NHN ハンゲームは,同社が2017年2月7日にサービス開始予定のスマートフォン向けアプリ
「フィッシュアイランド2」(
iOS /
Android)の
プレス向け発表会を,本日(2月3日)開催した。
会場では,フィッシュアイランド2の開発作業を行っている韓国NHN PixelCubeと,NHN ハンゲームの運営スタッフによりゲームの概要があらためて紹介。正式サービス開始後に予定しているアップデートも明らかになった。
また,本作の大漁(ヒット)祈願をするべく,和歌山で本日水揚げされたばかりの
本マグロも登場。その場で解体して振る舞われるという,(報道陣にとっては特に)豪勢な発表会となった。
開発作業を行ったNHN PixelCubeの代表取締役 イ・ムグァン氏
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フィッシュアイランド2は,
RPGに“釣り”をミックスさせた,一風変わった海洋アドベンチャーRPGである。
通常の釣りモードはリズムゲーム風のシステムとなっている。行ったり来たりする魚にタイミングを合わせてタップを成功させると,その都度,魚の体力をじわじわと減少させ釣り上げられる。誰でも簡単操作で“釣り”を楽しめるとのことだ。
ところが,ステージの要所で待ち受けるボスとのバトルでは,釣り竿を“大砲”に持ち替えることになり,プレイフィールがガラリと変わる。ボス戦はオフェンスパート/ディフェンスパートに分かれており,しかも各ボスに応じてギミックはまったく違っており,少なくともこの部分を見る限り“釣りゲー”の面影はまったくない。
そのほかにも,最多4人によるオンライン協力プレイや,レイドバトル系のコンテンツなども用意されている。スクリーンショットをぱっと見る限りは普通の釣りゲーっぽいのだが,実はそうじゃない部分も多々あり,このギャップは本作ならではの大きな魅力とのことだ。
NHN ハンゲームの運営プロデューサー 吉原雄飛氏
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日本運営プロデューサーを務めるNHN ハンゲームの
吉原雄飛氏からは,国内サービスの経緯や,正式サービス開始後のアップデート予定などが紹介された。
本作の開発期間(韓国版)は約2年で,それとは別に,日本向けのローカライズとカルチャライズに8か月近くを要しているという。たとえば現在の韓国におけるスマホアプリは,トップ画面に各種メニューをぎっしり詰め込むなど複雑になる傾向があるが,少なくとも日本では受け入れられにくい。老若男女誰でも楽しめるようにするべく,さまざまな部分にメスを入れているそうだ。
正式サービス開始後のアップデートに関しても,新規ステージやストーリー,レイドボス,マイキャラをサポートする“精霊”の進化システムなど,着々と準備を進めているという。同社がこれまで培ってきたPCオンラインゲームなどのノウハウ0をフルに活用して,長期にわたって盛り上げていくとのことだ。
釣りにちなんだゲームということで,大漁祈願をするべく和歌山で本日水揚げされた本マグロ(約45キロ)が登場。その場で解体され寿司として握られた。発表会,もう1回開催してくれませんか
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NHN ハンゲームの「フィッシュアイランド2」の正式サービスは2月7日に開始予定だ。現在,本作の事前登録の受付が行われているが,4Gamerでは
インプレッション記事などを掲載しているので,これらを見て興味を持った人は忘れずに登録を行っておこう。
左から吉原雄飛氏,イ・ムグァン氏,開発責任者のキム・ジュンヒョン氏,アートディレクターのキム・ソンジン氏,シニア企画担当者のキム・ヨンヒ氏
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