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結のほえほえゲーム演説:第232回「君は『ポケ-1グランプリ』を知っているか?」
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印刷2025/01/25 12:00

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結のほえほえゲーム演説:第232回「君は『ポケ-1グランプリ』を知っているか?」

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 君は「ポケ-1グランプリ」を知っているか?

 ポケ1こと「ポケ-1グランプリ」は,「ポケットモンスター」を題材としたネタのNo.1を決める,ポケモン好き芸人たちによる笑いの祭典。M-1グランプリ2年連続優勝者令和ロマンに2年連続決勝進出の実力者ヤーレンズ,2024決勝の舞台に立ったママタルト大鶴肥満,さらにライブはもちろんYouTubeチャンネルも好評の春とヒコーキガーリィレコード高井佳佑など,飛ぶ鳥を落とす勢いのお笑い芸人たちが集い,ポケモンにまつわるネタだけで勝負する。これだけでも唯一無二のイベントではあるが,さらに審査員としてもこうライバロリビエラといったポケモン実況者が大集合。お笑い界&実況者界の人気者たちがポケモンによって奇跡の出会いを果たしている。混沌ここに極まれり――。

 ごきげんよう。タレントとして活動しております。です。いつもと違う雰囲気でスタートした「結のほえほえゲーム演説」ですが,なんと私,2025年1月10日に開催された「第三回ポケ-1グランプリ」を現地で楽しむ機会をいただきました。過去回をYouTube動画で見ているとはいえ,どのくらいマニアックなポケモンネタが出るのだろうか? ちゃんと理解できるだろうか? ちょっぴり不安を抱えながら練馬文化センター大ホールへ向かうと会場は超超超満員。そして開演し,ネタが始まった瞬間「ポケモンというテーマの中で,それぞれの芸人がどう攻めてくるか?」という緊張が走ります。

※編集部注:いつもとスタイルを変えてスタートした今回,本文の雰囲気的に冒頭のくだりの大鶴肥満さん,高井佳佑さんおよび審査員の皆さんは敬称略とさせていただきました

 赤緑か? それともSV? 対戦ネタ? アニポケ? ポケポケ? それが分かったとき「うわ〜こうくるか〜!」的な興奮が胸にこみあげる。人気と実力のあるお笑い芸人が,ほかのイベントやライブでは披露できないようなポケモンオンリーのネタを,ポケモン好きのためだけに作ってくれた……いま私たちは最高に贅沢な遊びの場にいるんじゃないか!? ポケモン好きにしか伝わらないネタで大爆笑が起こるたび,ポケモン好きが大勢集まってることを感じてニヤニヤがとまらない。なんだろうこの謎の一体感は。

  「ポケモン以外のゲームで,このようなイベントがあったらどうか?」と妄想してみると,ポケモンほど入口が広くそして奥が深いゲームはなかなかないだろうなとあらためて思わされます。世代を超えたみんなが知っていて,かつコアなネタも存在する……という,ポケモンの懐の深さみたいなものによって,ポケ1の面白さが生まれているのかもしれない。

「……ん? なんで舞台にレジギガスやサーフゴーがいるの?」と思った方は,後日配信される動画を絶対に見てほしいです
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 こたけ正義感さんは,以下の集合写真の全身黒タイツ姿を見ていただければどんなネタだったのか(とくに私と同世代のポケモン好きなら)察することができるかも。私は前日に漫談ライブ「弁論」を視聴していたため,それとのギャップがすごすぎて頭がバグりそうになりました。生でネタを見られるのをとても楽しみにしていた春とヒコーキも面白かったなあ。私は4年ほど前から「バキ童チャンネル」(@bakibakiDT)の大ファン(4Gamerの年末企画で「注目している人は?」と聞かれると例年「春とヒコーキ」と答えています)なのですが,初めて生でネタを見るのがポケ1で良かったのか? いやでも最高に面白かったから問題なし!

 個人的にポケモン愛を強く感じたのはヤーレンズのネタ。楢原さんのガチっぷりは前回のポケ1出場やラジオでのトークで一部のポケモンファンに知れ渡っていて,それが「ポケモンどこいく!?」や「バトオフ」といったテレビ番組への出演に発展。その活躍っぷりは,いちポケモンファンとしてものすごく嬉しい。そりゃあこんなにポケモン愛にあふれている方を,公式が放っておけるわけがないでしょう!

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ポケ-1グランプリを現地で見て感じたこと,考えたこと


こちらの写真はニッポン放送の吉田尚記さんと私が司会を担当する新作アニメPV上映番組「つづきみ」の収録のときのものです。冬アニメを特集した最新回はABEMAプレミアムでアーカイブ視聴できます!(リンク
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 ポケモンネタで自分が思いっきり大笑いできること,ポケモン好きにしか伝わらないネタで会場が大爆笑していることへの嬉しさって唯一無二のものだったなあ。ポケ-1グランプリを見終えたあとにそう感じたとともに,この経験はテレビやWebのゲーム番組における「お笑い」の存在について考えるキッカケにもなりました。

 ゲーマーの中でも厄介ファンの部類に入る私は,ゲーム番組やイベント(実況プレイやバラエティ企画ではなく,その作品のファンが情報を期待して視聴するもの)でのお笑いに思うところがありました。ゲームが主役である場所で,ゲームと無関係なネタで笑いを取りに行くことに抵抗があるというか。作品やファンを理解しながら,誠実に向き合い,かつ演者の持ち味を出した笑いを生む企画ってすごく難しいことだとも思います。

 だからこそポケ1を現地で体験したとき,「ゲーム愛と笑いって,これほど見事に成立するのか!」と嬉しくてたまらなかったし,自分自身もゲームメディアに関わるものとして「まだまだできることがあるんじゃないか?」という野望にも燃えました。ぽけわんのちからってすげー! 永遠に続いてくれ!

■■結(女優・タレント)■■
女優・タレントとして活動中。国内映画祭にて主演女優賞を多数受賞。幼少期からのゲーム好きが高じ,数多くのゲーム番組でMCを務め,イトキチ(糸吉)の愛称で親しまれている。

公式サイト:http://yui-monogatari.com/
公式X:https://x.com/xxxjyururixxx
ニコニコチャンネル「結チャンネル」:http://ch.nicovideo.jp/yuichannel
YouTubeチャンネル「結ちゅーぶ!」:https://www.youtube.com/channel/UCNwmczTygyPzEnouz9tR_Fg/
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