ニュース
「LOST ARK」の新クラス「アーティスト」実装に合わせ,高校生が鮮やかな書道パフォーマンスで題字を作成
筆を使うそのイメージから,公式特設サイトなどの“題字”も筆で書かれているのだが,実はこの題字,高校生による“書道パフォーマンス”で作成されたものなのだ。今回,題字の制作現場を取材してきたので,その模様をお届けしよう。
題字の作成したのは,埼玉県本庄市にある本庄東高校の書道部の皆さん。本庄東高校書道部は,数多くの書道展で優秀な成績を残している(今年の第15回書道パフォーマンス甲子園への本戦出場も勝ち取っている) ほか,身体全体を使って書を表現する書道パフォーマンスで,過去に多数のイベントやTV出演なども果たしている。
しかし,近年は新型コロナウィルス感染症の影響もあって,書道パフォーマンスの活動機会が少なくなっているそうだ。実際,学校外から依頼された書道パフォーマンスには,今回が初参加という部員も多かった。ゲームオンとしては,こうした高校生に活動の場を提供したいという意図もあったという。
パフォーマンス用の衣装に身を包んだ書道部員が「LOST ARK」のBGMに合わせて優雅に書き上げる姿は圧巻だ。実際の制作風景に関しては,「LOST ARK」アーティストの公式特設サイトや公式YouTubeチャンネルにて動画が公開されているので,ぜひ確認してみてほしい。
題字制作を担当された本庄東高校書道部のみなさんにコメントもいただけた。
――題字制作の依頼の話を聞いたとき,どう思われましたか。
「私は大筆担当なのですが,実は大筆で字を書くというのは今回が初めてだったんです。本当にできるのかなという不安と,やってみたいというワクワクが入り混じっていました」
「コロナ禍で書道パフォーマンスの機会が減っていたので,お話をいただけてすごく嬉しかったです」
――今回,依頼を受けて,練習期間はどれくらいだったのでしょうか。
「お話をいただいたのがテスト前だったので,実際の練習はテスト期間が終わって1〜2週間くらいだったと思います」
――今回のパフォーマンスで難しかったところはどこでしょうか。
「大筆に関しては,書体の線自体を綺麗に描くという点に苦労しました」
「キャッチコピー(の文字幅)は6メートル弱あるのですが,パフォーマンスで横書き文章を描くのは初めてだったということもあり,バランスに細心の注意を払いました」
――題字の全体的なデザインや,描く際のパフォーマンスはどのように決められたのでしょうか。
「メインの書体に関しては顧問の先生にアドバイスをいただきましたが,パフォーマンスは部員全員で話し合って決めました」
今回,鶴や蝶,梅の木といった装飾も描かれているが,書道パフォーマンスで字以外の表現をするのが初めてという部員もおり,練習期間こそやや短めで苦労した点はあったものの,これまでにない体験ができたというメンバーも多かったようだ。
なお,新クラス「アーティスト」の実装にあたり,“装備レベル1415”までの強化素材といったアイテムがもらえ,一気にキャラクターを育成させられるキャンペーン「超成長祭」や,復帰者向け,初心者向けなどのさまざまなイベントが本日より実施される予定だ。詳細は公式サイトなど,本日の発表で確認しよう。
「LOST ARK」公式サイト
- 関連タイトル:
LOST ARK
- この記事のURL:
© 2023 Smilegate RPG, Inc. All Rights Reserved. Published by © GOP Co., Ltd.