしてしまったみきお選手。少しお茶目なシーンが見られました。
- ここまでリロイを倒し続けてきたUlsan選手でしたが,ノロマ選手のリロイに敗北……。Loser's Finalはみきお選手とノロマ選手の日本人対決となりました。
- 本日何度も死闘を制してきたみきお選手。ノロマ選手のリロイとスティーブを撃破し,先ほど敗れたBook選手が待つGrand Finalに進出を決めました!
- EVO Japan 2020「鉄拳7」部門優勝はBook選手! タイトルに恵まれなかったタイの英雄が悲願のビッグタイトルを獲得しました!
- 決勝後のステージにて,「鉄拳7」の無料アップデートが2020年1月28日に配信されることが発表されました。予告されていたマイリプレイとチップス機能の実装,および全プレイヤー待望のバランス調整も施されるとのことです。
- 「TEKKEN WORLD TOUR」に連なる大会「TOKYO TEKKEN MSTAERS 2020」の告知も。こちらは2020年4月4〜5日の開催となります。
- 最終日の2種目めは「スマブラSP」部門。3000人弱のエントリーを集めた本タイトルを制するのは誰になるのか。
■Winner's:
コメ選手(日)
てぃー選手(日)
しゅーとん選手(日)
ぱせりまん選手(日)
■Loser's:
ザクレイ選手(日)
KEN選手(日)
ライト選手(日)
shky選手(日)
- 「スマブラSP」部門ファイナルのオープニングマッチ。お互いが星を取り合う展開になるも,コメ選手が3試合目に手痛いミスでストックを失ってしまう。アドバンテージを生かしたてぃー選手がWinner's Finalに駒を進めました。
- 日本でも有数の攻撃力を誇るしゅーとん選手。盤石と言って過言でない立ち回りを見せつけ,ぱせりまん選手をLoser's Roundに叩き落しました。
- 国内最強プレイヤーと称されるザクレイ選手はロボットを選択。世界最強のソニック使いKEN選手を立ち回りで圧倒し,危なげなく勝利を収めました。
- ライト選手のダックハントとshky選手のゼロスーツサムスの組み合わせ。復帰ミスを帳消しにするshky選手のスーパープレイが飛び出しましたが,ライト選手が接戦を制しました。
- ぱせりまん選手がジャイアントキリングを成し遂げました! ザクレイ選手をストレートで打ち倒し,Loser's semi-Finalに進出しました。
- シュルクのモナドアーツを巧みに操るコメ選手。次戦は先ほど大金星をあげたぱせりまん選手との試合になります。
- Winner's Finalはてぃー選手としゅーとん選手の試合に。てぃー選手が2セット連取し,リーチをかけるも驚異的なしゅーとん選手が驚異的な粘りを見せました。大逆転劇を見せ,勝者側でGrand Finalに駒を進めました。
- 本日尻上がりに調子を上げてきたコメ選手。ジャイアントキリングを成し遂げたぱせりまん選手を圧倒し,てぃー選手との再戦に臨みます。
- Winner's sami-Finalと同じ組み合わせとなったLoser's Final。フルセットまでもつれにもつれた試合を制したのはコメ選手のシュルク。間もなくEVO Japan 2020「スマブラSP」部門の王者が決まります!
- 「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」部門優勝は,世界最強のピクミン&オリマー使いしゅーとん選手。Loser's Roundに落ちることなくEVO Japanを完全制覇しました!
- 表彰式にはソラの桜井氏が登壇。祝福の言葉をしゅーとん選手に贈りました。
- EVO Japan 2020最後の種目,「ストリートファイターV AE」の決勝が,いよいよ始まりました。
■Winner's
sako選手(日)
ナウマン選手(日)
マゴ選手(日)
INFILTRATION選手(韓)
■Loser's
NuckleDu選手(米)
Trashbox選手(日)
板橋ザンギエフ選手(日)
まちゃぼー選手(日)
- 第1試合はsako選手とナウマン選手。開幕からキレキレのsako選手のメナトに対し,徐々に調子を上げていくナウマン選手のさくら。最後は怒濤の追い上げで,間に合った形。ナウマン選手がWinner's Finalへ。
- 舞台袖で第1試合を観戦するInfiltration選手とマゴ選手。
- 盤石,マゴ選手。メナト→コーリン→ジュリとキャラクターを変更して挑むInfiltration選手でしたが,マゴ選手のキャミィは寄せ付けず。3-0のストレート勝利して,ナウマン選手の待つWinner's Finalに進みます。
- バーディvs.Gのパワーキャラ対決となった第3試合。どっしりと構えた地上戦が続きますが,一歩先んじたのはNuckleDu選手。Trashbox選手のバーディに対し,チャンスを逃さぬ攻めを展開し,勝利。Trashbox選手はここで敗退となりました。
- 第4試合は板橋ザンギエフ選手のアビゲイルが爆発。まちゃぼー選手のネカリを,圧倒的なパワーで圧殺。貫禄のストレート勝ちを決めました。思わず笑みがこぼれる板橋ザンギエフ選手。
- パワーに長けたNuckleDu選手のGに対し,ジュリを出してきたInfiltration選手。NuckleDu選手のミスを見逃さず食らい付きますが,ターンを渡すと一瞬で溶けていく体力ゲージ。結果,最後に立っていたのはNuckleDu選手でした。
- 板橋ザンギエフ選手のアビゲイルを,怒濤の攻めで寄せ付けないsako選手のメナト。ワンターンキルのチャンスを引き寄せたいアビゲイルですが,それが来ないという展開。最後は見事なゲージ管理でフィニッシュし,sako選手がLoser's Semi-Finalへ進みます。
- Winner's Finalでは,マゴ選手とナウマン選手が激突。序盤からナウマン選手のさくらが怒濤の攻めを展開し,マゴ選手を追い詰めます。なんとか流れを断ち切りたいマゴ選手でしたが,チャンスを掴めず無念の昇天。Losre'sから再起をはかります。
- 温めてきた“影ナル者”を,NuckleDu戦で出してきたsako選手。これをキャミィで受けたNuckleDu選手ですが,効果が薄いとみるやガイルに変更。受けてsako選手はメナトを出す展開。被せ合い合戦になりましたが,勝負を制したのはsako選手。NuckleDu選手のミカをメナトで倒しLoser's Finalへ。
- sako選手とのLoser's Finalを控え,余裕のパフォーマンスを見せるマゴ選手。Winner's Finalでの敗北は引きずってはいないようですが,その胸中やいかに。
- マゴ選手とsako選手による,ベテランらしいじりじりとした差し合いが続いたLoser's Final。どちらが勝ってもおかしくない戦いでしたが,ギリギリで届いたのはマゴ選手。Winner'sで待ち受けるナウマン選手との再戦に望みます。
- 最後締めくくるGrand Final。かりんにキャラクターを変更したマゴ選手はリセットまで漕ぎつけますが,それでもナウマン選手の勢いは止まらず。瞬く間にマゴ選手を追い詰めると,最後は暴れを読み切っての勝利。文句の付けようのない強さで,若手としては初のEVO戴冠を果たしました。
- ナウマン選手の勝利を祝福する先輩達。ナウマン選手,おめでとうございます!
- 3日間に及んだ長い戦いも,これにて終幕です。選手の皆さん,観戦した格ゲーファンの皆さん,そして運営スタッフの皆さん,お疲れ様でした。次は2020年7月末,ラスベガスのEVO2020でお会いしましょう。