カプコンから発売中の
「バイオハザード リベレーションズ2」(
PC/
PlayStation 4/
PlayStation 3/
Xbox One/
Xbox 360。以下,リベレーションズ2)と,サバイバルゲームフィールド
「ASOBIBA」とのコラボレーションイベントが,2015年3月19日から4月15日までの期間限定で開催中だ。このコラボを実施するASOBIBAの5店舗では,フィールド内がリベレーションズ2をモチーフにした装飾になっていることに加え,同作のコンセプトである「脱出」と「救出」をテーマにした特別ルールのサバイバルゲームが楽しめる。
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「バイオ リベレーションズ2」の世界観で楽しめるサバイバルゲームが開催決定
「バイオハザード リベレーションズ2」×「ASOBIBA」
◆実施時期:2015年3月19日(木)~4月15日(水)
※特別ルールの実施日時は、店舗によって異なります。
◆実施店舗:ASOBIBA秋葉原店、板橋店、横浜桜木町店、名古屋大須店、大阪日本橋店(計5店舗)
◆実施内容:
1.「バイオハザード リベレーションズ2」オリジナルルールのサバイバルゲームの実施
2.「バイオハザード リベレーションズ2」公式コラボアイテムのレンタル
3.「バイオハザード リベレーションズ2」オリジナルグッズの販売、プレゼント
※オリジナルグッズの配布は各店舗で行われる特別イベントに参加の方のみとなります。
◆参加方法:ASOBIBA各店の予約ページよりご予約ください。
◆料金:ASOBIBA各店のフリー参加料金に準ずる。
※店舗により実施日程が異なります。詳細は下記URLをご確認ください。
◆公式WEBサイト:http://bio.asobiba-tokyo.com/
このコラボ開始に合わせて,ASOBIBA秋葉原店では3月19日にメディア向けの発表会および体験会が行われた。実際に特別ルール戦を体験してきたので,その模様をレポートしよう。
小谷翔一氏
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発表会では,ASOBIBA 代表取締役CFOの
小谷翔一氏が,サバイバルゲームの魅力や,全国11か所で展開しているASOBIBAの概要を紹介した。
ASOBIBAは,尖った遊びが気軽に体験できる場として,大人のユーザーを中心に根強い支持を得ており,仕事帰りに立ち寄る社会人も多いとのこと。また,現在では総利用者数が10万人を突破し,その数は日々拡大を続けているという。
サバイバルゲームの認知度が徐々に上がっていると語る小谷氏。だが,さらに多くの人にサバイバルゲームを広めていくための施策として,今回のリベレーションズ2とのコラボレーションに至ったそうだ。敵を狙い撃つスリル,ときに隠れながら移動するドキドキ感を味わえる点など,バイオハザードシリーズとサバイバルゲームとの共通点は多く,コラボが実現できたことが本当に嬉しいと語っていた。
フィールド内がリベレーションズ2をモチーフにした装飾になっていることや,オリジナルルールのサバイバルゲームが楽しめることなど,コラボイベントの内容が紹介された(関連記事)
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岡部眞輝氏
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続いて,リベレーションズ2のプロデューサーを務めるカプコンの
岡部眞輝氏が同作の紹介を行った。
リベレーションズ2は,全4章のエピソードが配信中で,3月19日にディスク版(PS4,PS3,Xbox One版のみ)が発売されたばかり。今後は,無料のWebサービス「
RE NET(RESIDENT EVIL.NET)」と連動したオンラインイベントの充実を図り,さらにRE NET専用のゲームモードを用意していることが明かされた。会場では,巨大クリーチャーがクレアに迫る戦闘シーンのトレイラーが公開され,さまざまな武器で応戦する様子が確認できた。
 なかなか飛び出せないでいる筆者 |
発表会が終了すると,いよいよサバイバルゲームの体験会へ。まずは4分間の練習ゲームでウォーミングアップ……となったが,サバゲー初心者の筆者はフィールドに足を踏み入れただけで緊張しまくり。前半は物陰に隠れるのが精一杯で,ほとんど何もできなかった。常にどこからか狙われているという状況は,想像以上にスリリングなのだ。
しかし,隠れているだけはどうしようもない。勇気を出して撃ち合ってみると,前方から「ヒット!」と叫ぶ声。あれ? 見よう見まねで撃った弾が当たったのか? 確認はできなかったが,まあいいや,そういうことにしておこう。ともあれ,こんな調子であっという間に練習タイムは終了してしまった。
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サバイバルゲームのレクチャーをしてくれたのは実写版バリー……ではなく,もちろんASOBIBAのスタッフです。しかし,再現度が高い! |
続いて,今回のコラボのために作成された特別ルールでのゲームを体験した。
前述のとおり,特別ルールには「脱出」と「救出」の2種類が用意されている。「脱出」では,チーム内でモイラ役のプレイヤーを1人決め,仲間達はモイラが撃たれないように守りながら,制限時間内に相手チームの陣地にある脱出ポイントを目指すことになる。もちろん,相手チームはモイラの脱出を阻止することが目的だ。モイラが撃たれてしまったら,その時点でゲームオーバーなので,安易な突入だけでの作戦成功は難しい。
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モイラ役のプレイヤーは武器ではなく,ライトを携帯。仲間の護衛が不可欠となる |
もう一つの「救出」は,相手の陣地にあるボックスから解毒剤を入手して,自陣まで持ち帰ることが勝利条件となっている。ただし,ボックスにはダイヤル錠が掛かっているため,暗証番号の一部が書かれたカードを集める必要があるのだ。無数のBB弾が飛び交うフィールド内では,悠長にカードを探していられるわけもなく,これまた容易なことではない。
今回,筆者のチームは「敵を一掃することが勝利への近道」と考え,一気に相手チームを叩く作戦に出た。しかし,作戦どおりというわけにはいかず,手をこまねいているうちに制限時間(6分)が終了。チーム内で役割やエリアを分担したり,連携して前進したりといったことで,時間を効率よく使わなければいけなかったようだ。作戦の重要さを思い知らされた結果となった。
というわけで,何回も撃たれはしたものの無事に体験会は終了。小林氏と岡部氏によるコメントを紹介して,本稿の締めとしたい。
小谷氏:
本日はありがとうござました。サバゲーと今回のコラボの魅力が伝われば幸いです。これからもどんどん楽しいことを広げていきたいと思っていますので,やり足りないという方はまた遊びに来てください。
岡部氏:
サバゲーは初めてだったんですが,4分間のうちに3回も撃たれてしまいました。次はもっと頑張りたいです。リベレーションズ2はディスク版が発売されました。こちらもよろしくお願いします。本日はありがとうございました。