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あの「Killing Floor 2」にまさかのPS4版が登場。ゴア表現に命をかけるTripwire Interactiveが贈る名作ゾンビFPSの続編タイトル
“Zed”(ゼッド)と呼ばれる俊敏で強力なゾンビ(正確には生体兵器)で溢れかえったフランスを舞台に,最大6人のプレイヤー達が生き残りをかけて戦うという本作は,前作からさらにパワーアップしたゴア表現でファンから注目を集めているタイトルだ。
「M.E.A.T. System」と名付けられたこのゴア表現は,1タイプのZedにつき95種類の死亡パターンがあり,さらに切断できる部分は22か所にも及ぶという(関連記事)。例えばカタナなどの近接武器では,切断方向が振り下ろした方向によって変化し,さまざまな死体を作ることができる。Zedそのものの動きもモーションキャプチャーによって作られているとのことで,同社がゴア表現にかける情熱には,並々ならぬものがあるようだ。
Tripwire InteractiveのVice-PresidentであるAlan Wilson(アラン・ウィルソン)氏によれば,PlayStation 4版は1080pの解像度かつ,60fpsのフレームレートを実現したものになるという。また壁や床に飛び散った大量の血をそのままテクスチャー化してその場に残す「Splatter-Mapping Texture」効果により,画像処理に負担をかけることなく現場を血まみれにできるそうだ。
一方,ゲームシステムの面では,perkシステムに変化があるようだ。前作ではレベル5になった途端に経験値稼ぎが大変になる面があったが,今作ではこのレベルを25段階に増やすことで成長が段階的になり,より分かりやすくなっているという。なおperkのボーナスは5レベルごとに加算される仕組みとのことだ。
前作「Killing Floor」は「Unreal Tournament 2004」のModとして2005年に誕生して以来,9年にわたって多くのファン達に愛され続けているタイトルだ。2009年にはSteamでの単独販売も開始され,累計での販売本数は300万本を記録している。その成功の裏には,Tripwire Interactiveの長年におけるアップデートとModサポートがあることは間違いない。Wilson氏は,現在この点についてもSony Computer Entertainmentと協議中だそうで,「PlayStation Network上で新しいサービスの試みができるかもしれない」と未来の展望を語っていた。
こんなバイオレンス要素満載なタイトルがコンシューマーゲーム機向けにリリースされるなどとは夢にも思っていなかったが,本作の発売を楽しみにしている人には嬉しいニュースだ。PlayStation 4版が日本で発売される可能性はかなり低いと思われるが……万に一つの期待を込めて続報に期待しておこう。
「Killing Floor 2」公式サイト(英語)
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