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[TGS 2014]新たなシステム,武器,そして敵。「GOD EATER 2 RAGE BURST」の新要素を探ってみたプレイレポート
新システム「ブラッドレイジ」,大鎌型神機「ヴァリアントサイズ」,新アラガミ「クロムガウェイン」という,本作から登場する3つの新要素を2つの任務に分けて体験できる内容となっていた同作のプレイレポートをお届けしよう。
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最初は新システム「ブラッドレイジ」を体験するために用意された「特別任務1」を選択してみた。
ブラッドレイジは,ある手順を踏んで“誓約”を行い,それを成功させることでキャラクターを大幅に強化できるという新システムなのだが……。発動までの手順が少々複雑なので,プレイレポに入る前にこの発動方法を紹介しておこう。
まず,敵への攻撃によって画面の左下に表示されている「喚起率」ゲージを100パーセント以上まで上昇させなければならない(最大で400パーセントまで上昇)。ガンガン敵にダメージを与えてゲージを上げていこう。
喚起率が溜まったら,ゲージを100パーセント分消費することで「感応制御システム」を起動できる。続いて自らに“誓約”を課し,それを30秒以内にクリアすることで,ブラッドレイジが発動する。
誓約とは課題のようなもので,さまざまな種類のものが用意されているが,その難度が高いほど,クリアした後に発動するブラッドレイジの効果が上昇するという仕組みになっている。
なお,誓約を選択しなかった場合も,デフォルトで「敵に一定以上のダメージを与える」という内容の誓約が結ばれているので,それをクリアすることでブラッドレイジを発動できる。自身で選択した場合に比べて効果は落ちるが,強力なことに変わりはない。このシステムの活用が,「RAGE BURST」攻略のカギとなるのは間違いなさそうだ。
○TGS 2014で確認できた誓約
「追撃の誓い」:必要与ダメージ+20パーセント
「破壊への衝動」:1箇所を結合崩壊させる
「圧倒する力」:アラガミをダウンさせる
「覇者の一撃」:アラガミに1撃で1000以上のダメージを与える
さて,特別任務1はお馴染みのアラガミ「ガルム」の討伐任務だったが,新システムの体験用の任務ということで,任務中の喚起率は特別に常時400パーセント状態が維持されていた。
この状況を「ラッキー!」と思い込んだ筆者は,開幕から感応制御システムを起動してガルムに突っ込み,したたかに打ちのめされてしまう。……そう,ブラッドレイジがいかに強力なシステムだといっても,誓約をクリアできなければ,なんの意味もない。
最初に説明したように,誓約を実行する時間は30秒しかないので,ブラッドレイジ発動に挑戦するなら,確実に攻撃を叩き込める状況を作ってから感応制御システムを起動したいところだ。
そんな紆余曲折を経て,なんとかブラッドレイジの発動に成功すると,プレイヤーキャラクターの体に金色のエフェクトがかかり,攻撃力が大幅に上昇。さらに,敵の攻撃でのけぞらなくなるスーパーアーマーまでもが付与された。手順が複雑で発動までのハードルが高いだけに,その力は圧倒的で,発動時間中は一方的に攻撃を叩き込める。なるほど,これは気持ちいい。
プレイ中,感応制御システムを起動させる最適なポイントを探してみたが,やはり相手のダウンする直前がいいようだ。敵のダウンを確認してからシステムを起動しても,起動完了前に敵がダウンから立ち直ってしまう。敵の体力を把握し,常に動きを観察しなければ,高難度の誓約を達成するのは難しいだろう。それだけに,強力なブラッドレイジを発動させた時の爽快感も相当なもの。腕に自信のあるプレイヤーは,複数誓約の同時クリアに挑戦してみよう。
新武器「ヴァリアントサイズ」とアラガミ「クロムガウェイン」
特別任務1の次は新たなアラガミ「クロムガウェイン」が登場する特別任務2に挑戦だ。この任務の進行に合わせて,新武器「ヴァリアントサイズ」の使用感もお伝えしていく。
ステージに入ると,さっそく目の前にクロムガウェインが登場。外殻に鎧のような骨が張り巡らされ,背中に生える羽は手のような形と,いかにも凶悪な雰囲気だ。
怖がっていても仕方がないので,まずはヴァリアントサイズが得意とする中距離攻撃([R1]+[□])をアウトレンジから仕掛けてみる。数回はおとなしく食らってくれたものの,3回目の攻撃を繰り出すあたりで,突如繰り出されたクロムガウェインのダッシュ攻撃に吹き飛ばされてしまう。……どうやらクロムガウェインにとってはアウトレンジではなかったらしい。
【ヴァリアントサイズの操作】
・[□]:隙の少ない切りつけ攻撃
・[△]:多段ヒットする大振りな攻撃
・[R1]+[□]:鎌を伸ばして円形に振り回す
・[△]([R1]+[□]から派生):伸ばした鎌を縦に振り下ろす
・[R1]+[□]([R1]+[△]から派生):振り下ろした鎌を一気に引き戻す
・[R1]+[□]([R1]+[□]初段から派生):ブラッドアーツ
ヴァリアントサイズはさまざまなリーチに対応できる柔軟性を持つかわりに機動力が犠牲となっており,[R1]+[□]などのリーチの長い攻撃を繰り出すと,大きな隙をさらしてしまうデメリットも抱えている。
対するクロムガウェインは,攻撃の準備動作こそ大きいものの,準備から攻撃に移るまでが素早いため,それに対応しながらヴァリアントサイズの攻撃をヒットさせるのは意外と難しい。筆者も,[R1]+[□]からの派生攻撃を,何度途中で潰されただろうか……。とりあえず,むやみに振り回しても自分の被害が増えるだけなのは間違いない。
しかし,十数回ほどぶっ飛ばされたあたりで,だんだんとクロムガウェインのクセが見えてきた。クロムガウェインは,攻撃するときに必ずどちらかの羽(腕?)を振り上げてから攻撃を仕掛けてくる。そこで「振り上げた腕の逆側へのジャンプ」を心がけたところ,かなりの確率で攻撃を回避できた。
そして,回避した後にも新たな発見があった。攻撃をジャンプで回避すると,クロムガウェインから離れた位置に着地することになる。通常の近接武器なら反撃できないのだが,ヴァリアントサイズの[R1]+[□]ならばバッチリ届く。この攻撃がヒットした瞬間の「してやったり」感は,リーチを使い分けられるヴァリアントサイズならではの感覚だろう。
こんな感じで戦いの中から勝利への道を発見して,なんとかクロムガウェインを倒すことができた。アイテム満載,ステータスも装備も十分の状態ではあったが,勝利は勝利,ということにしておこう。このクロムガウェインが,本編ではどのような形で出現するのか,今から楽しみだ。
「GOD EATER 2 RAGE BURST」公式サイト
4Gamer「東京ゲームショウ2014」特設サイト
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(C)BANDAI NAMCO Games Inc.
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