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[TGS 2015]堀井雄二氏が直々にアレフガルドの作り方を解説。「ドラゴンクエストビルダーズ」のスペシャルトークショウレポート
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ドラゴンクエストビルダーズは,「りゅうおう」に支配されてしまった「アレフガルド」(主にドラゴンクエスト第1作〜第3作の舞台)を奪還するために,荒廃した世界をプレイヤー自身が作り替えていくというストーリーのタイトル。開発を手がける堀井雄二氏が命名した「ブロックメイクRPG」というジャンル名のとおり,ブロックで構成されたアレフガルドでモンスター達と戦いながら,さまざまな空間や建築物を作り上げていくという内容だ。
左から,堀井雄二氏,本作プロデューサー・藤本則義氏,ゲストの吉田早希さん,Vジャンプ編集部のサイトーブイさん。堀井氏は「おおきづち」を持っての登場である |
ドラゴンクエスト第1作において,りゅうおうがプレイヤーに迫った“例の”選択。本作のプロローグは,その選択のシーンから始まる。客席には,第1作が発売された29年前にはまだ生まれていない,という人も多かっただろう |
サイトーブイさんは,かつて堀井氏自身がペンネーム「ゆうてい」で執筆していた週刊少年ジャンプのドラゴンクエスト記事を持参し,来場者を喜ばせた |
本作の主な遊び方はこちら。フィールドで素材を集めて,さまざまなものを作っていくのだ。そしてもちろん,モンスターとの戦いもある |
ステージでは開発中の実機を使って,フィールド探索や家作りなどを中心としたデモプレイが披露された。プレイヤーがいるのは,アレフガルドにある町のひとつ「メルキド」の周辺だ。
プレイヤーは自分が持っている素材(形は立方体)を置いていくことで,壁や足場などを作れる。高さ2ブロック分の壁と扉を設置し,内部に明かりとなるものを置けば,システム上“建物”として成立する。「家は中にモンスターが入ってこないので,遠征先などでは真っ先に家を作ってそこを拠点にするといい」と,堀井氏はアドバイス。
ちなみに家が完成すると,町や村の住人もそこが建物であると認識して反応するようになる。そういった反応を見るのも,本作の楽しみの一つだ。
また,本作では,建物だけでなく,武器を作ることもできる。より強い武器を作れば,モンスターとの戦いが楽になる。加えて,大きな木を切れるようになるなど,道具としての使い勝手も良くなるというわけである。
フィールドを“削る”ことで素材が手に入る。ここで使ったプレイヤーの武器は「ひのきのぼう」。弱い武器でも素材は入手できるのだ |
フィールドにはもちろんモンスターも登場。彼らとの戦いも展開する |
フィールドには水のある場所も存在する。ドラゴクエストシリーズにおいて水場は入れない場所が多いが,本作では問題ない模様 |
水場と同様に進入できなかった岩山などは,素材を積み上げて階段を作ってやれば登ることができる |
積み上げた素材を足場して,空中に足場を作っていく様子。“天空の町”のようなものも作れるのだろうか |
高所から落ちてHPがゼロになってしまったところ。HPがゼロになると,所持品をその場に落とした状態で,所定の場所から復活する。持ち物は落とした場所で回収可能だ |
小さな建物は比較的簡単に作れるが,城のような大きなものをイチから作るのは大変である。そう考えた堀井氏は「壊れた城を修復する形にすれば,作りやすいのではないか」と開発陣にオーダーしたという。ステージでは,実際に城を修復する様子も見せてくれた。
トークの最後に堀井氏は,「目的はりゅうおうを倒すことだけど,その後もさらいろいろ作ることができます。あとフィールドはオートマッピング(※おそらく“ランダム生成”の意)なので,何回でも違うフィールドで遊べるようにもなっています」と語っていた。これまでとは違ったドラゴンクエストの世界を体験できるゲームとして,期待して2016年1月28日の発売を待ちたい。
「ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ」公式サイト
4Gamerの東京ゲームショウ2015特設ページ
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ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ
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(C)2015 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.
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