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オートデスクが3Dゲーム開発向けの新ゲームエンジン「Autodesk Stingray」を8月19日より提供
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印刷2015/08/07 12:09

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オートデスクが3Dゲーム開発向けの新ゲームエンジン「Autodesk Stingray」を8月19日より提供

 オートデスクは本日(2015年8月7日),3Dゲーム開発向け新ゲームエンジン「Autodesk Stingray」を,8月19日より提供すると発表した。価格は,月額5000円(税別)。
 Autodesk Stingrayは,オートデスクが2014年に買収したBitsquidエンジンのアーキテクチャをベースに開発されたもの。さまざまな業界標準のゲーム開発ワークフローに対応しており,オートデスクが得意とする3D関連ソフトウェアとの連携性も高いとされている。素材のインポートや作成,反復,テスト,レビュー,ゲームプレイが手早く行えるという点にアドバンテージがあるようだ。
 なお,8月26日よりパシフィコ横浜で開催されるCEDEC 2015では,Autodesk Stingrayの紹介セッションが行われるほか,オートデスクのブースでも紹介が行われる。一般向けに本エンジンが公開されるのは,今回は初めてのことだ。

オートデスク公式サイト


オートデスク、新ゲームエンジン
「Autodesk Stingray」を8月19日から提供開始

オートデスク株式会社は、3D ゲーム開発向け新ゲームエンジン「Autodesk Stingray」を8 月 19 日(木)から月額 5,000 円(メーカー希望小売価格、税別)で発売します。

Autodesk Stingray は、当社が 2014 年に買収した Bitsquid エンジンの高性能かつデータ駆動型のアーキテクチャをベースに開発した新しいプラットフォームのゲームエンジンです。Stingray はさまざまな業界標準のゲーム開発ワークフローに対応しています。また、3D アニメーション ソフトウェアとの連携性が高く、当社の幅広いプラットフォーム上でシンプルなゲーム開発が可能になります。

Autodesk Stingray の主な機能

  • アートからエンジンへのシームレスなワークフロー
  • ワンクリックのワークフローおよび Autodesk Stingray とオートデスクの 3D アニメーション ソフトウェアとのライブ連携により、3D の素材のインポート、作成、反復、テスト、レビューやゲームプレイが手早く行えます。

画像集 No.002のサムネイル画像 / オートデスクが3Dゲーム開発向けの新ゲームエンジン「Autodesk Stingray」を8月19日より提供

  • 最新のデータ駆動型アーキテクチャ
  • 動作の軽いコードベースにより、ゲーム開発者はソースコードへアクセスしなくてもエンジンやレンダラーに大幅な変更を加えることができます。

画像集 No.003のサムネイル画像 / オートデスクが3Dゲーム開発向けの新ゲームエンジン「Autodesk Stingray」を8月19日より提供

  • 高度なビジュアルとレンダリング
  • 高性能なレンダリング パイプライン、物理ベースのシェーディング、高度な パーティクル効果、ポストプロセスの VFX、ライトマップの焼き付け、高性能の 反射システムにより、魅力的なビジュアルのゲームを開発できます。

  • 実績あるクリエイティブ ツールセット
  • Autodesk Stingray には、Beast、HumanIK、Navigation、Scaleform Studio(Scaleform をベースにした UI テクノロジー)、FBX、Audiokinetic Wwise、NVIDIA PhysX など、市場で実績のあるソリューションを搭載しています。

  • さまざまな用途のゲームロジックの作成
  • Autodesk Stingray には、習熟度の異なるゲーム開発者がより簡単にゲームを制作できるよう、視覚的なノードベースのスクリプトや Lua スクリプトなどさまざまな開発ツール が搭載されています。また、開発者の要望に応じて C + + ソースコードも追加で購入できます。

  • マルチプラットフォームのデプロイメントとテスト
  • さまざまな対応プラットフォームすべてでゲームプレイやビジュアルを素早く変更し、その変更を適用できます。対応プラットフォームには、Apple iOS、Google Android、Microsoft Windows 7/8、Oculus Rift DevKit 2、Sony PlayStation 4、Microsoft XboxOne などが含まれています。

今後のプロモーション活動

2015 年 8 月 26 日(水)から 28 日(金)にパシフィコ横浜で開催されるコンピュータ エンターテインメント デベロッパーズ カンファレンス 2015(CEDEC2015)において、Autodesk Stingray を一般向けに初めてご紹介します。期間中にセッションを実施し、当社ブースにおいてもご紹介します。
セッションの詳細はこちら:
http://cedec.cesa.or.jp/2015/session/ENG/12525.html

当社は、2015 年初めにサンフランシスコで開催された GDC 2015 で Autodesk Stingray のプレビューを公開しました。プレビューの公開以降、世界中のゲーム開発者が Autodesk Stingray のベータプログラムに参加し、Autodesk Stingray を活用したゲーム作品を出荷しています。ベータプログラムの参加者からは以下のようなコメントをいただいています。

Fatshark 社 CEO マーチン・ワーランド氏 コメント
「Autodesk Stingray のデータ駆動型のアーキテクチャや柔軟性を通じて、当社はさまざまなゲーム作品を制作するとともに、コードやコンテンツのクリエーターの反復作業を高速化できたことで、生産性が大幅に向上しました。このゲームエンジンにより、これまでよりも短期間で高品質のゲームを開発できるため、当社の成功に欠かせないものとなっています。今後、オートデスクがこのゲームエンジンをどのように進化させてくれるのか、楽しみにしています」

Arrowhead Game Studios 社 CEO ヨハン・パイルステット氏 コメント
「当社ではいつも、開発中のゲームが最終的にどのようなものになるのか想像もつきません。そして、このゲームエンジンはこのような当社の開発環境に合ったもので、つまり、どんなゲームでも制作することができるということです。実際に当社は、FPS、RTS、トップダウンシューター、ロールプレイングゲームなど、何でも制作することができます。特定のジャンルに縛られていないのです」

米オートデスク メディア&エンターテインメント担当上級副社長 クリス・ブラッドショー コメント
「ゲーム業界は、拡張現実(AR)、仮想現実(VR)、モバイルプラットフォームの普及の間で大きな変革の時期を迎えており、AAA や独立系のゲーム開発者に複雑さという新たな課題をもたらしています。当社は、このような課題を念頭に Autodesk Stingray を開発しており、今回、ゲーム開発者コミュニティとこの発表を共有できることを嬉しく思います。Autodesk Stingray により、スキルやプログラミング経験の異なるさまざまなクリエーターが、次世代の 3D 超大作ゲーム、エンターテインメント、そして建築でさえも簡単かつ直感的に制作できます」

オートデスク公式サイト

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