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編集部員の買い物を好きに紹介する不定期連載「買い物Surfer」が復活。1万8000円のドリンクホルダーで給水してみる(「買い物Surfer」第6回)
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印刷2022/07/02 12:00

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編集部員の買い物を好きに紹介する不定期連載「買い物Surfer」が復活。1万8000円のドリンクホルダーで給水してみる(「買い物Surfer」第6回)

画像集#001のサムネイル/編集部員の買い物を好きに紹介する不定期連載「買い物Surfer」が復活。1万8000円のドリンクホルダーで給水してみる(「買い物Surfer」第6回)

 4Gamerにはその昔,「買い物Surfer」という不定期連載がありまして。4Gamer編集部のスタッフが「最近個人的に購入したモノを紹介する」という,めちゃくちゃアバウトな連載だったのだが,2012年から5回ほど掲載してストップ。すっかり放置されていた。
 それから約9年経った今,編集長Kazuhisaの「やろ」の一言により,なぜか復活することになったのだ!

 そんなわけで,第6回(?)「買い物Surfer」である。復活早々,あんまり奇抜なものをぶちこむのもどうかと思うので,ここは軽くジャブを入れておきたい。具体的には,今や数ある“ゲーマー向け”製品から,1つ紹介していこうじゃないか。

 世の中には,さまざまなゲーマー向けが存在する。マウスやキーボードなどの電子機器に限らず,実用的なものからそうでもないものまで,もはや言ったもの勝ち状態だ。
 そんなゲーマー向けの中で,電子機器でなくても実用的なものの1つが家具だろう。PCゲーマーであれば,より良いゲーム環境を整えるために,椅子や机,その周辺に配置するものにはこだわりたくなるものだ。まぁ,実現するには部屋のスペースや予算の壁が立ちはだかるのもよくあることだが……。

 ゲーマー向け家具と言えば,よく知られているのがBauhutteだ。デスクやラックなど,ゲーム用途を重視した製品群を展開しているブランドなので,「こういう家具でPC環境を揃えたいな」とちょっとした夢を抱いている人も多いのではないか。
 一方で,単純にPC用デスクとして見るとやや割高でもあるため,「ゲーマー向けだからって足元見やがって」的な印象の人もいるかもしれない。筆者はデスクの実用性を求めてめちゃくちゃ吟味した結果,Bauhutte製品を好んで使っているので「いや,実はすごくいいんですよ」とどこかで語りたいと思っているのだが,それはそれ。今回は,面白そうだからとつい買ってしまった製品を1つ紹介したい。

 はい,1万8000円のドリンクホルダー。

画像集#002のサムネイル/編集部員の買い物を好きに紹介する不定期連載「買い物Surfer」が復活。1万8000円のドリンクホルダーで給水してみる(「買い物Surfer」第6回)

 もう1回言っておこうか。1万8000円のドリンクホルダー(※2022年7月2日時点の実勢価格)である。
 PCデスク用のドリンクホルダーと言うと,クランプで固定することで,デスクからはみ出す形でカップ置き場を取り付けられるものが多い。デスクをより広く使えるようになり,カップの転倒を防止でき,さらには小物入れやヘッドフォンかけなどが一体となっているタイプもあって,あら便利。価格も安価で,1000〜3000円程度といったところだ。

 そんな市場に,1万8000円である。なんでこれを買ったのかと問われれば,「せっかくBauhutteのデスク使ってるし,アームつけちゃおうかな」ぐらいの雑なノリとしか答えようがない。物欲が刺激されて,つい欲しくなってしまったのだ。
 製品名は「ハイドロアーム」(型番:BMA-120HY)である。なんだか技名か何かっぽい雰囲気だ。

ハイドロッ! アァァァァァァム!!!
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 最大の特徴は,名前のとおりアームが付いていること。4つの関節で稼働するガス圧式アームを備えており,これによりスムーズにベストポジションへとホルダーを動かせるのだ。ドリンクにストローを挿しておけば,フリーハンドでの水分補給すら可能である。すげえ!

 いや,これ以上の機能はとくにないのだが。なにせ,ドリンクホルダーだし。とにかく「机の横にドリンク置き場が用意できる? 甘いね,ハイドロアームなら自分の好きなところにドリンクが置けるんだぜ!」的な製品だと思ってもらえればいいと思う。

ホルダー部分は2つのカップが入る設計で,缶ジュースや500mlペットボトル,ステンレスタンブラーなどが入るサイズ
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 ただこれ,実際に使ってみると意外と便利だ。と言うのも,筆者はキーボードスライダー付きのデスクを愛用しているため,デスク部分には腕を伸ばさないと届かない。そこにドリンクを置くと,ちょっと遠い。かといって,スライダー部分に置こうものなら,マウス操作などでうっかりこぼしてしまいかねない。
 その点,ハイドロアームがあれば,椅子のアームレストのあたりにドリンクを配置でき,こぼす心配もないので快適だ。
 また,筆者はイラストを嗜んでおり,ペンタブレットを使う時はスライダーをしまって作業するのだが,このポジションに合わせてドリンクの配置を簡単に変えられるのもいい。アームの可動は優秀だ。

 「でかいアームが視界に入って邪魔じゃない?」と思う人はいるかもしれないが,心配ご無用。ディスプレイを見ていると,案外気にならないものだ。筆者はPCでの通話時,アーム付きのマイクも使っているが,そちらでさえ気にならないのに,さらに視界外に配置できるドリンクホルダーのアームなど,まったく問題ではない。
 まあ,右にも左にもアームみたいな状態なので,傍から見るとヤバイやつだが。

個人的には椅子のアームレストの上あたりがベストポジション。フリーハンド給水は,ストローを用意するのが面倒なのでやっていないが,やるならカップの片方をストロー入れにしてしまうのがいいのではないか
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キーボードスライダーをしまった状態。筆者のような作業によって座り方が変わるタイプだと,より便利に使えると思う
画像集#006のサムネイル/編集部員の買い物を好きに紹介する不定期連載「買い物Surfer」が復活。1万8000円のドリンクホルダーで給水してみる(「買い物Surfer」第6回)

 というわけで,ハイドロアームはドリンクホルダーとしては大変高価だが,機能性は悪くない。絵面が面白いので,配信映えもすると思う。なにより,あまりに暑い最近のバグった夏事情では,ゲームに没頭するあまり水分補給を怠れば命に関わる。手軽に給水ができるのは大変よろしい。
 パソコン周りをより便利に,より派手にしたい人は,ぜひ。

不満点を挙げるとすれば,形状的に500mlのパックドリンクが置けないことだろうか。2つもカップが入らなくていいので,片方をパック置き場にしてくれればパーフェクトなのだが……
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「ハイドロアーム」製品情報ページ

「Bauhutte」公式サイト


■■御月亜希(4Gamer編集部)■■
学生時代に,当時はPCゲームメディアだった4Gamerにアルバイトで入り,卒業と同時に就職。それから十数年,ずーっと編集部に居座っている,純粋培養の4Gamer人。初任給で6万円のバスタードソードを買った武器マニア。弓が撃てるし,ナイフや斧も投げられる。いつ異世界転生しても安心だ。
  • 関連タイトル:

    Bauhutte

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