パトリアークは生きていた！ 「Killing Floor 2」の新たなコンテンツパック「Return Of The Patriarch」の配信がスタート

　Tripwire Interactiveは，現在「Steam」でアーリーアクセス版が販売されている「Killing Floor 2」の新しいコンテンツパック「Return Of The Patriarch」をリリースした。

「Killing Floor 2」公式サイト

　凶暴なミュータント“ゼッド”達と激しく戦うCo-opメインのオンラインFPS，「Killing Floor 2」。「Return Of The Patriarch」では，新しいマップとして「Black Forest」と「Farmhouse」が，また，新たなプレイアブルキャラクターとしてバイカーギャング風の「Oisten Jaegerhorn」が，そして新パークとして「Gunslinger」が追加される。
　ボスモンスターとしては，前作「Killing Floor」のラスボスで，人体実験の失敗によりゼッドの氾濫を引き起こしたHorzine Biotech社のCEOの成れの果て，パトリアーク（Patriarch）が，さらに凶暴化して登場するという。


　さらに，以前からアナウンスされていた「Trading Floor」や「Zed Economy」と呼ばれる新機能が追加されており，これらにより，ゲーム中に発見した衣装系アイテムの売買ができるようになる。
　Free-to-Playのゲームでは一般的だが，まだアーリーアクセス版という段階でマイクロトランザクションを取り入れたことについては，ゲームコミュニティの反発が強いようで，これまでは非常に好評だったSteamレビューに，「おすすめしません」のマークが増えつつあるのは気になるところだ。
　Tripwire側は絶対に“Pay-to-Win”にはならないとしており，アーリーアクセス版だからテストする，という意味もあるだろうが，このあたりは今後の動きに注目したい。