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[JAEPO2016]群雄割拠の芸能界で活躍するダチョウ倶楽部が,三国志で生き残る秘訣を伝授!? 「三国志大戦」の記者発表会をレポート
今回の発表会では,本シリーズの総合プロデューサーである西山泰弘氏によるトークショーが開催されたので,その模様をお届けしよう。
新作の内容を紹介する前に,まずは三国志大戦シリーズのおさらいから。本シリーズは2005年から始まり,現在までのユーザー登録数は100万人を超え,排出されたカードの総数は5億枚を超えるほどの人気を誇るシリーズだ。
西山プロデューサーによると,フラットパネル型のカードリーダー筐体を使ったリアルタイム対戦という斬新なシステムと,コレクション性のあるトレーディングカードとしての魅力,そしてそのカードを駆使して複数のユニットを組めるという部分が,プレイヤーから評価されているという。また,三国志というなじみやすい歴史作品を題材にしていることも,魅力の1つであるとのこと。
さらに,「プレイヤーがゲームの主役」であることを掲げるポリシーや,著名なマンガ作品やイラストレーターとのコラボカードなども,シリーズ人気を支えている要素だと,氏は分析しているようだ。
新作の「三国志大戦」は,こうした大戦シリーズの流れを組んだ正当後継作という位置づけで,人気の核となる要素はすべて引き継いたうえ,より進化した表現方法で新たな仕掛けなどが加えられるという。
その新たな仕掛けというのが,“カード両面にオンデマンド印刷を採用する”というものだ。詳しい仕様については,開発中とのことなので明かされなかったが,どのような形でプレイヤーを楽しませてくれるのか期待が高まる。
せっかくの新作発表会なので,雰囲気を華やかにしたい! ということで,ステージに登場したのは,ダチョウ倶楽部とお笑い芸人コンビのばーんだ。この2組は,同じ事務所の先輩・後輩であり,ばーんはチャイナドレスで華やかに,ダチョウ倶楽部は三国志への思い入れを熱く語ることで,ステージを盛り上げていこうというものだ。
芸能界はある意味群雄割拠で,三国志と似た世界ともいえる。そんな芸能界でずっと活躍しているダチョウ倶楽部に西山プロデューサーは,「熾烈な競争社会である芸能界で,仲良くしていける秘訣は?」と質問すると,ダチョウ倶楽部は「たけしさんや志村けんさんなど“大将軍”に仕えること」とアドバイスをした。
また,竜平会(ダチョウ倶楽部・上島さんと仲のいい芸能人たちの集まり)を蜀にたとえ,劉備である上島さんが竜平会メンバーを五虎将軍に当てはめるとどうなる? といった質問では,「関羽が土田晃之さん,張飛が有吉弘行さん,馬超がデンジャラス・ノッチさん,黄忠がカンニング竹山さん,趙雲が劇団ひとりさん」と答えた。竜平会に限らず,身近な人を五虎大将軍でたとえてみるのは楽しいとしながらも,「最近は劉備が誘ってもみんな来てくれないんだよ」と,メンバーの活躍に複雑な表情を見せる上島さんだった。
ダチョウ倶楽部はお笑いネタだけでなく,「饅頭は三国志が発祥の食べ物らしい」といった三国志の知識を披露し,その逸話について西山プロデューサーが解説する場面もあった。饅頭は諸葛亮が氾濫した川を鎮める人身御供の代用品として用意し,悪しき風習を断ったものが発祥という話が,エピソードとして伝えられているという。
そんな饅頭をステージの登壇者のために用意してあるとしながら,なぜかステージに持ち込まれたのは「アツアツおでん」だった……。上島さんだけでなく,ばーんと西山プロデューサーも巻き込まれる形で,登壇者のほぼ全員が熱いおでんを食べさせられる羽目に。
後半はネタだらけのトークショーだったが,ばーんは「お笑い界という乱世を生き抜く方法を大先輩から聞けて勉強になった」とコメント。ダチョウ倶楽部は「三国志という歴史と現代を対比して,学んで戦ってほしい」と,最後はきっちり三国志を絡めた挨拶で締めくくっていた。
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