［TGS 2015］マグノリアファクトリーのスマホアプリ「MIRRORS CROSSING」を試遊したら，瞬時の判断力を求められすぎて面白かった

　2015年9月17日から20日まで開催されている東京ゲームショウ2015のマグノリアファクトリーブースに，iOS/Android端末向けの新作パネルアクションRPG「MIRRORS CROSSING」（ミラーズ クロッシング）がプレイアブル出展されている。本稿では，2016年春に配信予定の本作を試遊したレポートをお伝えしていこう。

「MIRRORS CROSSING」公式サイト

　マグノリアファクトリーのスマホ向けオリジナルゲーム第1弾となる本作は，剣と魔法の中世風ファンタジーという，王道の世界観を背景としたアクションRPGだ。
　戦闘はリアルタイムで進行し，3人からなるパーティで敵に立ち向かう。戦闘中，敵は画面右側から次々と出現するので，プレイヤーは味方パーティの足元にある9枚のパネルをなぞって，これらを撃破していくことになる。

「＞」の形になぞると，パーティ全体が攻撃力アップ

「＜」の形になぞると，パーティ全体が防御力アップ

「／」の形になぞると，パーティ全体のHPが回復

　パネルを縦になぞると，パーティメンバーは縦一列に並んで，それぞれが正面の敵を攻撃する。横になぞると横一列に並び，同列の敵を一斉攻撃する，という仕組みになっている。群れて出現しやすい雑魚が出現したらパネルを縦になぞって一掃し，ボスが出現したら横になぞって一斉攻撃を加える，というのが基本的な戦い方だ。

　面白いのが，なぞり方によって「陣形」というバフ効果が発生する点だ。パネルを「＞」の形になぞると，パーティ全体が攻撃力アップ，反対に「＜」の形になぞると，パーティ全体が防御力アップ，そして「／」の形になぞると，パーティ全体のHPが回復する効果を得たうえで，それぞれが正面の敵を攻撃する。

　とくにボス戦はパネルがガンガン赤く光るため，わりと操作が忙しめである。攻撃か防御か，すばやく判断してパネルをなぞるという一連の流れを繰り返すことになるのだが，瞬時の判断が求められるのが非常に楽しく，そんなアツい攻防戦に手に汗握ること請け合いだ。

全パネルが赤く光ったら，すばやく「＜」の形になぞるのだ

　モンスターが強力な攻撃を繰りだそうとしているときは，ダメージの発生するパネルが赤く光って，「そのパネルの上にいると危険」ということを教えてくれる。その場合はパネルをなぞって，パーティメンバーが赤く光っていないパネルに移動する陣形にして，敵からの攻撃を回避しよう。全パネルが赤く光って逃げ場がないときは，防御力アップのバフを得られる陣形で耐えるのが良さそうだ。

敵を攻撃することで「プリズムゲージ」（必殺技ゲージ）が溜まっていく。これが満タンになるとカットイン演出が入り，必殺技が自動で発動する

　ブースにプレイアブル出展されているTGS 2015仕様バージョンでは，本作のオープニングムービーを見られるほか，チュートリアルを通じて本作の戦闘システムが理解できる。最初から最後まで遊んでも10分程度ではあるが，本作の操作方法を学べて，キモの戦闘を楽しめるはずだ。
　会場に足を運ぶ人は，マグノリアファクトリーブース（4-C09）で実際にプレイして，2016年春に配信が予定されている本作への期待を高めよう。

「MIRRORS CROSSING」公式サイト

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