イベント
RESIDENT EVIL.NETとの連動要素も公開された,「バイオハザード リベレーションズ アンベールドエディション」のメディア向け完成披露会をレポート
本作は,2012年1月に発売されたニンテンドー3DS用ソフト「バイオハザード リベレーションズ」をHD化し,さまざまな新要素を加えたタイトルだ。そのテーマは「原点回帰」で,対バイオテロ部隊「BSAA」が設立されて間もない時期の物語が,ジル・バレンタインとクリス・レッドフィールドの2人を中心に描かれる。
本イベントでは,本作のプロデューサーである竹中 司氏が,ゲームの魅力をあらためて説明するとともに,Webサービス「RESIDENT EVIL.NET」との連動要素,Wii U版の独自要素,そして各種コラボ情報などを紹介した。本稿では,その模様をレポートしよう。
ちなみに,本日公開された本作のプロモーションムービーでは,日本語吹き替えを担当した声優も紹介されているので,気になる人は以下のムービーをチェックしてほしい。
なお,同時開催された先行体験会では,本作のPS3版/Xbox 360版/Wii U版が用意されており,6月11日に配信予定の追加DLC「感染レイチェル」(関連記事)でレイドモードをプレイできた。こちらの模様は後日あらためてお伝えするので,お楽しみに。
「バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション」公式サイト
イベントの冒頭では,カプコン パブリシティ企画推進室 室長の萩原良輔氏が挨拶。「バイオハザード リベレーションズ UE」は,PS3/Xbox 360/Wii U/PCという4つのプラットフォームで同時発売するというチャレンジに取り組んだタイトルであることを紹介。また,プレイすればその魅力が分かってもらえると思い,体験会という場を用意したと,その完成度に自信をうかがわせていた。
カプコン パブリシティ企画推進室 室長の萩原良輔氏 |
「バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション」プロデューサーの竹中 司氏 |
次に,プロデューサーの竹中氏が本作の特徴をあらためて説明した。
「原点回帰」をテーマとした本作は,第1作「バイオハザード」を彷彿とさせる世界観が特徴で,舞台となるゴーストシップ「クイーン・ゼノビア号」における閉塞感や孤独感を,存分に味わってほしいとコメント。
また,最近の「バイオハザード」シリーズは,シューターとしての要素が強い傾向にあったが,本作はサバイバルホラーの要素を大切にしたと述べる。
端的な例で言えば,ゲーム内に出現する弾薬はそれほど多くはないため,登場する敵クリーチャーをすべて倒しながら進めようとすると,弾切れを起こすようなゲームデザインになっている。そのため,時には逃げることも重要になってくるのだ。
ただし,「ジェネシス」というデバイスを使えば,フィールドに隠された弾薬類や回復アイテムなどを見つけられるので,逃げ一辺倒になってストレスばかりが溜まるようなことにはならないとのこと。
本作で取り扱われている「クイーン・ゼノビア事件」は,ゲーム内では2005年の出来事で,時系列で言うと「バイオハザード4」と「バイオハザード5」の中間に当たる。「バイオハザード5」では国連直轄の組織だった「BSAA」が,まだ民間NGOとして活動していた時期であり,どのような経緯でBSAAが国連直轄の組織になるのか,本作のストーリーでその流れを楽しんでほしいと,竹中氏は語っていた。
なお本作のシナリオは,「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」や「交響詩篇エウレカセブン」の脚本を手がけたことで知られる,ストーリーライダーズの佐藤 大氏が担当している。
「バイオハザード リベレーションズ UE」には,新たな難易度である「インファーナル」が追加されている。その難度の高さは“凶悪”で,竹中氏は「開発者からの挑戦状」と述べていた。まずはカジュアル/ノーマルでクリアして,武器やアイテムを集めてからチャレンジしてほしいとのこと。
なお,3DS版で用意されていた難易度は,カジュアル/ノーマル/ハードの3つで,それぞれ敵のステータスが異なる程度の違いだったが,インファーナルでは,敵やアイテムの配置を含め,全体的にデザインし直されている。そのため,2周めでも“新鮮な恐怖”を味わえるようになっているという。
カスタムパーツの数は約2倍に増え,特殊効果が付与されたレア武器も存在する。また,キャラクターごとの固有スキルについても,コスチュームが違えば固有スキルも異なるというように,さらにバリエーションが豊かになっている。
