GDC 2015で話題になった2Dアクション「Downwell」のゲームプレイトレイラーが公開に

　アメリカでインディーズタイトルを中心にパブリッシングするDeveolver Digitalが，日本人開発者“もっぴん”こと麓 旺二郎（ふもと おうじろう）氏が開発中のアクションゲーム「Downwell」（PC/Android/iOS）のトレイラーを公開した。



　Downwellは，若きトレジャーハンターの主人公が，ガンブーツと呼ばれる武器を足に装着して，魔物たちの巣食う井戸へと飛び込んでいく2Dアクションで，プレイするたびにマップの構成やモンスターの配置などが変わり，何度でも繰り返して楽しめるゲームになっている。黒，白，そして赤の3色のみが活用されたシンプルなグラフィックスながらも，ついつい熱中してしまいそうなゲーム性に仕上がりつつあるようだ。2015年3月に行われたGame Developers Conference 2015でも話題となり，「Independent Games Festival」の学生部門（Student Showcase）に，日本人開発者によるゲームとしては初めてファイナリストとしてノミネートされた（関連記事）。


　今回のトレイラーからは，クレジットとしてBGMに「Spelunky」などに関わったドイツのインディーズミュージシャン，Eirik Surhke（エイリック・ザーカ）氏が，またサウンドデザインには「Nuclear Throne」などにも参加しているフィンランドのJoonas Turner（ヨーナス・ターナー）氏が助っ人として加わっていることが分かる。発売は2015年内が予定されており，そう遠くないうちに詳細がアナウンスされるのではないだろうか。

「Downwell」公式サイト