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METAL GEAR SOLID V: GROUND ZEROES
| 公式サイト | ： | http://www.konami.jp/mgs5/jp/ |
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| 発売元・開発元 | ： | |
| 発売日 | ： | 2014/12/18 |
| 価格 | ： | |
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| 備考 | ： | |
| その他 | ： |
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このゲームの読者の評価
85
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傑作ゲームの卵 85 - 投稿者：a-nanda（男性/30代）
- 投稿日：2015/03/24
- 良い点
- ・グラフィックが綺麗
・プレイヤーの選択肢が広く戦略性に富む
・敵の挙動にリアリティがある
・モーションキャプチャーがしっかりしていてカットシーンも見ていて楽しい
・安定で快適な環境（バグが少ない等）
・PC版では日本語も完全に対応 - 悪い点
- ・ボリュームに欠ける
- 総評
- PS4版MGSV：GZもプレイしました。
steam版も発表されたということで違いを見たい為購入しました。
両方合わせて60時間程度のプレイ時間です。
MGSのシリーズは４とPW（ピースウォーカー）、ポータブルOPSをやってます。
MGSのシリーズ全てに触れているわけではないので、MGSシリーズ作品としてではなくひとつのゲームとして評価します。
・グラフィック
ただ一言、非常に綺麗です。メインミッションでは雨の夜というシーンなのでわかりにくいですが（それでも十分綺麗）サイドミッションで昼や夕方のシーンを見た時は「もう実写じゃん」と思う程でした。フォトリアルという謳い文句は伊達では無いと思います。
銃器や建物などの金属、無機質な物体の見た目が特に凄いです。
PS4版とは一見大差はありませんが、光源の追加や反射などが強化されていて、よく見ると違いがわかります。
・プレイヤーの選択肢が広い
マップが広く、目標まで沢山のルートがあります。
スネークが出来るアクションも豊富で自分のプレイスタイルに合わせて柔軟に動いてくれます。
敵の配置、最初の巡回などは同じですが、プレイヤーがとった行動によって状況は変化するので同じミッションでもなかなか飽きません。
CQCも強化され、敵を背負投げ一撃で沈めることもできます。
・敵の挙動がリアル
巡回中、戦闘中、捜索中、あらゆる場面の敵の動きが細かいところまで作られていてびっくりするくらいです。違和感がほとんどありません。
敵もしっかりとカバーをとったり平地を走ってスライディングして壁際に隠れたり。
警戒時には２〜３人で分隊を組んでスネークを探してきたりと
敵キャラクターをここまで丁寧に作るゲームはなかなか無いでしょう。
・モーションキャプチャー
動きについては上に書いたとおりです。
スネークも敵兵もアクションとアクションのつなぎの部分まで丁寧に作られていてゲームとして没入感を増しています。
表情もまさに実写のように生きているかのように自然な表情を見せてくれます。
・安定で快適な環境
ロード時間についてはゲーム起動時とミッション開始時のロードを終えればあとはほぼゼロです。
カットシーンの前後も暗転すらせずそのままカットシーン⇔ゲームシーンへと移行するのでストレスはありませんでした。
ミッション開始時のロード時間はPCによって左右されると思いますがチュートリアルなどが表示されているので「早くー」ってなるほどでは無いとおもいます。
必要最低スペックは
CPU i5-4460 GPU GTX650(VRAM2GB)DirectX11
となっていてわりと新しい世代のパーツを必要としますが、
推奨GPUスペックはGTX760と比較的抑えめです。
他の同じようなゲームと較べて敷居が低いような印象でした。
自分はGTX980、設定を全て最高にしてプレイしていますが、急激なfps低下、フレームスキップなどは一切ありませんでした。
他のゲームでは設定をいくら落としてもフレームレートが安定しなかったりするのでそういった点でもストレスが少ないです。
またPC版Steam版だからといってPS4版と比べて不都合なことは今のところありません。
Steamをよく利用するプレイヤーなら問題なくプレイできると思います。
・悪い点について
ゲームがクラッシュしたり、進行不可能になったりという致命的なバグには今のところ遭遇してません。
現在自分がプレイしていて目立ったのは、気絶や睡眠で倒した敵兵から少し離れるとその敵兵が消えてるバグです。「あれ？あいつどこいった？！」という感じで焦りますがまた少し離れて戻ってくるとそこで気絶してたり。
他にも敵兵が同じ無線をずっとしゃべり続けるなど
ゲームの完成度が高いだけに余計目立ってしまうのが残念です。
それでもここまで安定しているのが凄いのですが。
またグラフィックの設定に演出上のボケを出すものがあるのですが、これのせいでたまに注目したい場所になかなかピントがあってくれなくてなんも見れないという状況があります。
スクリーンフィルタリングというものですが、この設定はどうやらアンチエイリアジング、リフレックス、ボケなどを一括で変える項目らしいので、これを切るとPC版のグラフィック上のアドバンテージが全て消えます。
もう少し細かく設定できたり、ボケについてもっと改良をして欲しいといった感じです。
またボリュームが少ないです。
結論から言って、ストーリーミッションはひとつだけです。マップも一つだけです。
オープニング映像があって、ミッションをプレイして、いくつかのカットシーンを挟んで、目的を達成し、エンディングの映像とスタッフロールで終わりです。
自分は初見でゆっくり2時間くらいかけてクリアしましたが、これで終わり？と思った時は少し驚きました。
サイドミッションもいくつかありますが、ステージは同じところです。
・難易度
MGS4やPWと比べてかなり難易度は上がってるとおもいます。
敵の知覚がかなり鋭敏でとくに視覚については明るいところを全力疾走してるとどこから見つかったのかわからない程遠くからから発見されます。
また、体力・気力ゲージシステムが廃止され、FPSのように自然回復するようになりました。
全体的に難易度は上がってますが、どちらかと言うと知覚が現実味を増したといった具合で、理不尽さは感じません。
上がった難易度に対して、スネークにもリフレックスモードなどの救済措置や、CQC一撃で敵を排除できる等といった点でバランスをとっていて、それがまた絶妙なバランスになっていると思います。
・PS4版とPC版
どっちが良いか迷ってる人へ参考程度に
最初に書きましたがグラフィックでは一見大差はありません。
着目するグラフィックの項目によっては明らかに違うと思う人もいると思うので比較画像などを見てみるといいと思います。
逆にPS4版はこのグラフィックでしっかり６０fpsをたたき出しているところに尊敬します。
PS4版もPC版と同様に安定したフレームレートです。草陰など本当に一部のシーンで少しだけ落ちる程度です。
ロード時間も両者で違いはあまり無いです。
コミュニティの機能や、使えるコントローラーの違いと、
ハイスペックなPCを持っていればグラフィックが綺麗になるというくらいでしょうか。
・まとめ
ボリュームは少ないですが、それを補って余りあるほどの楽しいゲーム体験が出来る作品でした。
ひとつのミッション、ひとつのマップだけでここまでやりこめるゲームは自分のなかでは初めてで最高傑作ともいえるものでした。とにかく自由度が高かったです。
本編も非常に期待できると思います。
- プレイ時間
- 20〜40時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 5 5 2
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