コーエーテクモウェーブは本日(2018年2月19日),
「VR センス 第2ステージ発表会」を東京都内で開催した。本発表会では,2月22日より順次展開予定のアーケード向け体感VR筐体「
VR センス」の新施策に関するアナウンスが行われた。
コーエーテクモウェーブ ゼネラルプロデューサー 襟川恵子氏
![画像集 No.002のサムネイル画像 / コーエーテクモのアーケードVR筐体「VR センス」の新施策が公開された「第2ステージ発表会」をレポート](/games/371/G037133/20180219092/TN/002.jpg) |
発表会の主催者を代表して登壇した,コーエーテクモウェーブ ゼネラルプロデューサー
襟川恵子氏は,まずローンチから2か月が経過したVR センスの現況を報告した。
それによるとVR センスのコンテンツのうち,
「3 Majesty × X.I.P. DREAM☆LIVE」と
「超 戦国コースター」の人気が高いとのこと。逆に,襟川氏自身の一推しである
「GI JOCKEY SENSE」や,男性陣が大プッシュしていたという
「DEAD OR ALIVE Xtreme SENSE」は,事前の予想ほどには奮わなかったそうだ。
襟川氏は「VR市場は,アーケードゲーム市場ともパッケージゲーム市場とも違う」とし,各コンテンツとも,よりプレイヤーのニーズに沿った内容にするべく,試行錯誤しながら改良を進めていくと話していた。
VR センス プランナー 南 達尊氏
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続いてVR センスのプランナーである
南 達尊氏が,VR センスの第2ステージのプレゼンテーションを行った。
最初に紹介されたのは,4月22日のアップデートにて利用可能になる新システム
「ジョイモバ」である。このシステムは,プレイヤーがスマートフォンを使ってコーエーテクモゲームスのWebサイト「myGAMECITY」にアクセスすると,VR センスのさまざまな機能が提供されるというもの。各自のスマホに発行されたQRコードを,VR センスの筐体内にあるカメラにかざすだけで認証が行われ,各コンテンツのプレイ結果などがサイトに反映される。
会場では,タイムアタックや累計スコアなどを競う
「全国ランキング機能」,ゲーム内のミッションをコンプリートすることでレアな衣装や特別ステージがアンロックされる
「プレイラリー機能」,お気に入りのシーンを撮影して保存できる
「フォトセッション機能」といったVR センスの新機能や,プレイヤーの誕生日を祝ったり,人気投票を行ったりといった各種イベントを実施することが明かされた。
なお,これらの新機能は
4月22日以降,順次利用可能となる予定だ。さらに近い将来,キャラクターに超接近できるモードを実装する予定があることも明かされた。
発表会では,各コンテンツの直近のアップデート予定も公開された。まず2月22日には,「DEAD OR ALIVE Xtreme SENSE」に新キャラ
「あやね」が登場し,また各キャラクターに10着の水着が追加される。
同じく2月22日より,「3 Majesty × X.I.P. DREAM☆LIVE」では,3月4日開催のライブで披露される新曲の一部を期間限定で公開する。この新曲を視聴する条件は,本コンテンツ内で高得点を取ることである。
「GI JOCKEY SENSE」と「超 戦国コースター」には,2月22日に
「キング オブ ザ ゴールド」モードが実装される。このモードは,プレイヤーが各コンテンツの作り込まれたVRの世界を堪能するためのもので,ゲームオーバーの概念がない(操作することは可能)。その代わり,エンディングが見られなかったり,ジョイモバのランキング対象にならなかったりと,一部に制限が課せられる。
3月以降は,毎月22日に各コンテンツのアップデートを実施する予定
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新コンテンツとして,「進撃の巨人」と「戦国無双」の2タイトルを鋭意開発中
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コーエーテクモウェーブ 代表取締役社長 阪口一芳氏
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最後に,コーエーテクモウェーブ 代表取締役社長
阪口一芳氏が登壇し,先日開催されたJAEPO 2018にて,VR センスがアーケードゲーム業界関係者や一般客から非常に高い評価を受けたことを報告。とくに一般客の中にはVR センス自体をまだ知らなかった人が多かったり,海外からの来場者の反応が良かったりと,今後の伸び代を強く感じられたという。阪口氏は「これからもプレイヤーの感想やリクエストを踏まえて,VR センスを何度遊んでも楽しいものへと進化させていきたい」と意気込みを語っていた。