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[GDC 2015]Oculus Rift対応の探索アドベンチャーゲーム「Pollen」をUnityブースのゲームパビリオンで遊んでみた
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本作は,土星の衛星であるタイタンに建設されたスペースステーション「M」にいた研究者6人が忽然と姿を消したため,その消息を求めて主人公が潜入を試みるという1人称視点のアドベンチャーゲームだ。どこかホラーな感じも漂う設定ではあるものの,Mindfield Gamesのデモ担当員によると,どちらかというとミステリーを主体にしたゲームになるとのことだ。
今回出展されていたデモでは,隊員たちが休憩時に寛いでいたであろう明るいスペースを探索できるようになっており,コップや本本を手に取ることや,バスケットボールを投げるといったことができた。ちなみに,用意されていたRiftは開発キット「DK2」で,頭を動かすことで周りを見渡せ,移動やインタラクションはゲームパッドを用いて行うようになっていた。
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「Unity 4」で開発が進められていた頃はメモリー不足で良くクラッシュしていたそうだが,「Unity 5」への切り替えによりそういった問題が大きく改善されただけでなく,同じスペックのPCでも30%ほどフレームレートが向上しているという。また,スペースステーション内のオブジェクトの細かいテクスチャーもしっかりと表現されていた。
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製品版ではスペースステーション外部も探索できるようになるとのことで,現在までにリリースされているスクリーンショットを見ても,かなり異なる様相のマップで冒険を楽しめそうだ。今回体験できた,オフホワイトを基調にした施設だけでは,恐怖を感じる要素はなかったものの,冒険の舞台が広がることでさまざまなことが体験できるようになるだろう。
なお,本作はRiftがなくても通常のディスプレイとPCでプレイできるが,オブジェクトとのインタラクションはRift専用のゲームかと思えるほど素晴らしかったことを強調しておきたい。
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