北米時間の2014年12月13日(日本時間の12月14日4:00),
「ウルトラストリートファイターIV」(
PS3 /
PS4 /
PC /
Xbox 360 /
ARCADE)の公式世界大会
「Capcom Cup Finals」が,サンフランシスコにて幕を開ける。
世界から集まった
16名の強者達により,その頂点が争われるこのイベント。その詳細については,先に掲載した
観戦ガイドを参照してほしいが,注目のカードが目白押しで,ファンにとって見逃せない大会である事は間違いない。
今回4GamerではTwitterの
@4GamerLiveから,現地の情報を写真と共にお届けしていく予定だ。投稿したTweetはこの記事にまとめていくので,リアルタイムでの観戦は難しいという人もお楽しみに。
なお大会そのもののストリーミング配信は,
Twitch(英語実況)と
カプコンTV(日本語実況)で行われる。合せてチェックしておこう。
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@4GamreLive現地レポートまとめ
■大会前日オフショット
- 日本時間の12月14日4:00より,「ウルトラストリートファイターIV」の世界大会「CAPCOM Cup Finals」が幕を開けます。 4GamerLiveでは現地からの情報をリアルタイムでお届けしていきます。
- ここからは,イベントの開始に先んじて,開催前日のオフショットを掲載していきます。まずは開催地となる,雨上がりのサンフランシスコの風景から。
- 左からももち選手,Ricky選手,Justin選手,PR Balrog選手。Evil Geneusesからは4名のプロゲーマーがFinalsに参戦します。
- Team Dignitasに所属するプロゲーマー,Ryan "Prodigal Son" Hart選手。日本語もペラペラ。
- ウルIVでもっとも結果を残しているといって過言ではない,アメリカ最強のパッドザンギエフ使い,SnakeEyez選手。
- アメリカ東海岸が生んだホープ,NuckleDu選手。今大会招待選手の中では最年少。
- 会場前で待っていると,次々と選手達に遭遇。ふ〜ど選手,ウメハラ選手,ボンちゃん選手,ニシキン選手もやってきました。
- EVO2014覇者,Luffy選手(左)と,欧州最強の春麗使い,Valmaster選手(右)。フランスからはこの2名が出場し,鎬を削ります。
- EVO2013を見事制し,世界最強の元使いとしてその名を世に知らしめたXian選手。現在はふ〜ど選手と同じく,Team Razerに所属するプロゲーマー。
- 豪鬼を駆り,EVO2012で優勝を果たした韓国の雄,Infiltration選手。なお,ブラジルからの刺客,ChuChu選手には出会えず終いでした。
- 「せっかくだしPIER 39でシーフードを食べよう」ということに。散歩好きのウメハラ選手に案内されて,会場から徒歩で海岸を目指しました。
- 会場からフィッシャーマンズワーフまで約2マイル(3.2km)ほどの距離でしたが,高低差もあってなかなか時間がかかりました。
- 巨大なクリスマスツリーを横目に,無事お目当ての店に到着。
- “かに割り”で蟹の殻を強引に壊そうとするふ〜ど選手と,ソースが飛び散ることに備えて入念なディフェンス姿勢を取るウメハラ,ニシキン両選手。
- PEAR 39ではお馴染みの,アシカの溜まり場。驚くほど鳴き声が大きいです。
- 日本での公式全国大会,一秋千撃杯シングル部門の覇者であり,ブランカ一筋6年のスペシャリスト,ニシキン選手。
- 同じTeam Razer所属の板橋ザンギエフ選手を号泣させるほどの勝負強さでEVO2011を制覇。EVO2014も3位と大舞台で輝きを増すプロゲーマー,ふ〜ど選手。
- EVO2014,一秋千撃杯は一歩及ばずの準優勝ではあったものの,数多の大会で常にその高い実力を発揮し続けるサガット使い,ボンちゃん選手。
- EVO2009,2010の連覇を達成し,その後も数々の伝説を紡ぎ続けてきた,日本が誇るプロ格闘ゲーマー,ウメハラ選手。
- というわけでオフショットはここまで。日曜4:00からスタートする「CAPCOM Cup Finals」でも,激戦の模様を現地からお伝えしていきます。お楽しみに!
