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[E3 2016]もはやサイドキックにあらず。ドワーフ達が暴れ回るアクションRPG「The Dwarves」のゲームプレイトレイラーが公開
そんな「The Dwarves」の主人公は,平和なヒューマンの社会で育てられてきたために,誰一人として殺したことなどない鍛冶屋の若者トゥンディルだ。ひょんなことから,何千年にもわたってオークやダークエルフなどと戦ってきた荒くれドワーフの世界“ギルドルガード”を旅していくことになり,その文化や英雄達に触れていくという珍道中が描かれる。
斜め見下ろし型のカメラ視点が採用されており,王道のアクションRPGといった雰囲気。最大15体というプレイアブルヒーロー達の中から3体でパーティを組んで,さまざまな冒険に挑むことになるようだ。その大きな特徴は,100体をゆうに超える敵キャラクターに囲まれながらも,それぞれのヒーローが持つスキルを使って粉砕していくという,映画「ロード・オブ・ザ・リング」の大戦争シーンのようなアクションが表現されていることだ。物理効果によって,斬られたオークがよろけて後ろのオークにぶつかったり,さらには橋や崖から投げ出されてしまったりもする。
ヒーローは高台から飛び降りてストンピングにより大ダメージを与えたり,ダッシュして敵をなぎ倒したりできるが,ダッシュの方向を間違えて橋から落下してしまうこともあるようなので,使いどころは考えたほうがよさそうだ。
また,これだけのキャラクターが画面中に表現されるとゴチャゴチャしてしまうが,プレイヤーはアクション中にカメラを止めて違う方向から眺めたり,操作キャラクターの変更を行ったりできる。
原作小説には地図が用意されていなかったらしいが,ゲーム版「The Dwarves」では原作者との話し合いで,氷河地帯から砂漠に至るまでの広大な世界が用意されている。主要なポイントは,地図の上に点と線で結ばれ,ドワーフの一団はその上に置かれたチェスの駒のように表現されている。そして線の上をなぞるように移動していくことで,任意のポイントに移動し,そこで必要なミッションをこなしたり,探索したりできるようになっていた。
15人のヒーローの中には,ヒューマンや無口なフルアーマーの巨人「Djerun」なども加わるとのことで,コミカルな会話シーンなども用意されている。今のところ日本語化される予定はないものの,すでに40%ほどのゲームがプレイできるというβ版が,クラウドファンディングのバッカ―達に配布され始めており,2016年9月の正式発売に向けて順調に開発が進められている印象だった。
「The Dwarves」公式サイト
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