Rockstar Gamesは,大西部をテーマにした名作オープンワールド型アクションアドベンチャーの続編となる,「Red Dead Redemption 2」(PlayStation 4 / Xbox One。レッド・デッド・リデンプション2)のトレイラーを,予告どおり本日(2016年10月21日)公開した。
現時点では詳細が明らかにされていないRed Dead Redemption 2だが,海外トレイラーと合わせて日本語字幕付きトレイラーも公開されており,そのYouTube動画ページや公式サイト(日本語)に記載されたその短い説明文には「アメリカ中部の過酷な大自然を舞台に壮大な物語が描かれます。本作の広大かつ雰囲気溢れる世界で、全く新しいオンラインマルチプレイ体験もお楽しみいただけます」とある。
説明に出てくる“アメリカ中部”は,海外向けには“ハートランド”(Heartland)とされており,これは現在のミシガン州やイリノイ州など五大湖の西部地域から,カンザスやネブラスカ,ノースダコタ,さらにはワイオミング州あたりまでの一帯を指す。大陸横断鉄道がようやく開通し,徐々に人々の暮らしが西へ広がっている時代なのか,その風景はアメリカ南西部を舞台にしていた前作「Red Dead Redemption」(PlayStation 3 / Xbox 360)よりも数十年は古い印象を受けるものだ。ハートランドには含まれない地域ではあるが,ロッキー山脈に囲まれたイエローストーン国立公園の原型のような場所もあり,大木の生い茂る原野や,1880年代にはほぼ駆逐されているはずのバッファロー(アメリカバイソン)の群れも確認できる。
いずれにせよ,霧や木漏れ日の雰囲気から星空の美しさまで,2010年に登場したRed Dead Redemptionや2013年の「グランド・セフト・オートV」(PS3 / Xbox 360)を凌駕するグラフィックスの進化も予感させる映像である。まずはこれを満喫しつつ,続報を楽しみにしておきたいところだ。