■大会当日
- ウルIV世界王者が決まる「CAPCOM Cup Finals」,遂にスタートです。予定より30分ほど押し,北米時間11:00頃に開場。
- ちなみに,開場の1時間以上前から長蛇の列ができていました。
- Finalsに出場するJustin Wong選手と,エキシビションに参加するAlex Valle選手。アメリカのカリスマ2名の登場に,開場を待つ観客達から大きな歓声が上がっていました。http://bit.ly/130Y53m #CapCup2014
- ストリートファイター25周年大会覇者,Infiltration選手。今回はどんな奥の手を隠しているのか,今から楽しみです。
- 会場内の様子。本格的な劇場なので,内装もかなり豪華。ここで世界最高峰の戦いが行われます。
- 開会式がスタート。E.本田使いとしても有名なMike Ross氏がホストを務め,THE MEGASがスト2のオープニングテーマを演奏。
- Filipino Champ選手とAlex Valle選手により,ウルIV オメガエディションのエキシビションマッチがスタート。Filipino Champ選手のセスがボディプレスで宙を舞うと,観客からは大歓声が。
- なおOMEGAエディションを含む,ウルIVVer.1.04アップデートは,日本時間の明日12/15より配信されます。ワイルドコスチュームは12/16から。
- 若干の休憩を挟んだのち,選手入場が開始。SnakeEyez選手が登場すると,一際大きなUSAコールが巻き起こりました。現地での期待の高さがうかがえます。
- いよいよ本戦へ。ニシキン選手vs.Luffy選手の第一試合が開始となりました。
- ニシキン選手とLuffy選手の戦いは,素晴らしい対空精度を見せたLuffy選手の勝利。ニシキン選手はLoser'sへまわります。
- 第2試合,PR Balrog選手とRicky Ortiz選手のアメリカ勢対決が開始。PR Balrog選手は殺意リュウを選択。
- Ricky選手が先行したPR Balrog選手とのEGの同門対決。PR Balrog選手はバイソンにキャラ変えするも一歩及ばず,Loser'sへ。
- 第3試合,ももち選手とSnakeEyez選手の試合がスタート。アメリカ最強ザンギエフに対し,ももち選手はザンギエフ戦のリベンジなるか。
- ももち選手 vs. SnakeEyez選手の試合は,ももち選手の的確な間合い管理が光り,SnakeEyez選手を封殺。ザンギエフ戦へのリベンジを達成し,Winner's準決勝へ。
- 続いてはNuckleDu選手とRyan Hart選手の組み合わせ。NuckleDu選手のディカープリに対し,Ryan Hart選手はリュウを選択。
- NuckleDu選手に追い詰められたRyan Hart選手ですが,そのままリュウを継続。中距離からのサイコストリームにダッシュ〜強昇竜拳という対策で逆転勝利し,咆哮。
- 第5試合は,“勝ちたがりTV“で共演するボンちゃん選手とふ〜ど選手という組み合わせ。勝手知ったる仲ということで,お互いの人読みがポイントになりそう。
- どっしりした構えから,ときに大胆な勝負を仕掛けていく攻めが見事ハマり,ふ〜ど選手がボンちゃん選手のサガットを撃破。ボンちゃん選手はLoser'sからの再起を狙います。
- 第6試合はInfiltration選手とChuChu選手による韓国vs.ブラジル戦。ChuChu選手のさくらに対し,Infiltration選手は春麗を選択しました。
- この試合は,Infiltration選手が貫禄漂う鉄壁の立ち回りでChuChu選手を圧倒し,2-0でInfiltration選手が勝利。
- 続いてはフランスのValmaster選手と,EVO2013覇者のXian選手の試合。春麗vs.元になるかと思いきや,エレナvs.ポイズンというウルIV新キャラ対決に。
- 2試合目でメインの春麗を選択したValmaster選手でしたが,Xian選手が駆るポイズンの堅牢な立ち回りを崩せず,Xian選手がストレート勝利。
- 2014年の締めくくりに,再びこの対決が実現します。Justin Wong選手vs.ウメハラ選手。もちろん観客も大盛り上がり。
- 1回戦最後となるこの試合は,終始ウメハラ選手のペースで進む展開に。ルーファス限定コンボもきっちり決めて,2-0のストレートで勝利。Justin選手はLoser'sへ。
- 第1回戦はこれで終了。しばしの休憩を挟み,Loser'sトーナメントに続きます。
- さあ,ここで負けたら後がないLoser'sトーナメント。初戦はニシキン選手vs.PR Balrog選手の対決から。
- バイソンで盤石な立ち回りを見せたPR Balrog選手,最後はライトニングキャノンボールにきっちり反撃を叩き込んで勝利。ニシキン選手はここで敗退となります。
- 2試合目はNuckleDu選手とSnakeEyez選手の試合。ガイルvs.ザンギエフというストリートファイターシリーズ伝統のカードです。
