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携帯型ゲームPC「Legion Go」の新製品やRTX 50&Core Ultra 200HX搭載ゲームノートPCをLenovoが展示
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印刷2025/01/21 12:48

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携帯型ゲームPC「Legion Go」の新製品やRTX 50&Core Ultra 200HX搭載ゲームノートPCをLenovoが展示

 Lenovoは,2025年1月上旬に行われた大規模展示会「CES 2025」にあわせて,PCや周辺機器をはじめとする同社製新製品を数多く展示した。本稿では,ゲーマー向け製品ブランド「Legion」の注目製品を紹介する。

 携帯型ゲームPCでは,「Legion Go」の第2世代モデルと新製品の「Legion Go S」を展示しており,なかでも目玉となるのがLegion Go Sだ。

Legion Go S。搭載するOSで本体色が異なり,白がSteam OSで,黒がWindowsとなる
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 Legion Go Sは,8インチサイズで,1920×1200ドット,最大リフレッシュレート120Hzの液晶ディスプレイを採用した携帯型ゲームPCで,8.8インチサイズのディスプレイを搭載したLegion Goと比べて,少しコンパクトなのが見どころだ。さらに,Legion Goは,着脱可能だったゲームパッドが,Legion Go Sでは固定式になっているのも大きな違いとなる。
 搭載CPUは,AMDの「Ryzen Z2 Go」,または「Ryzen Z1 Extreme」を採用するとのこと。Ryzen Z2 Goは,AMDがCES 2025に合わせて発表したプロセッサ(関連記事)で,CPUは4コア8スレッド対応で,統合GPUは少し前の世代である「RDNA 2」をベースとしており,性能としては控えめだと思われる。

 Legion Go Sは,OSにWindowsを搭載したモデルと,Valve Corporationが開発する携帯型ゲームPC向けOS「SteamOS」を搭載したモデルをラインナップするのもポイントだ。こうした特徴を見ると,Legion Go Sは,Legion Goに対する廉価モデルという位置付けの製品と言えそうだ。

SteamOS搭載モデルのLegion Go S。公称本体重量は740gだ
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Legion Go Sの背面
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 Legion Go Sは,米国市場で1月中に発売し,価格は729.99ドルとなる。さらに下位構成モデルを5月に599.99ドルで発売するそうだ。また,SteamOS搭載モデルも5月の発売を予定しており,価格は499.99ドルからとなる。

 Legion Goの第2世代モデルは,2023年12月に国内発売した初代モデル(関連記事)の正当進化版といった製品だ。搭載CPUをAMDの「Ryzen Z2 Extreme」に変更したことに加えて,ディスプレイパネルに可変リフレッシュレート(Variable Refresh Rate,VRR)対応の有機ELパネルを採用したのが見どころとなる。

第2世代Legion Go
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第2世代Legion Goの背面
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 また,初代Legion Goでは,追加オプションだったゲームパッドをまとめるドッキングパーツが製品に付属する予定だという。
 今回は参考出展という位置付けで,具体的な販売時期や価格について明らかになっていない。

 ゲーマー向けノートPCでは,性能重視のゲーマー向けノートPC「Lenovo Legion Pro」シリーズから,「Legion Pro 7i Gen 10」と「Legion Pro 5i Gen 10」,「Legion Pro 5 Gen 10」の計3製品に注目だ。

 製品名に「i」が付く2製品は,CPUに「Core Ultra 200HX」の上位モデル「Core Ultra 9 275HX」を搭載するという。GPUは,Legion Pro 7i Gen 10が最上位構成で「GeForce RTX 5090 Laptop GPU」,Legion Pro 5i Gen 10が「GeForce RTX 5070 Ti Laptop GPU」を採用するそうだ。

GeForce RTX50シリーズを搭載する16インチ級モデルのLegion Pro 7i
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 Legion Pro 5 Gen 10は,最上位構成でCPUにAMD製ノートPC向けCPU「Ryzen 9 9955HX」,GPUに「GeForce RTX 5070 Laptop GPU」を採用する。

Ryzen搭載のLegion Pro 5。今回のブースでは,Ryzen搭載PCはモックでの展示にとどまっており,動作確認はできなかった
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 米国市場での発売時期は,Legion Pro 7i Gen 10が3月,Legion Pro 5i Gen 10が5月,Legion Pro 5 Gen 10が6月の予定で,価格は順に2399ドルから,1499ドルから,1399ドルからとなっている。

 周辺機器では,34インチサイズの「Legion Pro 34WD-10」と「Legion R34w-30」という2つの湾曲型ディスプレイが登場した。
 Legion Pro 34WD-10は,解像度3440×1440ドット,アスペクト比21:9,曲率800R(=半径800mmの円を描くカーブ)というかなりきついカーブの有機ELパネルを採用したディスプレイだ。

Legion Pro 34WD-10
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 40インチサイズ前後のディスプレイでは,曲率800Rのパネルを採用した製品はいくつかあるものの,34インチサイズの製品では珍しい。高い曲率のディスプレイパネルを採用することで,画面全域を視認できるため,没入感が向上するという。垂直最大リフレッシュレートは240Hzとなっている。

 Legion R34w-30は,解像度3440×1440ドット,アスペクト比21:9,曲率1500Rというゆるやかなカーブの液晶パネルを採用したディスプレイで,垂直最大リフレッシュレートは180Hzだ。

Lenovo公式Webサイト

  • 関連タイトル:

    Legion,ideacentre Y,ideapad Y

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