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ラクガキTPS「Drawn to Death」のPSX 2015出展版をプレイ。サメ頭の女忍者「Ninjaw」で遊んでみた
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「Drawn to Death」がユニークなのは,男子高校生のノートを戦いの舞台としている点だ。登場キャラクターもアメリカの男子高校生がノートに落書きしそうな,日本的に言えば“中二病”的なデザインとなっている。
今回のプレイ時に筆者が操作したキャラクターは,「Ninjaw」というサメ頭の女忍者だった。Ninjawは頻繁なリロードを強いられるが一撃が強力なショットガンや,フック付きワイヤーを用いた移動スキルなどを所持しており,スピーディに動き回りながらの奇襲が基本戦術となる。
筆者が本作に触れるのは初お披露目だったPSX 2014以来だが,デス時の“煽り”ウインドウやリザルト画面などが実装されたUIには,製品版でも通用するほど洗練された――と言うより,さらにメチャクチャになった――という印象を受けた。このデザインセンスは本当に見事だ。
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ただ,実際のゲームプレイは「スピーディなTPS」の域に留まっており,期待していたほどの進歩は感じられなかった。敵に近接攻撃を当てて大きめのダメージを稼いでも演出が軽く,武器も“手持ちドラゴン”や“弓で発射する巨人の拳”などは見た目こそユニークだが「エイムして撃つ」という点では,通常のミリタリーTPSと大差ない。
キャラクターごとの特殊なアクションやノートの持ち主の“手”が出現するフィーチャーなどもあるが,正直なところ,ビジュアル面のユニークさに対して「システムが追いついていない」という印象は否めない。
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もしかしたら,強烈なビジュアルに対して「だけどプレイ感は素直」というラインが開発者の意図するところなのかもしれない。ただ個人的な意見としては,ビジュアル相応にハジけたカオティックなゲームプレイを実現してほしいところだ。
とはいえ,まだまだ本作は開発途上のタイトル。今後のビルドに期待したい。
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「Drawn to Death」公式サイト
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