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第1回から第99回までに取り上げたタイトルからイチオシゲームをピックアップする「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第100回
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印刷2012/11/02 10:00

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第1回から第99回までに取り上げたタイトルからイチオシゲームをピックアップする「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第100回

画像集#001のサムネイル/第1回から第99回までに取り上げたタイトルからイチオシゲームをピックアップする「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第100回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。

 オススメのスマートフォン向けゲームをほぼ毎日お届けしている「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だが,今回で記念すべき連載100回めを迎えることができた。
 連載開始当初はたった1人のライターで,月曜日から土曜日まで週6日更新と,ビックリするようなスケジュールでスタートした本連載も,現在はライターを4人に増員し,日々スマートフォン向けのゲームをプレイし続けている。そんなわけで,連載100回をひとまずの節目として,これまで取り上げたタイトルの中から連載陣イチオシゲームをピックアップしてみたい。

 ちなみに,選定した基準は,最も面白かったゲーム……ではなく,読者からのアクセス数が多かったゲーム……でもなく,大人の事情でヨイショしたいゲームでもない。あくまで筆者の独断と偏見で選んでいる。
 それでは,早速紹介していこう。


Pinball Crystal Caliburn II


 印象の強さだけで選ぶなら第1回で紹介した「ぐんまの野望」(iOS / Android)になるのだが,イチオシしたいのは第15回で取り上げた「Pinball Crystal Caliburn II」だ。
 本作は,いわゆるピンボールゲームだが,物理演算によるウソのないボールの動き,ストーリー性のあるギミック(得点要素)の配置,そしてゲームプレイを盛り上げるBGMなど,すべてにおいて,究極の出来といっていいだろう。「これがスマートフォンで場所を選ばず遊べるなんてすごい時代が来たもんだ」と感心してしまうほどである。本作は,350円(税込)の有料アプリだが,筆者は100回以上は余裕で遊んでいるので十分過ぎるほど元を取っているはず。(トリスター/牛澤庸二

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「Pinball Crystal Caliburn II」ダウンロードページ



浮遊大陸バトリクス


 本連載でもっとも執筆回数が多い筆者だが,それゆえに好きなゲームが多すぎてイチオシを選ぶのに苦労した。それでも,ゲーム性やグラフィックス,音楽,やり込み度など,総合的に完成度が高く,掲載後にも日々遊んでいた「浮遊大陸バトリクス」をプッシュしたい。これが無料でプレイできるんだから凄い世の中だ。うん。
 そのほかのタイトルで印象に残っているのは,「スキタイのムスメ:音響的冒剣劇」「Harbor Master」「Pygmies Hoglet」(iOS / Android)といったところ。「壁ドンの達人」や「ときめきメモリリーク」といった“ネタ系”の作品も印象的だった。(トリスター/目代将規

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「浮遊大陸バトリクス」ダウンロードページ



Aerox


 これまでの人生を振り返ると,コアゲーマーだったと自負している筆者だが,本連載では,あまり“深さ”を求めず,シンプルに遊べるものを好んでプレイしてきた。また,タッチ操作に必然性があるものを評価したがる傾向にある。
 そんな前置きはさておき,紹介してきた作品の中で一番のお気に入りは,第30回で取り上げた「Aerox」。果てしなく広がる大空と海を見ているだけで,吸い込まれるような気分になってくる。端末を傾けて遊ぶゲーム性ももちろん好みだが,それ以上に,サウンドを含めた無機質な雰囲気に惹きつけられてしまった。
 あとは先日紹介したばかりの「Flight!」もお気に入り。とりあえず,セール価格で販売されていると節操なくダウンロードしまくってしまう貧乏性は何とかしたいところである。(トリスター/慈空宇砂利

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「Aerox」ダウンロードページ



Perfect Balance:Harmony


 イチオシは,前回の本連載で取り上げた「Perfect Balance: Harmony」。ここだけの話だが,夢中になりすぎて,全てクリアするまで原稿が1文字も進まなかったほどだ(笑)。物理演算を活用したゲームは,そのアナログっぽさがスマートフォンのタッチ操作とマッチしていて,“やおらマイブーム”(死語)になっている。
 ゲームらしさという意味では,第76回で紹介した「グルーヴコースター」が印象的で,“遊び”と“視覚”と“音楽”の一体感は,このタイトルならではといえるだろう。第96回の「CRC Pro-Cycling」に自転車ファンが反応してくれたのもそうだが,本連載に関わっていなかったら,一生出会わなかったであろうゲームをプレイできているのはうれしいところだ。(ライター/馬波レイ

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「Perfect Balance: Harmony」ダウンロードページ



 ……というわけで,連載陣イチオシの作品を紹介したら,何だか大団円を迎えたような感じになってしまったが,連載100回めはあくまで節目に過ぎない。今後も(ほぼ)日刊で愉快なスマホゲームをもりもり紹介していくので,期待していてほしい。

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