任天堂，「メトロイドプライム4」開発体制のリセットを発表。発売は大幅に遅れる見込み

　任天堂は2019年1月25日，開発中の「メトロイドプライム」シリーズの最新作「メトロイドプライム4（仮称）」の開発体制を見直すことを発表し，取締役常務執行役員である高橋伸也氏が現在の開発状況を説明するムービーを公開した。


　2017年のE3 2017に合わせて配信されたプレゼンテーション映像「Nintendo Spotlight: E3 2017」の中で発表され，大きな反響を集めた「メトロイドプライム4」だったが，その後1年以上も情報が出ないままの状態が続いていた。高橋氏によれば，その間も開発は続けられていたものの，任天堂が望むクオリティには達せず，そのため開発体制を見直すことを決定したとのこと。

　今後は，オリジナルの「メトロイドプライム」シリーズを開発したRetro Studiosと協力して，開発を1から再スタートさせる。その結果として（もともと発売日は発表されてはいなかったが），任天堂内で想定した時期に比べて発売が大幅に遅れる見込みだという。高橋氏は，この決断が「メトロイドプライム4」の発売を待ち望んでいる多くの人を失望させてしまうことは十分に認識しているとしたうえで，ファンに謝罪を行った。詳しくは，公開された映像をチェックしてほしい。