ちなみに,レイドモードで使用可能な「感染レイチェル」「レディハンク」が,追加ダウンロードコンテンツとして6月11日に配信される。これらのキャラクターにも固有スキルが割り振られているので,気になる人は「こちら」の記事をチェックしてほしい。
レイドモードでは,以前のニュースでお伝えしたように,レイチェルとハンクの2人がプレイアブルキャラクターとして追加されている(関連記事1/関連記事2)。
竹中氏によれば,この2人をアンロックするまでのハードルは高いが,レイドモードにはやり込み要素が多いので,「気づいたらアンロックされていた」感じになるのでは,とのこと。また,ジル/クリス/キースの隠しコスチュームも追加されているので,そちらにも注目してほしいと話していた。
そして,Wii U版限定の要素として,Miiverseと連動した「クリーチャーボイス」というものがある。
本作のレイドモードでは,通信プレイで遊んだプレイヤー名がついた“WANTED敵”という強力なクリーチャーが登場することがある。Wii U版では,WANTED敵の頭上に,Miiverseに投稿されたメッセージを吹き出しとして表示できるのだ。なおWii U版は,Wii U GamePadだけでのプレイも可能となっている。
さらに本作は,「バイオハザード」シリーズのゲームと連動した無料Webサービス「RESIDENT EVIL.NET」(以下RE.NET)に対応している。
RE.NETでは,各種プレイ状況のデータを確認できるのをはじめ,プレイヤー参加型のオンラインイベントの実施など,オンラインに接続して連動させることで,よりゲームを楽しめるようになっている。
また,RE.NET内には「バイオハザード リベレーションズ UE」のショップが存在し,ゲームをプレイして溜めたポイントを使い,武器などを購入できる。もちろん,購入した武器はゲームで使用できるようになる。
また,RE.NETにアカウントを紐付ければ,ゲーム内のレイドモードショップでセールが突発的に発生するといった仕掛けも用意されているそうだ。
なお,3DS版では「救助物資」をすれちがい通信で入手できたが,本作ではRE.NETに接続することで,フレンドから救助物資をもらえる仕組みになっているとのこと。
竹中氏は最後に,本作の各種コラボ情報をあらためて紹介。以下に関連記事と合わせて掲載しておくので,詳細はリンク先の記事で確認してほしい。
■「バイオハザード リベレーションズ UE」新日本プロレスとのコラボTシャツが5月30日発売
■「バイオハザード リベレーションズ UE」のコラボメニューがカプコンバーとカラオケパセラに登場。5月23日から
■「バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション」と「graniph」のコラボTシャツが4月19日発売。ジルの姿やネガポジ反転風デザインなど4種
■「バイオハザード リベレーションズ UE」,オリジナルデザインのアクセサリーなどが発売決定
■「バイオハザード リベレーションズ UE」とミリタリーブランド「アルファ」のコラボウェアが登場。先行予約受付中
■「バイオハザード リベレーションズ UE」の公式ライセンスを取得したSennheiser Communications製ヘッドセットの発売が決定
■完全限定エアガン「サムライエッジA1 ジルモデル」2013年夏発売予定
発表会のレポートは以上だが,冒頭でも書いたように,本作のプレイレポート記事を後日掲載予定だ。RE.NETで使えるプレゼントコードもその際に合わせて公開予定なので,お楽しみに。
「バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション」公式サイト
- 関連タイトル:
バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション
- 関連タイトル:
バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション
- 関連タイトル:
バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション
- 関連タイトル:
バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション
- この記事のURL:
キーワード
(C)CAPCOM CO., LTD. 2012, 2013 ALL RIGHTS RESERVED.
(C)CAPCOM CO., LTD. 2012, 2013 ALL RIGHTS RESERVED.
(C)CAPCOM CO., LTD. 2012, 2013 ALL RIGHTS RESERVED.
(C)CAPCOM CO., LTD. 2012, 2013 ALL RIGHTS RESERVED.