- 序盤はSnakeEyez選手が優勢に進めましたが,2試合目からNuckleDu選手が驚異の胆力を発揮。最後は相手の攻めを読み切って,反撃のサマソで勝利を掴みました。
- 続いてはボンちゃん選手とChuChu選手という組み合わせ。ChuChu選手はさくらではなくC.ヴァイパーを選択。
- この試合はボンちゃん選手が圧倒的な強さを発揮し,2-0で勝利。ブラジルの新生,ChuChu選手を沈めました。
- Loser's1回戦最後の試合は,Justin Wong選手のルーファスとValmaster選手の春麗という組み合わせ。
- この試合では,Valmaster選手のフランス産春麗が大爆発。低空ファルコーンキックを読み切った後方回転脚といった対策を見せ,Justin選手を下しました。
- ハーフタイム中,海外ファンからのサイン攻めにあう小野義徳プロデューサー。
- THE MEGASによるライブを挟み,Winner's2回戦がスタートします。
- Winner's2回戦は,アメリカのRicky Ortiz選手とEVO2014覇者Luffy選手の対決からスタート。
- 攻めのRicky選手と守りのLuffy選手。一進一退の攻防が繰り広げられたこの試合では,Luffy選手のディフェンスが一歩上回り,Ricky選手を下しました。
- 続いてはRyan Hart選手とももち選手によるリュウケン対決。足払い合戦がポイントになるこの試合,果たして勝つのはどちらか。
- この試合はRyan選手が,ベテランらしい凄まじい読みの強さを発揮。波動拳への滅・波動拳や,ケンの伸びた足を昇龍拳で刈り取る好プレイを見せ,ももち選手を沈めました。
- 3試合目は,EVO2012覇者Infiltration選手とEVO2011覇者ふ〜ど選手によるEVO覇者対決に。Infiltration選手はエレナを選択。
- この試合は終始Infiltration選手のディフェンスのうまさが光る展開に。先行を許したふ〜ど選手は勝負のEX転身を決めて食らい付くも届かず,Loser'sへ。
- Winner's2回戦最終試合は,ウメハラ選手とXian選手のまたしてものEVO覇者対決。Xian選手がダルシムを選択すると,会場には大歓声が。
- Xian選手が旧バージョンでメインにしていたダルシムがなんとここで大爆発。ウメハラ選手は遠立ち中Kでペースを握りにかかりましたが,要所の対空に阻まれLoser'sへ。
- Loser'sの2回戦がスタート。まずはフランスのValmaster選手と,Ricky選手による試合。Ricky選手は,盟友Justin Wong選手の仇討ちなるか。
- Ricky選手の怒濤の攻めを,Valmaster選手がJustin戦でも見せた高い防御力で凌ぐ展開に。最後は救世主キックを読み切った気孔掌で美しすぎるK.O.を達成。
- Loser's2回戦第2試合は,ボンちゃん選手vs.ももち選手という日本人対決に。TOPANGAリーグではももち選手が辛くも勝利しましたが,今回は果たして?
- お互いに戦い慣れた相手ともあって,幾度も読み合いが変化する展開に。1-1で迎えた最終ラウンドでは,ももち選手の切れ味鋭い攻めが突き刺さり,ボンちゃん選手を撃破。
- 続いては,アメリカの若手実力派NuckleDu選手とふ〜ど選手という組み合わせに。フェイロンに対し,ガイルで守り切れるか。
- 1本先行されたあと,キャラ選択で長考するも結局はガイルを選んだNuckleDu選手。しかし,ふ〜ど選手が圧倒的な攻めでストレート勝ち。
- PR Balrog選手vs.ウメハラ選手の戦い。ウメハラ選手の殺意リュウに対し,同キャラでなくバイソンを選んだPR Balrog選手。その選択は吉と出るか凶と出るか。
- 的確な間合い管理で殺意リュウの間合いを外し,最後はなんと赤セビでウメハラ選手を沈めたPR Balrog選手。巻き起こるUSAコール。ガッツポーズで大歓声に応えます。
- Winner'sトーナメントに移り,Ryan選手vs.Luffy選手の試合が開始。これまでリュウで勝ち進んできたRyan選手は,ここで殺意リュウを選択。
- 1本先行されたRyan選手は,再びリュウにキャラ変更。しかしソウルサテライトに守られたLuffy選手の牙城はついに崩せず敗退。Loser'sにまわります。
- EVO2012覇者Infiltration選手とEVO2013覇者Xian選手の試合。この勝者がEVO2014覇者に挑みます。豪鬼と元,共にEVOを制したキャラを選択。
- 3ラウンド目にフルゲージを貯め残影コンボで勝負を決めるXian選手得意の戦術は健在。Winner's Finalは,EVO2013覇者対EVO2014覇者のカードに。
- ウメハラ選手を撃破し波に乗るPR Balrog選手と,重戦車・ふ〜ど選手がLoser'sで激突。TOPANGAワールドリーグではふ〜ど選手の圧勝でしたが,今回は?
