［TGS 2017］新城ちさとのエキセントリックな新レッスンが初披露。「サマーレッスン」ステージイベントレポート

　バンダイナムコエンターテインメントは，千葉・幕張メッセで開催中の東京ゲームショウ2017の自社ブースにおいて，VRコミュニケーション「サマーレッスン」のステージイベントを実施した。
　2016年秋にPlayStation VRのローンチタイトルとして発売されたサマーレッスンは，先日3人目の新キャラクターとして新城ちさとが発表され，新たな出会いに期待している人も多いことだろう。
　本稿では，出演声優によるトークや，新城ちさととのエキセントリックな新レッスンが初披露されたイベントの模様をお届けしていく。


　ステージには，プロデューサーの原田勝弘氏，プロデューサー兼ディレクターの玉置 絢氏，そして声優の田毎なつみさん（宮本ひかり役），阿部里果さん（アリソン・スノウ役）が登壇。イベントは，始めにサマーレッスンのゲーム性の説明や，登場するキャラクター達の魅力を紹介するところからスタートした。

原田氏は多忙らしく挨拶のみで降壇。玉置氏中心にステージイベントは進行された

左から，MCの竹内健人さん，玉置 絢氏，田毎なつみさん，阿部里果さん

PS VRの発売前から話題となっていたサマーレッスン。イベントは，本作の基本的なおさらいからスタートした

　一通りのおさらいが済んだところで，新キャラクターの新城ちさとが紹介され，さらに初公開となるプロモーションムービーが公開された。

新城ちさとは，少し高飛車でワガママな世間知らずのお嬢さま。プレイヤーは彼女に一般常識や，流行の娯楽を教えることとなる

　プロモーションムービー公開後には，新城ちさと役の畑中万里江さんも登壇。声優の3人が揃ったところで，3つのテーマに沿ったトークコーナーが設けられた。

新城ちさと役の畑中万里江さんが登壇

モーションキャプチャーの話では，視線やまばたきの回数，キャラクターごとの仕草といった，ふだんの収録では気にしない苦労があったとのこと。また，モーションキャプチャーのスーツを着ての収録も大変だったようだ

2つ目のテーマはVRならではの声演技の工夫。VRのキャラクターが実際に目の前にいることを表現するために，発声時に口の形を合わせるところを意識して演じたエピソードが紹介された

最後の質問は，完成後に担当キャラクターに実際に会ってみての感想だ。田毎さんは，明るく前向きなひかるちゃんのおかげで自分自身も元気になれたとコメント。ほかの2人も自分が演じたキャラながらドキドキし，VRで会う彼女達に癒されたと感想を語った

　続いてのコーナーでは，新城ちさと編で体験できる，これまでのサマーレッスンには無かったエキセントリックなイベントを紹介する実機プレイが披露された。ここでは，家庭教師役として芸人ユニット・パンサーの3人が登壇。今回実際に体験するのは1人ということで，代表して尾形さんがプレイすることとなった。

「近い！近い」と大興奮の尾形さん。近すぎる彼女との距離に思わず目線を反らしてしまうシーンも

先ほどエキセントリックなイベントと紹介されたシーンは，なんと身体を剣で貫くマジックの披露。映像からは分からないが，VR空間ではかなりの臨場感のはずだ

恐怖心からか思わず「やっぱりやめよう」の選択肢を選ぶも，お構いなしに身体を貫くちさと。これまでにしたことのない体験に尾形さんも大喜びの様子だった

披露された剣で身体を貫くマジックは，デラックス版のDLC「赤絨毯のマジックアワー」に収録されているとのこと

デラックス版には特典として，SD化されたちさとが歩き回るPS4専用テーマが付属する。早期購入特典は，2色のブラウスだ

　ステージの最後は，早々に降壇した原田氏が再び登壇し，「現場の玉置ディレクターを中心に作り手側のスキルが上がっており，今後も盛り上がるVR業界に期待してください」とコメント。玉置氏も「長い間サマーレッスンを続けてこれたのは，興味や好奇心を持って支えてきてくれたプレイヤーのおかげです。これからもずっと好奇心を持ってVR業界を見守ってください」とコメントし，サマーレッスンのステージイベントを締めくくった。

「サマーレッスン」公式サイト

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