アメリカに鉄道帝国を築き上げる新作シミュレーション「Railway Empire」のローンチトレイラーが公開

　Kalypso Mediaは，「Patrician IV」や「Grand Ages: Medieval」などの作品で知られるドイツのGaming Minds Studiosが開発した鉄道建設シミュレーション「Railway Empire」をリリースし，ローンチトレイラーを公開した。


　本作の舞台となるのは，1830年から100年間のアメリカ。プレイヤーは銀行家や退役軍人，科学者など，異なる特徴を持ったキャラクターから1人を選んで鉄道会社の経営者となる。町と町の間に鉄道を敷いて，物資や人の動きを豊かにしながら路線を増やし，ライバル会社との勢力争いを繰り広げながら鉄道帝国を築き上げるのだ。

　「Sid Meier’s Railroad Tycoon」などと同じく，ゲームはリアルタイムで進行。ライバル会社の行く手を阻むように線路を延ばして地域の特産品の生産や物流を掌握してしまったり，スパイや盗賊を使ってライバルを邪魔したりといったことも可能だ。

　5つの時代に合わせて40種類の機関車，30種類の客車・貨物車が導入されていくが，そのモデリングは，拡大すると1つ1つのパーツが作動している様子が確認できるほど細かいものとなっている。このあたりはいかにもドイツ産といったところだろうか。

　ほかにも，レールから給水塔といったものまで，300種類ものテクノロジーを研究開発できるなど，じっくり遊び込めるゲームになっている模様。
　まるで機関車の車窓から身を乗り出しているかのような視点で列車の走行を楽しめる「Raid Along」モードも用意されるなど，マニアの心を鷲掴みにしてくれそうだ。

　ローンチトレイラーに続いて，線路への信号機の付け方を解説するチュートリアルムービーも公開されている。
　日本語表示には対応していないので，少々ハードルが高いかもしれないが，Steamでの評価は原稿執筆時点で「非常に好評」となっているので，鉄道好きならプレイしてもいいのではないだろうか。