- 序盤はふ〜ど選手が優勢に進めるも,乾坤一擲のバッファローヘッドバッドを幾度も決めたPR Balrog選手が大逆転。残る日本人はももち選手のみとなりました。
- Loser's3回戦の最終試合は,ももち選手のケンとValmaster選手の春麗という組み合わせに。ここでの勝者がRyan選手に挑みます。
- 覇山蹴へのセビキャンダッシュ〜強昇竜拳など,冷静沈着な春麗対策が完璧に機能し,ももち選手が2-0でストレート勝利を果たしました。
- Infiltration選手vs.PR Balrog選手といえば,思い起こされるのはEVO2013。今回もまずはメインキャラ対決から
- ウルコンミスに冷静な対処をしたInfiltration選手が勝利。しかし会場からはPR Balrog選手の健闘を讃える拍手が。
- 続いてRyan選手とももち選手の戦いが開始。ももち選手にとってはWinner's2回戦の雪辱戦です。使用キャラも変わらず,リュウケン対決となります。
- 昇龍セビ滅の切り返しで先行するRyan選手でしたが,残り体力1割まで追い詰められたももち選手が怒濤の攻め。最後は紅蓮旋風脚コンボで大逆転。会場が揺れました。
- 続いて,ももち選手はPR Balrog選手を破ったInfiltration選手と激突。豪鬼とケンの戦いです。
- 手に汗握る地上戦を見せた両者ですが,ももち選手の攻めの切れ味が一歩上回り,2-0でストレート勝利。見事Loser's Finalに駒を進めました。
- 休憩を挟んだあとは,Luffy選手とXian選手によるWinner's Finalです。写真はPR Balrog選手の大活躍に沸く観客達。
- 日本人最後の一人となり,その双肩に期待がかかるももち選手。立ちふさがるのは,共にEVO覇者・Luffy選手とXian選手です。
- Winner's Finalにて,Luffy選手のローズとXian選手の元が激突。2014と2013,Grand Finalに駒を進めるのは,どちらのEVO覇者か。
- Winner's Finalは,Xian選手が圧倒的な立ち回りのうまさを見せストレート勝ち。EVO2014と同様,Luffy選手をLoser'sに叩き落としました。
- Loser's Finalはももち選手とLuffy選手が激突。インタビューで語っていたように,ももち選手にとっては雪辱戦ともなる試合です。
- Luffy選手のソウルサテライト絡みの攻めを凌ぎ切り,さらに画面端での強烈な攻めを成功させたももち選手が,悲願のリベンジ達成! Grand Finalへ。
- Grand Finalがいよいよ開幕。Winner's側で待ち受けるEVO2013覇者・Xian選手に対し,Loser's側のももち選手はまずリセットを目指します。
- Xian選手は初戦でポイズンを選択。なおSouth East Asia Major 2014では,Xian選手の元をももち選手のケンが破っています。
- Grand Finalからは3試合先取となります。2-1と先行したももち選手に対し,Xian選手はキャラクターを元に戻しました。
- 元へのキャラチェンジが活き,1試合取り返したXian選手ですが,ももち選手が幾度となく見せてきた胆力で見事リセット! 続く3試合を先取した選手が優勝です!
- リセットを達成したあとのももち選手はまさに怒濤の一言。的確な地上戦とときに大胆な攻めを駆使し,見事CAPCOM Cup 2014の覇者の座に輝きました!
- Capcom Cupに続いて,ストリートファイターVのデモがスタート。小野Pはなんとナッシュの格好で登場!?
- 小野P「Capcom Cupは来年も開催します。そして,賞金は$50万(約6千万円)に増やします!」
- 続いてはストリートファイターVのプレイアブルデモが! Mike Ross氏とCombofiend氏がリュウと春麗でバトル。スパコンゲージの本数が違う……?
- 公開された「ストリートファイターV」トレイラーには,ナッシュとおぼしきキャラクターの姿が!
- Capcom Cup Finalsはこれにて終了。熱い戦いを繰り広げた選手の皆さん,ありがとうごいました。そして見事優勝を果たしたももち選手,おめでとうございます!