第一次世界大戦の激戦「タンネンベルクの戦い」を描くオンラインFPS「Tannenberg」がリリース

　オランダに本拠を置くBlack Mills GamesとM2H Game Studioは，第一次世界大戦の東部戦線を描くPC向けのオンラインFPS「Tannenberg」を北米時間の2019年2月13日にリリースし，ローンチトレイラーを公開した。

「Tannenberg」公式サイト

　2015年に発売された「Verdun」の続編となる本作は，1914年8月17日から9月2日にかけて，現在のポーランド北部で行われた「タンネンベルクの戦い」を描くものだ。2週間ほどの戦闘の結果，15万人ほどのドイツ第8軍が，総勢41万人を超えるロシア第1軍および第2軍を撃破したというもので，双方合わせて約9万人の戦死者を出している。


　そんな激戦を描く「Tannenberg」は，最大64人のプレイヤーが2つの勢力に分かれて戦うチーム対戦が基本。プレイヤーは，ドイツ帝国軍である「Infanterie」か，オーストリア＝ハンガリー帝国からの救援軍「K.u.K」，ロシアの「Frontovik」または「Cossack」の勢力を選び，4人のスクワッドを組んでゲームを開始する。
　各部隊の記章や制服などが細かく再現されているだけでなく，50種類におよぶ当時の武器をチョイスできるなど，徹底的にリアリティにこだわっているところが特徴だ。


　マップは6種類用意されており，広大な戦場には，地域のランドマークとなる建物も多数再現されている。塹壕内での近距離戦闘や，毒ガスなども登場し，過酷で壮絶な戦いを満喫できるはずだ。日本語はサポートされていないものの，Steamでは2月20日まで15％オフのローンチセールが行われている。