2016年3月29日,韓国のデベロッパCARBON EYEDは,ソウルでイベント
「OPEN EYED」を開催し,スマートフォン向け新作ゲーム「
Knights Fall」「
Tiny Fall」「
Gigant Shock」を発表した。
ちなみにCARBON EYEDは,PC向けオンラインゲーム「
ドラゴンネスト」を開発したEYEDENTITY GAMESでCEOを務めた,
Lee Eun Sang氏が新たに設立した会社である。
最初に発表された「Knights Fall」は,ボールの代わりに武装した兵士を発射して敵と戦うという,
ピンボールゲームのような雰囲気が特徴のアプリだ。韓国市場でのサービスは2016年秋頃を予定しているとのこと。
ゲームモードは,100種類以上あるステージを攻略しながら物語を進めていく
「シナリオモード」と,非同期型のPvP
「征服者モード」の2種類。ステージごとに敵の殲滅,ボス退治,オブジェクトの破壊といった目標が設定されているほか,大砲や火炎放射器など各種兵器が設置されており,バラエティに富んだプレイを楽しめそうだ。
続いて発表された「Tiny Fall」は,Knights Fallと同じくピンボールゲーム風のスタイルで楽しめるアプリだ。韓国市場で2016年下半期のサービス開始を目指して開発を進めているという。
Knights Fallと異なる点は,
「不思議の国のアリス」「ヘンゼルとグレーテル」といった世界的に有名な児童文学をモチーフにしている点だ。カジュアルゲームを好むプレイヤーに合わせて難度調整が行われているほか,詳細は不明だが,
“興味深い新規モード”を追加する予定だという。
最後に発表されたアクションRPG「Gigant Shock」は,とくにメディアの注目を集めていたタイトルだ。配信時期は未定。
作品内容は,
画面を覆い尽くす超巨大なボスを,クラスが異なる4人のキャラクターでパーティを組んで討伐するというもの。スクリーンショットやトレイラーをぜひ確認してほしいが,ボスの存在感がとにかく圧倒的だ。
発表会終了後,Lee氏に話をうかがったところ,今回発表した3作品は,指1本で遊べる簡単な操作や,縦持ちプレイが可能な点など,
いずれも日本市場を意識して開発を進めているとのこと。なお,サービスについてはあくまで韓国市場を優先するそうだが,日本のパブリッシャとの交渉次第では,国別の配信スケジュールを変更する考えもあるそうだ。